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【IS×クロマティ】魁!! IS学園【リメイク】

1名無しさん@おーぷん:2018/10/13(土)01:00:24 ID:TqU()
SSVIP速報から来ました
よろしく
↓旧アドレス(繋がらない)
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193名無しさん@おーぷん :2018/10/13(土)16:28:08 ID:TqU()
一夏「はい、はい、わかりました。すぐに伺います。はい、失礼します」 プツッ

メ簪『メカラッタ』 コトッ

一夏「ん、ありがとなメ簪」

鈴「すっかりケータイ感覚で使われてるわね、メ簪」

シャル「で、何て?」

一夏「ああ、やっぱり倉持技研に行ってたらしい」

鈴「何やってんのよアイツは!?」

セシリア「おおかた装備の調達に向かったのですのね。ゴレ奈さんに対抗心メラメラですわ」

箒「それで、すぐに出発するのか?」

一夏「ああ、俺とゴレ奈の2人で行ってくるよ」

鈴「え゙、ゴレ奈と!?」

一夏「どうも交換条件らしくてなあ、断れなかった」

3年生「交換条件って‥‥」

ラウラ「性能の高いゴレ奈の価値に目をつけたわけか」 チッ

一夏「とにかく行かないとラチがあかないからさ、行ってくるよ」

箒「き、気をつけてくれ!!」

一夏「ああ!!」 スタスタ

ゴレ奈『‥‥』 ズンズン

シャル「行っちゃったね‥‥」

ラウラ「ああ‥‥」

セシリア「思えばわたくし達、ゴレ奈さんとは、ほとんどお話できませんでしたわね」

箒「‥‥淋しくなるな」
194名無しさん@おーぷん :2018/10/13(土)16:30:13 ID:TqU()
──倉持技研

一夏「どうも‥‥先ほど連絡させてもらった織斑です」

ヒカルノ「やあやあ待ってたぜぇ一夏くん!!」

一夏「うわっスク水の化け物」

ヒカルノ「ほ~~、いいゴーレムじゃないの~♪」

一夏(いいゴーレムって何だ?)

ヒカルノ「じゃあこっちのお古は返しとくよ。約束だからね」

一夏「‥‥それじゃ2人とも。これでお別れになるけれど‥‥わかってくれるよな?」

ゴーレムI・III『‥‥』 コクリ

一夏「じゃ、ここで幸せに暮らすんだぞ、ゴレ奈」

ヒカルノ「おーい、そっち持って帰る方の機体だぞお一夏くん」
195名無しさん@おーぷん :2018/10/13(土)16:30:36 ID:TqU()
──IS学園

鈴「──それはそれは変な所長さんだったわね」

一夏「まあ何にせよ、ゴレ奈も幸せに暮らしていけると思うよ」

箒「けれど、その前に念のためひとつ確認しておきたいのだが‥‥またゴレ奈とゴレ美を間違えて連れ帰ってきていないだろうな」

一夏「ハハハ、箒も心配性だなあ」

ゴーレムI『‥‥』

一夏「ホラ!! 間違いなくゴレ美だろ?」

シャル「あ~~~よかったよかった。これでホッとしたよ」

セシリア「当たり前ですわ。いくら一夏さんでもそう同じミスを何度もくり返す訳ありませんわ」

一夏「それじゃ‥‥」

全員「改めてよろしく、ゴレ美ちゃん!!」

ゴーレムI『‥‥!』 プシューーーーッ

ゴーレムIII『‥‥』 ピロロロロロッ

ゴーレム?『‥‥』 グポーン

全員「」

鈴「な、何でゴレ奈も帰ってきてんのよ!?」

シャル「しかも更に1機増えてるし!!」

一夏「あっ、倉持技研からメールが」

ヒカルノ『すまん、やっぱムリぽ。手に負えないす』

全員「何じゃそりゃぁぁぁぁぁ!!」
196名無しさん@おーぷん :2018/10/13(土)16:31:16 ID:TqU()
IS学園 身体測定

山田「では、こちらに並んでいる方は体操服を脱いで、下着姿になってくださいねー」

九段下「っだよ、かったり~なあ」 ヌギヌギ

谷本「ホントに織斑くんが測定するの?」 ヌギヌギ

相川「ええええ、うそうそっ!? 私、昨日、ごはんおかわりしちゃったのに!」 ヌギヌギ

のほほん「やっほー、おりむ~。へへー、めっちゃんさんの秘策炸裂だね~」ヌギヌギ

箒「‥‥鈴。後でブラジャー貸してくれ」

鈴「何に使うのよ!?」

一夏(マ、マジで俺が測定するのか‥‥。千冬姉から目隠しもらったけれど、これ結局スケスケだから意味ねーんだよなあ)

山田「では最初の方、どうぞ~」

一夏(うわっもう来た!!)

メカ無『ハァイ♪ ちゃんと測ってくれないと、お姉さん怒っちゃうゾ

一夏(何で1年生じゃないアンタが来てんの!?)

メカ無「は・や・く♪」

一夏「は、はい。じゃあメジャーあてますのでちょっと冷たいですけれどガマンしてください」 マキマキ

メカ無『‥‥』

一夏「‥‥」

一夏(これってはたから見ると、俺のやってる事ってすごいバカみたいに思えるんだけど‥‥)

メカ無『‥‥織斑くん?』

一夏(いや、いかんいかん。邪心を振り払え!! 測定に集中するんだ!!)

一夏「じゃ、次はウェストを測りまーす」

メカ無『そこはもうすでにヒップよ?』

一夏「な!?」

一夏(それって‥‥3サイズ全部一緒って事か‥‥!?)
197名無しさん@おーぷん :2018/10/13(土)16:32:36 ID:TqU()
一夏(もういい‥‥気を取り直して次にいこう)

マドカ「お願いします」

一夏「いや教師は病院で測定してもらえよ千冬姉!!」

マドカ「黙って測れ。ころがすぞ」

一夏「えー‥‥」

マドカ「‥‥」

一夏「‥‥じゃあとりあえずちゃんと脱いでくれないか?」

マドカ「ブラもショーツも脱げというのか? ころがすぞ」

一夏「そのいっつも展開してるハイパーセンサー取れっつってんの!!」
198名無しさん@おーぷん :2018/10/13(土)16:33:02 ID:TqU()
山田「次の方どうぞ~」

?「……」

一夏(ん? 誰だコイツ?)

