- -pv
スレッドの閲覧状況:
現在、- がスレを見ています。
これまでに合計 - 表示されました。
※PC・スマホの表示回数をカウントしてます。
※24時間表示がないスレのPVはリセットされます。

【R-18】青年「呪われた人生から解放されたい」【ファンタジー・安価あり】

1dIyawG2tTC.U:2018/10/22(月)08:05:52 ID:2Ml()

・ファンタジーな世界観で人生ハードモードを生き抜けるかどうかなお話
・エロ、グロ、残虐描写有り
・人物安価や行動安価有り
・地の文は会話文だけでは表現できそうにない部分にちょこんと入れるだけ(故に雑)
・プロローグ部分だけは安価無しです

以上がよろしければ読んでやってください…
2dIyawG2tTC.U :2018/10/22(月)08:11:48 ID:2Ml()

……………
…………
………
……




「……い、おい…おまえ…大丈夫か?おい」

喋れない青年「………?」
  
お喋りな男「おまえ何かすげー顔色悪かったぞ、大丈夫か?」

お喋りな男「……でもまぁ、あんな叫び声が聞こえたらそうなるよな…」

喋れない青年「…………」

お喋りな男「…?なんだ、おまえ喋れねーのか…そりゃ失礼したぜ…」

見張りの兵「うるさいぞ死刑囚どもが!!今から死ぬくせに喚くんじゃないッ!!」ガンッ

お喋りな男「ちっ…うるせーのはテメーだろうが、こんな地下の狭苦しい廊下ででかい声出しやがって」

お喋りな男「知ってるか?ここにいるのって罪人だけじゃ無いんだぜ、領主の意見に反発したヤツやちょこっと悪口言っただけで死罪にさせられてるヤツもいる……俺は後者なんだけどな」

お喋りな男「少し陰口叩いただけでこのザマだぜ…?帝国はホントにクソの集まりだ……ったくよぉ、こんなことになんなら妹と仲直りでもしとけば良かったよ」
3dIyawG2tTC.U :2018/10/22(月)08:14:50 ID:2Ml()

お喋りな男「実はな…懐に写真が隠してあるんだ、すげー昔のだけど両手が塞がってなかったらお前にも見せてやりたかったぜ」ボソッ

見張りの兵「何をぼやいている、次は貴様の番だ!とっとと部屋の中に入るがいい!」ドンッ

喋れない青年「…っ!」

お喋りな男「……っと、さながら地獄の門ってヤツだな、さすがにぶるってきたぜ」

お喋りな男「すまねぇな……見ず知らずのヤツに愚痴っちまってな、最後ぐらいカッコよく死にたくて見栄を張っちまったんだ、ホントはすげーこえーよ……」

お喋りな男「…それじゃあな、あの世でまた会えるといいな」


ギイィィィ………バタンッ


喋れない青年「…………」

見張りの兵「ふん!ようやくうるさいのがいなくなったか、しかし貴様も可哀想なヤツだ……今際の時でさえ恐怖を口にすら吐き出せぬのだからな」

喋れない青年「…………」

扉の奥『………がっ…』

喋れない青年「…?」

扉の奥『ぐあああががががあががががっっ!!!!!!あ"あ"あ"あ"ッッッgagagaaaaaあァaaaッッッッ!!!!!!ああ"あ"ァがァあぁあッッッ!!!!?!?!!!』

喋れない青年「っ!」

扉の奥『あ"あ"…っ……ぁ……………………………………………」



…………………。
4dIyawG2tTC.U :2018/10/22(月)08:55:57 ID:2Ml()

ギイィィィ



見張りの兵「断末魔までうるさいヤツだったな……まぁあ処刑に耐えられる者などいないだろうが…」

見張りの兵「さぁ次は貴様だ!せめて領主様のご機嫌を取りながら逝くんだな、俺達のためにも」ドンッ

喋れない青年「……っ!」


バタンッ


イカれた領主「ぬふふ…中々イきの良い者が来おったな、お主はどんな悲鳴を上げるかのう?」

兵士1「跪け罪人!!」シャキン

兵士2「これからお前の処刑に移る」

イカれた領主「……ぬっ?お主よく見ると…」

イカれた領主「ほほっ!あの時下民の子どもを庇った唖者ではないか!これは面白い!!」

喋れない青年「…」チラッ
5dIyawG2tTC.U :2018/10/22(月)08:58:47 ID:2Ml()

