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3名無しさん@おーぷん :2016/08/22(月)08:36:21 ID:???

【日本の道路は、これ以上作る必要がない → のウソ】

マスコミで『日本の道路は、もうこれ以上作る必要がない』と言っている人たちが根拠としているのが『可住地面積あたり道路延長距離』である。
確かに『可住地面積あたり』で比較すると、日本の道路の長さは、高速道路延長距離も全道延長距離も、主要国で最長だ。

それも『圧倒的に』長い。
何しろ、日本の『可住地面積あたり道路延長距離』は、イギリスの5倍だ。

確かに『可住地面積あたり』の指標だけを見ると『日本の道路は長すぎる』という主張が説得力をもつ。
マスコミで『道路不要論』が、展開される場合は、ほぼ確実にこの事実が根拠として掲載される。

しかし『可住地面積あたり道路延長距離』は、世界的にはまったく使われていない指標だ。
完全に日本のオリジナルである。

しかも、日本の道路の専門家には、まったく使われていない。
つまり、現場では役に立たない。

要するに『可住地面積あたり道路延長距離』とは『日本の道路は長すぎる』という『ウソ』を広めるために『奇妙な人々』が、発明したインチキ指標なのだ。
何しろ、道路は、可住地面積(人の住めるところの面積)の中にも建設されるが、もっと大事なのは『可住地と可住地をネットワークで結ぶこと』なのである。

特に、物流に使う高速道路はそうだ。
トラックが高速道路を使い、町から別の町の工場に、貨物を運ぶ、工場から、日本全国の配送センターに製品を届ける。

別の町の配送センターから、さらに別の町の消費者に製品が配送される。
このように『可住地から可住地へ』貨物や人を運ぶのが道路の役割なのだ。

重要なのは『可住地から可住地までの道路の充実度』であって、可住地「内」の道路の充実ぶりを比較しても意味がない。
道路が産業に有利に働くには、可住地と可住地を結ばなければならない。

しかも、一本の道路が事故で通れなくなっても、別のルートで迂回可能なように、ネットワークが成立していなければならない。
しかも、日本は山がちで可住地面積が極端に小さい上に、可住地と可住地が、これまた極端に離れている。

そこで『自動車一万台あたりの高速道路の延長距離』で国債比較してみると、先進国はもちろん、韓国と比べてさえ負けている。
『日本の道路は長すぎる』とか『もう高速道路は必要ない』などというマスコミは、いったいどこの『ファンタジー世界』のことを言っているのだろう。

要するに『日本の道路は不十分』という事実を隠すために『可住地面積あたり道路延長距離』という指標が発明され、日本社会に『日本の道路は長すぎる』という『ウソ』が定着してしまった訳だ。

【参考文献】黄金の復興計画 成長を阻む道路不要論から脱却せよ 角川書店 三橋貴明著
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