?「早く‥‥測ってくれ‥‥」

一夏(はて、鈴とラウラ以外に貧乳の女子なんて居たっけか?) マキマキ

?「‥‥」

一夏「えーと、バスト72cm‥‥」

?「なぜ声に出して言う!?」 ガタッ

一夏「いや記録になんねえだろ!!」

?「残すな!!」

一夏「なんでだよ!?」

山田「ええと、篠ノ之さん。もう少し静かに──」

一夏「ええっ!? お前、ほうk」

箒「うわぁぁぁぁっ(泣)!!」 ゴッス

ドサッ
199名無しさん@おーぷん :2018/10/13(土)16:33:29 ID:TqU()
山田「大丈夫ですか、織斑くん?」

一夏「は、はい‥‥。次の、女子は──」

山田「え? いえ、今のゴレ美ちゃんで最後です」

一夏「え」

山田「だいぶ記憶が飛んじゃってるみたいですね‥‥今日はゆっくり休んでください」

一夏「あの‥‥内容を全然憶えてないんですけれど‥‥」

山田「‥‥その方がいい気がします」

一夏「?」





一夏「──で、あの後冷静になって思い出そうとしたんだが‥‥」

箒「ああ」

一夏「ゴレ美の体位測定をした憶えしかない」

箒「自業自得だな」

一夏「やっぱり俺、何かしたのか‥‥?」

箒「知らん」

一夏「????」
200名無しさん@おーぷん :2018/10/13(土)16:33:55 ID:TqU()
放課後 IS学園 屋上

鈴「それじゃ箒はお父さんに顔似てんのね‥‥ちょっと見てみたいけれど」

箒「ああ‥‥けれど父さんは巨乳ではないぞ」

ラウラ「そんな父親いてたまるか」

鈴「そう言えばあのビデオを見て思ったけれど、セシリアは絶対お母さん似でしょ」

セシリア「ええ! 皆さんもご存知の通りですわ。このヘアースタイルは亡き母を想って模ったものですの」

箒「やっぱりな」

鈴「そう言えば……え~~と……」

三年生「‥‥」

鈴「‥‥アンタは、お父さんとお母さんどっちに似てんのよ?」

三年生(ア‥アンタ……!?)

三年生「ううん‥‥私はおバアちゃんに似てるから‥‥」

鈴「なぁ~~んだおバアちゃんかあ、アハハハハ」
201名無しさん@おーぷん :2018/10/13(土)16:34:26 ID:TqU()
箒「ところで、子供の頃の夢ってあったよな? ラウラ、お前は何だった?」

ラウラ「私か? 立派な夫だ」

セシリア「慎ましいですけれど、それを言うなら妻では?」

箒「シャル、お前は子供の頃どんな夢があったんだ?」

ホイットニー(シャル空腹形態)「エンダァァァァアアアアイヤァァアァァアアアアア」

鈴「もう何言ってんのよ。この状態のシャルに何聞いても無駄よ。‥‥聞けても暗い過去しか出てこないだろうし」

箒「──それで、え~~と‥‥」

三年生「………………」

箒「先輩は‥‥」

三年生「いい加減にしてよ!!」

全員「!?」

三年生「さっきから貴女たち私のことを『アンタ』とか『先輩』だとか呼んでるけれど、お願いだからちゃんと名前で呼んでよ!!」

鈴「名前って言ったって‥‥」 チラッ

箒「なあ‥‥」 チラッ

三年生「まさかと思うんだけれど‥‥私の名前を知らないなんてコトないよね‥‥?」

箒「‥‥」

セシリア「‥‥」

鈴「‥‥」

ラウラ「‥‥」

ホイットニー「‥‥」

三年生「‥‥」

全員「‥‥ごめんなさい‥」

三年生「え、ウソ!? 知らないの!? 私、もうすぐみんなと半年の付き合いになるのに!?」
202名無しさん@おーぷん :2018/10/13(土)16:35:13 ID:TqU()
ガラララ

メカ無『あら、みんなここにいたの』

メ簪『メカラッタ』

箒「メカ無さん、メ簪!!」

三年生「メカ無ちゃん~~!!」 ダッ

メ簪『メカラ゙ッ』 ドゲシッ

鈴「あっメ簪が蹴り飛ばされた!!」

三年生「メカ無ちゃん‥‥メカ無ちゃんは長いつきあいだし、いくらなんでも私の名前知ってるわよね?」

メカ無『‥‥』

3年生「‥‥」

メカ無『Access to databank』

三年生「データバンクにアクセスしないと分かんないってどういう事!?」

メカ無『!?』 ビーッビーッビーッ

全員「!?」

三年生「何? どうしたの!?」

メカ無『‥‥データが壊れてて読み込めない』

三年生「何で!?」

鈴「‥‥三年生全体のデータが?」

メカ無『いいえ‥‥なぜかこの人のデータだけ破損してる‥‥』

三年生「ピンポイント過ぎない!?」
203名無しさん@おーぷん :2018/10/13(土)16:35:47 ID:TqU()
3年生「もういいわ、わかったわよ!! じゃあ改めて自己紹介するわ!! 私の名前は‥‥」

箒「‥‥ところで話は変わるが‥‥一夏はどこ行った?」

鈴「ゴレ奈の事で倉持技研に直談判しに行ったみたいよ」

3年生「ちょっと!? いくらなんでもそれはないでしょォ!?」

セシリア「お二方‥‥確かに今のはひどすぎますわ‥‥」

ラウラ「ああ‥‥ここは黙って先輩の名前を聞いてやるべきだろう」

鈴「まぁ‥‥確かにアタシも大人気なかったわよ‥‥」

箒「すみません、先輩‥‥」

3年生「ありがとう──って言うのもおかしいけれど…じゃあ自己紹介させてもらうわ‥‥。私の名前は‥‥」

バシャ

セシリア「キャッ! ホイットニーさんがジュースをこぼしてしまいましたわ!!」

ホイットニー(シャル空腹形態)「エンダァ‥‥」 ベト...

3年生「あぁ~~っも~~!! どいてっ!! 私が拭いてあげるから!!」
204名無しさん@おーぷん :2018/10/13(土)16:36:20 ID:TqU()
──一分後

三年生「どう!? キレイになったでしょ!? もう汚さないでね!!」

ホイットニー(シャル空腹形態)「エンダァ‥‥!!」 ピッカピカ

鈴「すっごい‥‥ちょっとしたコツだけでキレイになるもんなのね‥‥」

箒「先輩‥‥主婦に向いてるんじゃないですか?」

三年生「そりゃどうも‥じゃ、言うわよ‥‥。私の名前は‥‥」

ラウラ「む‥もうジュースがないぞ」

セシリア「ノドがかわいて死んでしまいそうですわ~~」

三年生「わかったわよ!! 今すぐ買ってくるから!!」

──五分後

三年生「30本買ってきたわ!! お金は要らないから大事に飲んでね!!」

箒「先輩‥‥もうお母さんみたいですね‥‥」

セシリア「自身の名前を言うためだけにここまで必死になる方は初めて見ましたわ‥‥」

三年生「よーし!! じゃ、言わせてもらうわよ!! 私の名前は‥‥」

ピピピッピピピッ

全員「!?」

鈴「ちょっと‥‥これ先生からの専用回線よ!?」

セシリア「何かあったのかしら‥‥」

3年生「」
205名無しさん@おーぷん :2018/10/13(土)16:36:48 ID:TqU()
山田『皆さん聞こえますか!? たった今、本校は所属不明部隊の襲撃を受けています!! 一般生徒は既に大半が緊急シェルターに避難を開始しています!! 各学年の専用機持ちの皆さんは至急マップの誘導に従い移動してください!!』

ブツッ

鈴「みんな聞いたわね!? すぐに向かうわよ!!」

全員「応ッ!!」 ダダダッ

3年生「‥‥」

メカ無『さあ先輩!! 急いでシェルターへ──』

3年生「‥‥ふっふふふ──」

メカ無『何してるんです!? さあ早く──』

3年生「アハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!」

メカ無『!?』

3年生「そう‥‥そんなにみんなは私の名前を聞きたくないの‥‥?」 ユラァ

メカ無『せ、先輩‥‥?』

3年生「‥‥いいよ? いいよいいよいいよ!? 別にいいよォォォォ!?」 グリン

メカ無『』

3年生「‥‥そっちがその気なら、こっちにも考えはあるもの」

メカ無『‥‥』

メ簪『メ、メカラッタ‥‥』
206名無しさん@おーぷん :2018/10/13(土)16:37:09 ID:TqU()
──IS学園 廊下(封鎖区域)