お喋りだった男「」

喋れない青年「…っ!!」

イカれた領主「その者はあれだけ強がってたにも関わらずあっさりと断末魔をあげてくたばりおったわ……愉快な姿であったぞ!…さて」コトン

喋れない青年「!」キッ

イカれた領主「この甕は呪われた遺物であってな、その昔何かの儀式に使われていたらしいのだがそれはどうでも良い」

イカれた領主「この甕の中には穢気と呼ばれる呪いが封じられており、その呪いを受けた者は想像を絶する痛みを、そして絶望を味わうことになる…私はこの刑を穢気の刑と名付けた」

イカれた領主「これまでの者はこの刑に耐えきれずに死んでいった…私はその穢気を受けた者が苦痛にまみれ、命乞いをし、無惨に果てる姿を見るのが堪らなく好きなのだ!」

喋れない青年「…っ」ジタバタ

イカれた領主「喋れぬお主も、ひょっとしたら声をあげられるようになるかもしれないな……命尽き果てる間際の断末魔をな」ニタァ

兵士3「領主様、甕の蓋を開ける準備が整いました!」

イカれた領主「ほうそうか………では」

イカれた領主「哀れな貴様に私が声を授けよう、下民」
6dIyawG2tTC.U :2018/10/22(月)10:29:51 ID:2Ml()

ズズズズズズッ…

ゴォッ!!

喋れない青年「…………っ!?…!!!!!」ビクンッ

喋れない青年「!!!!!っっ!?!!ッッッ!!!?!!!!?!?…フーッ!フーッッ!!!!!!!!」ビクビクッビクンッ!!!

イカれた領主「いいぞ…いいぞォ!!良い反応だっ!!さぁ悲鳴を上げよ!!貴様らの苦痛に悶える姿が!私にとって何よりの馳走になるのだ!!!」

喋れない青年「…!!ッ!!!!!!」ピクピクピク…ビクンッ



生まれつき喉の病気で声一つあげずに生まれてきた。


そんな彼を育ててくれた母親も内乱に巻き込まれて死んだ、以来彼はずっと一人で生きている。

これ以上の不幸はごめんだ。そう言い聞かせて喋れないながらも仕事はこなしつつ他人と距離を置き、厄介事にも関わらないようにしてきた。

だけど目の前の領主が粗相をした町の子どもを踏みつけようとした時、正義感なのか同情心なのかは分からないが彼の体は勝手に動き子どもを助けていた。


そのせいで領主の逆鱗を買ってしまい、彼の人生は今こうして幕を閉じようとしている。


しかし…
7dIyawG2tTC.U :2018/10/22(月)10:46:16 ID:2Ml()


『ほう…我が魔素に侵され思考を保てる余裕があるか、しかし命脈の方は辛うじてと言ったところか』


(………なんだ?誰の声なんだ?)


『良いだろう、オマエを混沌の皇たる我が依り代にしてやろう……そうすることでオマエはこの場を生き延びられるだろう』


『その代わり貴様には我が完全復活のために働いてもらうとしよう、なに…貴様が嫌だと言っても依り代になれば我が宿業が勝手に刻まれる』

『そうすれば貴様は絶対に逃れる事はできない、さぁ…貴様に贈り物だ、祝福のラッパを盛大に吹きならすが良い!!』





喋れない青年「………く…ッッッガアアアァァァァァアアアア!!!」

イカれた領主「おひょ!?良いぞォ!もっともっと聞かせるのだー!!!」
8dIyawG2tTC.U :2018/10/22(月)11:07:05 ID:2Ml()


喋れない青年「……ッ、ぁ…」ドサッ

イカれた領主「………むっ?まさかもうくたばったのか、……つまらん」

イカれた領主「死に逝く者の絶叫が、散り果てる際の断末魔が最高良いと言うのに…!おい起きろ!もっと貴様の叫び声を聞かせ」




ザンッ


イカれた領主「……あひゃ?」ポタポタ



領主の片腕「」ゴロン

イカれた「は、ハギャアアァァアア!?う、腕が!!私の腕がぁぁぁあああ!??!?」

兵士1「お、おい貴様動くな!」
兵士2「動くとただでは」

喋れない青年?「『邪魔だ、消えろ』」ブワッ

兵士1「動くなtoっ」ズパッ
兵士2「すmaっ」グチャ

兵士3「…あ、紅い…翼…?」ザンッ


青年がそう唱えると背中の左側から鮮血の如き紅き翼が噴出し、取り囲む兵士の首を、胴体を真っ二つに裂いた。

新着レスの表示 | ここまで読んだ

名前: mail:





【R-18】青年「呪われた人生から解放されたい」【ファンタジー・安価あり】
CRITEO