ドカァァァン

アンチネイムドA「‥‥防壁の爆破完了。この先は一直線です」

アンチネイムドB「ブリーフィング通りだ。障害となる勢力には実力行使で対応、そのまま地下特別区画を目指す」

アンチネイムドA「了解」

アンチネイムドC「分隊長、多少遊んでも構いませんね?」

アンチネイムドB「‥‥ヴェイル4、我々は特殊部隊であって虐殺者ではない。余計な私刑は極力避けろ」

アンチネイムドC「‥‥」

アンチネイムドB「ただ“汚す”のは構わん。それぐらいのガス抜きは許す」

アンチネイムドC「ははっ、そうこなくちゃ!」

アンチネイムドD「ヴェイル4、独り占めはよしてくださいよ?」

アンチネイムドE「俺らだって溜まってんだ。分け前は残してくれよ」

アンチネイムドC「当たり前だろ? 女ってのはちゃんと人数分相手にできるような身体になってんだからなぁ」

下衆野郎共「ギャハハハハハ!!」

アンチネイムドB「私語は慎め。ヴェイル3、アイツらを黙らせろ」

アンチネイムドA「」

アンチネイムドB「ヴェイル3? 復唱しろ」

アンチネイムドC「あれぇ? アレ、誰です?」

アンチネイムドB「?」

3年生「‥‥」
207名無しさん@おーぷん :2018/10/13(土)16:38:29 ID:TqU()
アンネイムドE「何だアイツ?」

アンネイムドC「警戒されている専用機持ちの中にはいねえぞ」

アンネイムドD「って事は、逃げ遅れた生徒ですかねえ?」

アンネイムドB「‥‥」

アンネイムドD「どうしたの、お嬢ちゃん? ちゃんとシェルターに避難しなきゃダメだろう?」 スタスタ

3年生「‥‥」

アンネイムドD「先生の言う事をキチンと聞かなきゃ、悪いヒトに乱暴されちゃうじゃないか‥‥」

アンネイムドB「‥‥」

アンネイムドA(だった何か)「」 ブラン...

アンネイムドB「」

アンネイムドD「何とか言えよガキィッ!!」 グイッ

3年生「ッ!!」 ドスッ

アンネイムドD「」 ドサッ

アンネイムドC「え?」

アンネイムドE「ヴェイル5?」

アンネイムドB「ヴェイル2、ヴェイル4‥‥戦闘態勢をとれ」

アンネイムドC・E「はい?」

アンネイムドB「わからんのか!! アレは敵だ!!」 ガチャッ

3年生「シィッ!!」 ゴォァッ
208名無しさん@おーぷん :2018/10/13(土)16:39:54 ID:TqU()
アンネイムドC「くっ」 ドガガガガガガガッ

三年生「ッ!!」 ドンッ

アンネイムドE「何だコイツ!? 弾が当たらねえ!!」

アンネイムドC「この動き‥‥まさかハダリ!?」

三年生「‥‥!!」 グンッグンッグンッ

アンネイムドE「あぁぁぁぁぁぁぁ!!」

三年生「シャッ!!」 ビシュッ

アンネイムドE「」 ドシャッ

アンネイムドC「ヴェイル2ぅぅぅぅぅ!!」

アンネイムドB「今だ!! 前が空いた!! 急いでエレベータへ向かうぞ!!」

アンネイムドC「ら、ラジャー!!」 ダッ

三年生「‥‥ッ」 ドドドドドドドドドドドドッ

アンネイムドB「くっ‥‥!!」 ダダダダダッ

アンネイムドC「ヒィィィィィッ!!」 ドタドタドタッ

三年生「シィィィィィッ!!」 ドドドドドドドドドッ

アンネイムドC「も、もうダメだぁぁぁっ!!」

アンネイムドB「見ろ、エレベータだ!! アレに乗り込むぞ!!」

カチカチカチカチ

アンネイムドB「早く来い早く来い早く来い早く来い早く来い!!」

三年生「グァァァァァァァァァァァァッ!!」

アンネイムドC「うわぁぁぁぁぁぁぁっ!!」

ポーン ガララ
209名無しさん@おーぷん :2018/10/13(土)16:40:14 ID:TqU()
アンネイムドB「来た!! 乗れっ!!」

アンネイムドC「わっ!!」

三年生「‥‥!!」 ガラララララ

ピシャッ

アンネイムドB「ふぅ‥‥これでもう大丈夫だ」

アンネイムドC「くそっ!! F○ck、f○ck、f○ck!!」

ガシャァッ

アンネイムドB・C「!?」

三年生「オォォォォプン、セスァミィィィィィ‥‥!!」 ギギギギギギギッ

アンネイムドC「キャァァァァァァァドラキュラァァァァァァ!!」

アンネイムドB「くそっ、何なんだお前はぁぁっ!!」 ガチャッ

三年生「‥‥きたい?」

アンネイムドB「!?」

三年生「私の名前を聞きたい?」 ニマァァァ

アンネイムドC「あは、あははははははは」 ガタガタガタガタ

アンネイムドB「あああああああああああああ!!」 ダンッダンッダンッ

三年生「私の名前は──」 ガララララ

ピシャッ
210名無しさん@おーぷん :2018/10/13(土)16:40:49 ID:TqU()
──アンネイムド キャンプ

オペレータ「チーム・ヴェイル!! こちらHQ、チーム・ヴェイル!! 応答せよ!!」

幹部A「一体何が起きているんだ‥‥」

幹部B「‥‥ボス、どうしますか?」

千冬「‥‥」

 マイネームイズ織斑千冬。私は、とある特務部隊の幹部となっている。
 しかし相変わらず乗り物には酔いやすい。
 思えばこれまでいろいろあった‥‥。
 短期間でここまでのし上がるのは大変だった。
 海路はゆっくりしてるから苦しみが長引きそうで嫌だったので空路で帰ってこれたが、まさか超亜音速ステルス輸送機に乗るハメになるとは‥‥死ぬかと思った。
 だがそんな私にも今では私を慕ってくれる部下がたくさんいる。

隊長「ボス、顔色が優れないようですが‥‥」

 そしてその部下の一人が、この『ヒューストン』だ。

千冬「なあ、ヒューストン‥‥私はかつて日本にいたんだが‥‥日本で何度かお前を見かけたような気がしてならないんだが‥‥」

ヒューストン「お言葉ですがボス、我々はパーソナルデータの一切を捨てた一装置に過ぎません。そして任務のために己を練磨してきた身ですが、私は日本は初めてですし日本の事は知りません。むしろ日本は嫌いです」

千冬「そうか‥‥それでは日本、あるいはフランスに姉妹とか親戚はいないか?」

ヒューストン「ボス、私は冗談を解しません。我々は既に存在しない人間です。親類縁者など最早意味を成しません」

千冬「そうか‥‥では、この話はもうヤメにしよう」
211名無しさん@おーぷん :2018/10/13(土)16:41:22 ID:TqU()
アンチネイムドB『‥‥こ、こちらヴェイル1‥‥』 ジジッザー

オペレータ「!! こちらHQ!!ヴェイル1、どうしました!!」

アンチネイムドB『て‥敵襲‥‥至急‥‥増援を要請‥‥』 ジージジジッガー

オペレータ「よく聞こえません!! 敵の装備、数は!?」

アンチネイムドB『は‥‥ハイスクール‥スチューデント‥‥』ザーザザッガーーー

ブツッ

オペレータ「‥‥」

幹部A「ハイスクール、スチューデント‥‥!?」

幹部B「一体何が‥‥」

千冬「‥‥私が出る」

幹部A「な‥‥ボス自ら!?」

幹部B「危険過ぎます!! いくらボスといえど‥‥!!」

千冬「私を侮るなよ」

幹部A・B「‥‥!!」

ヒューストン「ボス、私もお供します」

千冬「わかった。頼むぞ」

千冬(よし!! これで上手い事学園に帰れる!! 早いとここんな掃除屋集団から足を洗って再び教師に戻ろう‥‥)

ヒューストン「整備班!! 機体の準備は?」

整備班「隊長!! いつでも行けますよ!!」

ヒューストン「よし、出撃!!」

千冬(待っていてくれ、一夏!!)




──輸送車両

千冬「」
212名無しさん@おーぷん :2018/10/13(土)16:41:50 ID:TqU()
千冬「ヒューストン‥‥お前にだけは言ったハズだ。とにかく私は乗り物に弱い。タクシーで酔うのに輸送車両はないだろう!!」

ヒューストン「ご心配なく、ボス。ボスのハンガーは比較的後部座席に近づけましたし、酔い止めの薬も持ってきました」

千冬「……お前は本当に細かい所だけは気づくな‥‥」

ヒューストン「そういえば昔聞いた事があるのですが、乗り物酔いはヘソに梅干しを貼っておくと平気になるそうです」

千冬「それはすでに試した事がある‥‥だが単なる迷信だった。というか、お前の話を聞いているとどうも日本の事を知っているとしか思えんのだが‥‥」

ヒューストン「ボス、やはり日本が恋しいのですか?」

千冬「ああ‥‥たまに一夏が作ったお茶漬けを食べたくなる」

ヒューストン「ボス。私はブルックリンで野垂れ死にそうになっていた所をボスに助けられた時から、いつもそれを考えていました。いつかボスが日本に帰ってしまうのではないかと‥‥我々と決別する日が来るのかもしれないと‥‥。この感情をどう表現したら良いのでしょうか」

千冬「それはな、『淋しい』というんだ」 ゴトゴトゴト

ヒューストン「『淋しい』‥‥」 ガタガタガタ

千冬「‥‥というか、さっきから揺れが激しくなってきてるんだが学園にはまだ着かんのか!?」 ガガガガ

ヒューストン「いえ、もうすでに学園内部に侵入しています。地下特別区画まで突き進みます」 ドドドドドド

千冬「馬鹿かお前は!? ここまで来たならもうエネルギー温存も何もないだろう!?」 ゴガンゴガンゴガン

ヒューストン「昔から『果報は寝て待て』というじゃありませんか」 ズンガズンガ

千冬「お前やっぱり日本出身だろう!?」 ドゴンドゴンドゴン

ゴガァァァン

千冬・ヒューストン「!?」

ギギギギギギ

三年生「ハァイ♪」

千冬・ヒューストン「」
213名無しさん@おーぷん :2018/10/13(土)16:42:35 ID:TqU()
三年生「あれぇ? 織斑先生じゃないですかあ♪ どうしたんですかあ、こんなゴッツイ車なんかに乗っちゃってえ」

ヒューストン「くっ‥‥下がっていてください、ボス!!」 ガチャッ

千冬「よせ!!」

ドンッドンッドンッ

三年生「‥‥?」 シュゥゥゥゥ

ヒューストン「な‥‥歯で受け止めた、だと!?」

三年生「アレアレぇ? ホイットニーちゃんまでいるぅ。ひょっとしてぇ、デート?」

ヒューストン「うおおおおっ!!」 ヒュバッ

三年生「キャハッ、邪魔しちゃったかなぁ?」 ガシッ

ヒューストン「な!?」

三年生「ねぇ、センセ? 私の名前、覚えてますかぁ?」

千冬「何‥‥!?」

三年生「みぃんな酷いんですよぉ? 一夏くんも箒ちゃんもセシリアちゃんも鈴ちゃんもラウラちゃんも会長も、みんなみぃんな私の名前を覚えてくれなかったんですよぉ?」

千冬「‥‥ッ」

三年生「ねえセンセ、私の名前呼んでみて♪」

千冬「‥‥!!」

三年生「ねぇせんせ~、早く呼んでぇ♪ じゃないとぉ~‥‥」

ヒューストン「!?」

ボギッ

3年生「壊しちゃうから‥‥♪」
214名無しさん@おーぷん :2018/10/13(土)16:42:57 ID:TqU()
ヒューストン「あぁぁぁぁぁぁぁっ!!」

千冬「倉嶋!!」

三年生「?」

千冬「いや、赤星? いや結城だったか‥‥」

三年生「‥‥」

ボギャッ

ヒューストン「~~~~~~~~ッ!!」

千冬「ま、待て!!」

三年生「酷いです、先生。先生ならきっと、私の名前を覚えてくれてるって信じてたのに‥‥」

千冬「‥‥!!」

三年生「し ん じ て た の に」
215名無しさん@おーぷん :2018/10/13(土)16:43:40 ID:TqU()
三年生「う‥‥う~~ん?」

鈴「あ、気がついた!!」

箒「先輩!! 私たちがわかりますか? 先輩!!」

三年生「‥‥鈴ちゃん、箒ちゃん?」

セシリア「よかった‥‥無事でしたのね!!」

シャル「一時はどうなるかと思いましたよ‥‥!!」

三年生「みんな‥‥一体、何が‥‥?」

箒「一夏が撃たれたメカ無さんと一緒に先輩を抱えて医務室まで連れて来てくれたんです。その後一夏は電脳ダイブした私たちを助けてくれて‥‥」

鈴「でもその後、敵の罠にハマって一夏も昏睡状態になっちゃったのよ!!」

セシリア「織斑先生もなぜか大きくなって戻ってきていて、しかも意識不明の重体なんですの‥‥!!」

ラウラ「教官‥‥!!」

千冬「う~ん‥‥」

鈴「あとついでに、何故かシャルとホイットニーが分裂しちゃってるし‥‥」

シャル「誰なんだろう、アレ‥‥」

ヒューストン「う~ん‥‥」

三年生「そう‥‥大変だったのね、みんな‥‥」

箒「はい。でも、みんな命に別条がなくて何よりです」

三年生「で、他には?」

全員「え?」

三年生「他に事件は無いのね?」

箒「せ、先輩?」
216名無しさん@おーぷん :2018/10/13(土)16:43:55 ID:TqU()
シャル「は、はい。一般生徒たちも、みんな無事です」

三年生「そうじゃなくて!!」

全員「!?」

三年生「他に私の名前を言う邪魔をする事件はないのね!?」

全員「」
217名無しさん@おーぷん :2018/10/13(土)16:44:25 ID:TqU()
三年生「もう他に事件はないのね!? 私が全部解決してあげるから今の内に言って!!」

全員「……ありません……」

三年生「よーし‥‥これで問題は全部片付いたわね‥‥。もうこれ以上はないでしょう。これでやっと心おきなく私の名前が言えるわ‥‥」

鈴(どんだけ自己紹介したいのよ、この人‥‥)

シャル(シッ!)

三年生「いい!? よ~く聞いてっ!! 私の名前は‥‥」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

鈴「な、何!?」

箒「地震か!?」

シャル「み、みんな見て!! 窓の外!!」

ラウラ「あ、アレは‥‥!?」

???「‥‥」 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

セシリア「そ、空から‥‥大きな段ボール箱‥‥!?」

鈴「何がどうなってんのよ!?」

三年生「ふ、ふふふふふふ‥‥」

シャル「せ、先輩!?」

三年生「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

全員「!?」
218名無しさん@おーぷん :2018/10/13(土)16:44:58 ID:TqU()
三年生「いいわっ!! たとえ相手が神であろうと‥‥私の邪魔はさせない!!」 カッ

バカッ

鈴「ギャアアアアアアアアッ、アタシのお腹から目ん玉みたいなの出てきたぁぁぁ!!」

箒「う‥お‥‥!?」 バカッ

セシリア「これは‥‥!!」 バカッ

ラウラ「待機状態のISが‥‥」 バカッ

シャル「共鳴してる!?」 バカッ

メカ無『』 バカッ

メ簪『メカラッタ!?』 バカッ

千冬「」 バカッ

一夏「」 バカッ





――教室

ダリル「こ、これは‥‥!!」 バカッ

フォルテ「先輩!!」 バカッ

九段下「うぅ‥‥」 ドサッ

ダリル「ッ!! 九段下!!」

フォルテ「先輩!! 周りの生徒たちも‥‥!!」

ドサッ ドサッ

ダリル「こりゃあ‥‥!!」
219名無しさん@おーぷん :2018/10/13(土)16:45:20 ID:TqU()
――地下特別区画

バカッ

マドカ「まさか‥‥!!」

黒崎「特別区画最奥部より、正体不明の高エネルギー体が急速接近中!! シールドバリア確認!!」

山田「まさか、また敵!?」

マドカ「いや違う………」

三年生に似た巨人「」 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

黒崎「ヒト! 人間です!!」

山田「ひ…」

三年生に似た巨人「」 ズズズズッ

山田「ぎゃああああああああああああああ!!」
220名無しさん@おーぷん :2018/10/13(土)16:45:46 ID:TqU()
──地表

ドオッ

???「!」

ピシッ ギィィィィィィィィィィィ

???「‥‥」

ギギギギギギギギギギギ

三年生に似た巨人「ああああおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」

???「‥‥」 ピシッ

三年生に似た巨人「神よ、我が名を呼べ!!」

ギギギギギギギギギギギギギ

三年生に似た巨人「さあ!!」

バカッ

浮き輪を持った犬のようなモノ「!!」 ゴゴゴゴゴゴ
221名無しさん@おーぷん :2018/10/13(土)16:48:01 ID:TqU()
──教室

谷本「」

鷹月「」

相川「」



──喫茶「ななつき」

絢音「」



──倉持技研

ヒカルノ「」



──五反田食堂

弾「」

源「」

蓮「」

蘭「一夏‥さん‥‥」



──アメリカ合衆国「イレイズド」

ナターシャ「」

イーリス「」



──某所 亡国機業本拠地

スコール「」

オータム「」
222名無しさん@おーぷん :2018/10/13(土)16:48:29 ID:TqU()
──IS学園 地下特別区画

黒崎「」 ドサッ

山田「名前が‥‥みんなの名前が消えていく‥‥。これが答えなの‥‥? 私の求めていた──」

カタカタカタカタカタ

山田「え!?」

千冬「‥‥」

山田「‥‥ッ!! 織斑先生!! 先生、先生、先生、先生、先生先生先生せんせいせんせいせんせいせんせ」

ドサッ

端末『Call my name.』
223名無しさん@おーぷん :2018/10/13(土)16:48:48 ID:TqU()
──地表

浮き輪を持った犬のようなモノ「‥‥!!」 ドガガガガガガガ

三年生に似た巨人「誰か…名づけよ、我が名を…断末魔の叫びからでも、哀惜の慟哭からでもなく、静かなる言葉で…誰か、我が名を呼んでくれ…」

浮き輪を持った犬のようなモノ「GAAAAAAAAAAAAAAAAAAHHHHHHHH!!」 ゴゴゴゴゴゴゴゴ

三年生に似た巨人「我が名は『3年生』にあらじ。我が、呼ばれたき名は…」

三年生「!!」 ガバッ

シーン...

三年生「ここは‥‥寮の部屋?」

シーン...

三年生「なぁに? 夢ぇ? あ~気持ち悪い夢だった~」

シーン...

三年生「いっけない、もうこんな時間じゃない!! 早く教室に行かなきゃ!!」 タタタタッ
224名無しさん@おーぷん :2018/10/13(土)16:49:57 ID:TqU()
──廊下

三年生「あれぇ?」



──食堂

三年生「‥‥」 モグモグ



──教室

三年生「‥‥」

シーン...

三年生「なんか、妙に静かね‥‥」

シーン...

三年生「‥‥」

シーン...

三年生「チャイムも鳴らないし先生も来ない‥‥」

シーン...

三年生「あっ、そっか! 今日は日曜日だった!! あーもう恥ずかし~~!!」

ザザーン...

三年生「‥‥?」

一夏「」

メカ無『』

三年生「アレって、一夏くんと会長? 何で浜辺なんかに居るんだろう?」

ザザーン...

三年生「よし!! ヒマだし今日は2人と遊ぼうかしら!! お~い、一夏くん、会長~!!」 ダッ

ザザーン...

真っ二つに割れた三年生に似た巨人「」 ザザーン...ザザーン...
225名無しさん@おーぷん :2018/10/13(土)16:50:25 ID:TqU()
IS学園 大運動会 第一種目 100m走

 セシリア・オルコット(16)。私は物心ついた頃からセレブでしたけれど、足が速い事も自慢でしたわ‥‥。
 IS学園に入学して以来、今一つ目立てませんでしたがようやく脚光を浴びる日が来ましたわ。
 足の速さならば誰にも負けない、絶対に誰にも負けませんわ‥‥誰にも──。
 ‥‥と、さっきまでは思っていましたけれど──。

メカ無(バイク形態)『ブルンブル~ン‥‥』 ドッドッドッドッドッドッドッ

セシリア(──いくら何でも、アレは反則ではなくて‥‥?)

山田「い、位置についてぇ。よ~~い――」

バン

メカ無(バイク形態)『ブロォォォォォ!!』 グォォッ

九段下「ぎゃああああああああああ!!」 バキャッ

ティナ「ぐええええええっ!!」 ドコッ

キキィッ

山田「い、1位はメカ無さんです‥‥」

三年生「‥‥今、二人くらいひかれなかった‥‥?」

セシリア「当たり前ですわ!! どう見てもバイクではありませんの!! 誰か止めてくださいまし!!」
226名無しさん@おーぷん :2018/10/13(土)16:50:55 ID:TqU()
三年生「たしかにどう見てもバイクね‥‥。けれど、ついこの間までは制服を着て私達と一緒に授業を受けてた仲間だし‥‥ムゲに『貴女バイクじゃない』ってツッコミ入れるのはさすがに抵抗あるでしょ‥‥」

セシリア「‥‥というかメカ無さんがああなってしまったのは、先日の所属不明部隊の襲撃以来でなくて?」

三年生「そうね。あの時メカ無さんが敵の攻撃を受けて怪我をして、保健室に運び込まれて‥‥」

セシリア「その後──」

二人「‥‥」

三年生「何が起こったんだっけ‥‥?」

セシリア「私もここ数日の記憶が抜け落ちていますわ‥‥」

三年生「まあそんな事より、次の競技はさすがのメカ無ちゃんでも楽にはクリアできないでしょ」

山田「続いての競技は、走り高跳びで~す」

セシリア「高飛び‥‥」

三年生「走るだけならあの子の独壇場だけれど‥‥高飛びとなればあの子でも手も足も出ないわね」

セシリア「‥‥手足ありませんけれど」

メカ無(バイク形態)『ブロォォォォォ!!』 グォォッ

セシリア「人間誰しも得手不得手という物がありますわ‥さあメカ無さん、先輩面していられるのも今の内ですわよ‥‥」

メカ無(バイク形態)『ブロォォォォォ!!』 ゴォォォォォォォォッ

セシリア「とべるモノならとんでごらんなさい!!」

メカ無『V/STOL機構、作動シマス』 ガシャコッ

セシリア「え」

メカ無(飛行形態)『』 キィィィィィィン

セシリア・三年生「」

箒「とんでる‥‥」

鈴「もうIS要らないじゃない!!」
227名無しさん@おーぷん :2018/10/13(土)16:51:32 ID:TqU()
瀬名川「会長さんよ、ちょっといいか‥‥」

メカ無『なあに?』

瀬名川「こないだアタシら、バイト中にチンピラとモメちまってさ‥‥下手打ったらバイト先に迷惑かけちまいそうなんだ」

メカ無『私にどうしろっていうの‥‥?』

瀬名川「え‥‥ホラ、アンタけっこう社会的に顔が利くだろ? ナシつけてくんねーかなって──」

メカ無『瀬名川さん、権力というものはそう簡単に振りかざして良いものじゃないの。それにもうすぐ修学旅行よ。あまりモメ事は起こしたくないわ』

瀬名川「‥‥」

メカ無『助けてあげたいのはやまやまだけれど、私にだってできる事とできない事があるわ』

瀬名川「け、けどよ、お前しか頼る奴がいねーんだよ」

メカ無『瀬名川さん‥‥前から言ってると思うけれど、貴女が周りに壁を作っているからそんな事になるのよ。言うなれば自業自得よ』

瀬名川「‥‥おい、そりゃ言い過ぎじゃねえかメカ無さんよ‥‥!」 ビキッ

メカ無『もっと言ってあげましょうか‥?』 ギュィィン

九段下「よせよ、やめろ二人とも!!」

メカ無『九段下さん‥‥』

九段下「メカ無の言う通りだとアタシも思うぜ。アタシらはいつもメカ無にオンブにダッコだ。テメーのケツはテメーでふけって事だ‥‥そうだろメカ無?」

メカ無『ありがとう、九段下さん。貴女は本当に私の良き理解者よ‥‥。私は貴女を無二の親友だと思っているわ』

九段下「メカ無‥‥」

メカ無『けれど、ひとつだけ貴女に言っておきたい事があるわ……』

九段下「?」

メカ無『‥‥貴女が今私だと思って話しかけているのは自動販売機よ』

九段下「あ!!」
228名無しさん@おーぷん :2018/10/13(土)16:52:02 ID:TqU()
メカ無『とにかく‥‥貴女たちは私に頼り過ぎなのよ。そんな事じゃいつまで経っても一人立ちできないわ』

瀬名川「何だよ‥エラソーな事言いやがってよ‥‥。結局会長も頼りになんねーじゃねーか」

メカ無『貴女のために言っているのよ‥‥。それがわからないのなら私は帰らせてもらうわ。言いたい事があるのなら勝手に言いなさい』

瀬名川「そうかよ!! じゃこの際言わせてもらうぜ!! お前には前から言いたい事があったんだよ!!」 ガタッ

メカ無『だからそれは私じゃないわよ!!』





――職員室

山田「外出届け‥ですか?」

メカ無『はい‥‥よろしいでしょうか』

山田「もちろんですよ! このところメカ無さんも働き詰めでしたから、少し休んでください!」

メカ無『え‥ええ。ありがとうございます──』 ガシャ、ガシャ...

山田「‥‥? せっかく外に出られるのに、何だか淋しそうな?」

黒崎「ワーカホリックなところがありましたからね、彼女。委員会の仕事が居場所みたいな物だったのに、そこから逃げ出したがっている自分を認め切れずにいる自分がいる‥‥気持ちはわかります」

山田「‥‥時々忘れてしまいそうになりますけど、メカ無さんも思春期の女の子なんですよね」

千冬(メカ無‥‥)
229名無しさん@おーぷん :2018/10/13(土)16:52:56 ID:TqU()
──パチスロ屋

メカ無『よし!! クインテット・ストラトスきたッ!! 今日は稼ぐわよ‥‥!!』 チンジャラジャラジャラジャラ

モブA「おい‥アレ未成年じゃねえの?」 ザワザワ

モブB「ほっとけよ、別にチクって玉貰えるワケじゃねえんだし‥‥」 ヒソヒソ

メカ無(‥‥何やってるのかしら、私。あんな風に説教した手前、こんな姿絶対に見せられないわね)

筐体『私を狙えッ!!』 ガシャンッ

メカ無(亡国機業には何度も辛酸を舐めさせられ、無人機との戦いでも十二分に力を発揮できなかった‥‥。これじゃ17代目メカ無の名前なんて‥‥)

筐体『インフィニット・チャレンジ!!』

メカ無(‥‥もうどうでもいいわ。こうなったら堕ちる所まで堕ちてやる‥‥) ポチッ

シーン...

メカ無『あ、アレ?』 ポチッ、ポチポチッ

店員「どうかなさいましたか?」

メカ無『下のボタンを押してるのにゲームが進行しないんだけれど‥‥』

店員「申し訳ございません。今、見てみますので少々お下がりください」

メカ無『ええ‥‥』 ガシャン

店員「うーん‥‥どうやら配線の接触が悪いようでして……」 ガチャガチャ

メカ無『──いやそれ私なんですけど!?』

モブC「あれ‥‥玉出ないぞ‥‥」 コン、コン

メカ無『パッキーカードを押し付けないで!!』
230名無しさん@おーぷん :2018/10/13(土)16:53:42 ID:TqU()
店員「困ったなあ‥‥ちょっとバイトくん、手伝ってくれないかな」

一夏「はい!」

メカ無『い、一夏くん!?』

一夏「へ、メカ無さん!?」

店員「え? 何、君たち知り合い?」

メカ無『ち、ちょっとこっちに来なさい!!』 グイッ

一夏「え、あ‥ちょっと!?」

店員「お客さん! 玉~!!」
231名無しさん@おーぷん :2018/10/13(土)16:54:00 ID:TqU()
──アーケード街

一夏「──いやあ、寮で衣食住は賄ってるし学費も無償なんですけど、やっぱり千冬姉の給料の足しになれればなあって思って‥‥」

メカ無『だからってパチンコ店のアルバイトなんてしてたらダメじゃない!! どんだけブラックなのあの店!?』

一夏「そういうメカ無さんこそ、何であんなお店にいたんですか?」

メカ無『うっ』

二人「‥‥」

メカ無『と、とにかく! あんな所に二人揃って居たなんて学校中に知られたら、私達停学どころじゃ済まないわよ』

一夏「そうですね‥‥特に千冬姉にバレた日にはどんな目に遭わされるか‥‥」

メカ無『何とか上手く誤魔化せないものかしら』

一夏「う~ん‥‥あ!」

メカ無『何か良いアイデアでも思いついたの!?』

一夏「はい! 俺はともかく、メカ無さんがあそこに居た言い訳なら成り立ちそうな気がします」

メカ無『ならさっそく実行しましょう。どうすればいいの?』

一夏「デートしましょう!」

メカ無『』
232名無しさん@おーぷん :2018/10/13(土)16:54:56 ID:TqU()
メカ無『ねえ、一夏くん‥‥。貴方パソコン持ってるんでしょう?』

一夏「‥‥は‥‥はい‥‥」

メカ無『学園で貴方が一番パソコンに詳しいって言うから‥‥貴方に一から手取り足取り教えてほしくって‥‥♪』

一夏「は‥‥‥‥‥はい‥‥」

メカ無『‥‥ちょっと一夏くん、ボ──ッとし過ぎ!! 一緒に選んでくれなくちゃデートにならないじゃない!!』

一夏「え‥‥あ‥いや、すみません」

メカ無『もう‥‥これが最善の解決策だっていうからここに来たのに‥‥』

一夏(そうだ‥‥俺はともかくメカ無さんなら何となくあのパチンコ店に居ても筐体だと思われるだろうし──実際思われてたし。
店に専門の修理を頼まれてここに持ち込んだと言えばメカ無さんへの追求は免れる!! ‥‥ハズだ。自分でも何考えてるか分かんないけれど)

メカ無『ちゃんとお願いね? なにしろ私、パソコンにさわった事もないんだから』

一夏「ええっ!?」
233名無しさん@おーぷん :2018/10/13(土)16:55:27 ID:TqU()
一夏(『パソコンにさわった事がない』!? それはある意味『IS操縦者が一次移行も済ませていない』というのに等しいんじゃないのか!? ‥‥というより今さらこんな事言うのもなんだけれど、彼女は一体何者なんだ!?)

ジャージ「やっぱこの寸胴良いよな‥‥チェンゲ最高」

ヤブ「はぁ? この青みは鉄人だろjk」

ヒ○コー「アレ? これゴッドスクランダーどこよ? 別売り?」

メカ無『ちょ、ちょっと‥‥』 タジ...

一夏「それは売り物じゃありません!!」

ヒ○コー「うおっ!!」

メカ無『一夏くん!!』

一夏「おっさん、アレはDX超合金でもなければリボルテックでもありません。‥‥おとなしく帰ってください‥‥」

ヒ○コー・ジャージ・ヤブ「お、おう‥‥」

メカ無『‥‥何だったのかしら、あのデブとジャージとチョンマゲ?』

一夏「き、気にする事ありませんよ‥‥。たぶん何かの間違いですから‥‥」
234名無しさん@おーぷん :2018/10/13(土)16:55:58 ID:TqU()
 ふ~~、あぶないあぶない‥‥。
 メカ無さんと行動を共にするのは凄く緊張感がある‥‥。
 そもそもあの人と電気店に来るというのはある意味最も危険な行為じゃないか‥‥。

メカ無『どれにしようかしら‥‥』

 ‥‥て言うか、別にオレもそんなにアセる事ないよな‥‥。
 考えてみりゃあの人は値札つけてここに並んでてもおかしくない‥‥。

メカ無『ねえ一夏くん。この数字の横についてる『TB』って何かしら? なんだか数字が多い程値段も高いんだけれど‥‥』

 いや‥‥違う!!
 彼女はれっきとした人間なんだ!! 何だかそんな気がしてきた‥‥!!
 今メカ無さんをかばってやれるのはオレしかいない!!
 何かそういう使命感が湧いてきたぞ!!

メカ無『この回線‥‥速度? これが速いと何がお得なのかしら‥‥』

 そうだ、あの人は同じ仲間じゃないか!!
 常識と友情ならあえて友情を取る!!

メカ無『あら‥‥? 何か背中がかゆいわね‥‥。一夏くん、ちょっと背中をかいてくれないかしら♪』

一夏「…………」

 ──以前なら「んなワケねーだろ」ってツッコんでるところだけれど、もうそんなツッコミは入れない!!
 この人は本当に背中がかゆいだけなんだ‥‥。

一夏「こ‥‥この辺ですか?」

メカ無『ん~~♪ もうちょっと下かしら‥‥♪』

一夏「はい。‥‥!?」

メカ無『どうしたの?』

一夏(こ‥後頭部にスイッチがついてる!!)

メカ無『何? どうしたのよ?』

一夏(‥‥‥‥‥‥‥‥押してみたい──)
235名無しさん@おーぷん :2018/10/13(土)16:56:26 ID:TqU()
 これはある種、他人のカサブタを見て「はがしてみたい」と思う心理に似ている。
 ‥‥けれど、断りもなく他人のカサブタをはがすのはとても失礼な事だ‥‥。
 それと同じで彼女に無断でこのスイッチを押すのはいけない事だ──。

メカ無『ねえ、ホントに何!? 虫!? 虫なの!?』

 けど押してぇ~~!!

メカ無『ヤダヤダヤダ!! 私、機械も苦手だけれど虫もダメなのよ!! 早く取ってちょうだい!!』 ガシャバタガシャバタ

 いや、待て!!
 そんな事どうでもいい‥‥落ち着いて平常心を取り戻すんだ‥‥。
 メカ無さんの頭にスイッチがついてるからといって、それが何だっていうんだ!!

メカ『嫌嫌嫌ァァァァッ!! 一夏くん気づいてるんでしょう!? 意地悪しないで早く取ってェェェェ!!』 ガッシャンバッタンガッシャンバッタン

 ‥‥ひょっとしたらオレが気づいてないだけで、オレの頭にもスイッチぐらいついているかもしれないだろ!!
 世界は広い、そういう人も三人くらいはいるに決まってる!!

メカ無『イヤァァァァァァァァッ!!』 ガシャンッ

ポトッ

一夏「あれ‥‥メカ無さん、何か落ちましたよ」

メカ無『えっ。ウソ、取れた!? あーよかった~~!』 ヘナヘナ...

一夏「!?」

メカ無「えっ、今度は何!?」

一夏(バネ!?)
236名無しさん@おーぷん :2018/10/13(土)16:57:09 ID:TqU()
 まずい‥‥!! オレとメカ無さんの友情がゆらぎ始めてきたぞ!!
 いくらなんでもバネは‥‥。

ピピピッ、ピピピッ

メカ無『‥‥? 秘匿回線! このアドレスは‥‥』

 いや!! 落ち着け!! 世の中は広い!!
 バネがついている人間くらいいくらでもいる!!
 現にセシリアの側頭部にデカいのが二つついてるだろ!!
 こんな事でメカ無さんとの友情は壊れない!!





──寮
セシリア「‥‥クシュンッ!!」

如月「大丈夫? 花粉症?」

セシリア「大丈夫ですわ‥‥。って言うか花粉症は春ですわ。今は秋ですわよ?」
237名無しさん@おーぷん :2018/10/13(土)16:57:32 ID:TqU()
一夏「メカ無さん‥‥。たとえまわりがどう思おうと、オレはメカ無さんを人間だと思っています‥‥」

メカ無「」

一夏「そりゃ、オレも貴女の事を誤解した時もありました‥‥。だけれど、それは過去の事です‥‥」

メカ無「」

一夏「今では貴女が親友のように思えてきたくらいですよ‥‥。そう‥貴女は人間です──」

店員「あの‥‥お客さん」

一夏「はい?」

店員「それ洗濯機なんですけれど‥‥」

洗濯機「」

一夏「」

作業員「はぁい、搬出準備できましたぁ!」

店員「わかりました。お願いします」

作業員「では行ってきまぁす」 ブロロォ

メカ無『‥‥』 ガタンガタン

一夏「ああっ、出荷されてる!!」
238名無しさん@おーぷん :2018/10/13(土)16:58:06 ID:TqU()
──在日米軍基地 港湾部

米軍兵「オーライ、オーライ」

士官A「‥‥しかし凄い量の荷物だな。こんなに積みきれるのか?」

士官B「余計な心配すんなよ。みんなあの最新型強襲揚陸艦『アルジェント』が何事もなく掻っ攫っちまうさ」

士官A「しっかし、何だって上はこんな時期にその新型空母をこの横須賀に寄越したんだ? あんなデカブツが寄港してたら大騒ぎだろ」

士官B「その上層部がジャップのお偉いさんに圧力かけて黙らせてんだと。全く、ホワイトハウス様々だな」

士官A「‥‥それって要は俺達にも黙れって言ってるって事だよな」

イーリス「そういうこった。無駄な詮索はやめて下士官とっととは持ち場に戻りな」

士官A「な‥‥イーリス・コーリング特務大尉殿!?」 シャキッ

士官B「もう、お身体はよろしいので‥‥!?」 シャキキッ

イーリス「おう! この通りピンピンしてるぜ。ナタルも呼ぼうか?」

士官A「い、いえ‥‥ご勘弁を‥‥」

イーリス「ハハハッ! 冗談に決まってんだろ。そら、鬼軍曹にシゴかれたくなきゃさっさと戻んな」

士官A・B「イ、イエス・マム!!」 ザッザッザッザッザッ

イーリス(‥‥しかしまぁ、士官どもの言う事もモットモだ。何だってアタシら『イレイズド』を駆り出してまでこの艦をここに泊めてる?)

検問「スタァップ、ハヴユゥライセンス?」

イーリス(運び込まれてる荷物も荷物だ。表向きは『E.O.S.用の電装品の調達』っつー話だが、どうもキナ臭い匂いがしてならねぇ)

検問「‥‥オケェイ、ゴォゥアウェェイ」 ブロロォ

イーリス(何事もなけりゃ、良いんだけどな‥‥)

メカ無『‥‥』 ガタンガタン

イーリス「」

メカ無『‥‥』 ガタガタガタン...

イーリス(‥‥どっかで見なかったか?)
239名無しさん@おーぷん :2018/10/13(土)16:58:54 ID:TqU()
──1時間後、沖合

スコール「──以上が、我が組織が得た英国の動向です。如何でしょうか、大佐?」

大佐「素晴らしい。流石は亡国機業、『国崩しを織り成す者』と言うだけはある」

スコール「お褒めに預かり光栄です。では、品物は‥‥」

大佐「ああ。大した事のないガラクタばかりだが、君の言う『魔法使い』が居れば全く段違いの代物に変わるのだろう?」

スコール「ええ。それも原初の魔法を扱う、飛び切りの‥‥」

大佐「しかし‥‥まさか『エクスカリバー』とはな。核抑止時代の遺物を持ち出すとは、向こうも相当焦っていると見える」

スコール「弾道兵器技術に疎かった欧州連合がこの10年で世界の覇者に成り代わった今、連合離脱を断行した英国は自前のノウハウを活かして次代の王国へと返り咲かんとしている‥‥。貴方がた米国もそのクチでしょう?」

大佐「ハッ、VHS全盛時代にレーザーディスクを買うような連中と一緒にされてはかなわんね。我々はもっと賢い手段で世界を取る」

スコール「無人IS技術‥‥ですか」

大佐「RQ-1『プレデター』‥‥アレは我が国が誇る最高の発明品だよ。人が血を見る時代は終わりつつある。次なる戦争は、機械同士が勝手に潰し合えば良い」

スコール「‥‥」

大佐「その為に是非とも、無人IS開発の協力を取り付けてくれたまえ」 ギュゥ...

スコール「‥‥はい、勿論」 ニコリ

ナターシャ「‥‥」
240名無しさん@おーぷん :2018/10/13(土)16:59:19 ID:TqU()
──密会所外部 『アルジェント』通路

メカ無(‥‥これで決まりね。米国は亡国機業とグルだった。国際テロ組織と特務部隊が癒着して世界経済を牛耳ろうとしていたという情報は入っていたけれど、まさかここまで根深いなんて‥‥) ガサゴソ

兵士A「おい、何だあの箱?」

メカ無(!!)

兵士B「ちょっと見てこい」

兵士A「ああ」 カッカッカッカッ

メカ無(‥‥)

兵士A「よっ‥こら‥‥」 ガタッ

メカ無『』 ゴロン

兵士A「‥‥」

メカ無『‥‥』

兵士A「なんだ、備品か」 ガポッ

メカ無(‥‥) ホッ

兵士B「異常なしか。次、行くぞ」

兵士A「ああ。‥‥しかし何であんな所に備品が置いてあるんだ?」 スタスタスタ...

メカ無(‥‥何とか撒いたわね。次は──)

ガタッ

メカ無『!!』 ギュイィィィィィン

一夏「わあっ!! こんな所で何してるんですか、メカ無さん!?」

メカ無『』
241名無しさん@おーぷん :2018/10/13(土)17:00:19 ID:TqU()
一夏「とにかく、そんな危ないモノしまってくださいよ! 怪我したらどうするんですか!!」

メカ無『一夏くん!? どうしてここに居るの!?』

一夏「‥‥!! メカ無さん、こっち!!」 グイッ

メカ無『!?』 ダッダッダッ

イーリス「‥‥ん~~? この辺で声が聞こえた気がしたんだけどなぁ」 スタスタ

一夏(ッ‥‥)

メカ無(‥‥!!)

イーリス「‥‥気のせいか」 スタスタスタ...

一夏「──ふぅ、行ってくれましたね。一時はどうなるかと‥‥」

メカ無『一夏くん、貴方その格好‥‥』

一夏「へ? ああ、これですか。なにしろずっと泳いできたもんで」 ビチャビチャ

メカ無『泳いで‥‥って、陸からこの距離をずっと!?』

一夏「んなワケないじゃないですか。 この艦が離れ始めたところをササッと‥‥ヘブシッ!!」

メカ無『なんて無茶な事を!! どうしてそこまで‥‥!!』

一夏「だって‥‥助けたかったから」

メカ無『』
242名無しさん@おーぷん :2018/10/13(土)17:00:38 ID:TqU()
一夏「このままヘタしたらどこの国かわからない所に連れて行かれるかもしれないってのに、放っておけないじゃないですか」

メカ無『貴方は‥‥もう、本当にバカ』

一夏「さ‥帰りましょう、メカ無さん」

メカ無『‥‥ごめんなさい。私はまだ帰れないわ』

一夏「へ?」

メカ無『いいえ、運が悪ければ二度と貴方達と会えないかもしれない』

一夏「な‥‥どういう事ですか、メカ無さん!?」

メカ無『‥‥かいつまんで状況を話すわ。場所を変えましょう』

一夏「え‥‥はい!」 タタタッ

イーリス「‥‥」

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