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[安価]男「旧い町の旧い家を相続した」[ホラー]

1lLetEg34Vc:2018/09/27(木)22:09:47 ID:rJR()
ガタン、ガタン


電車に揺られている

ゆったりと通りすぎる景色は深い緑が一面に広がっており、ここが都会から遠く離れた田舎だということを示している

やがて景色は濃い霧に包まれ始め、窓を見るという暇潰しを覆い隠す

それでも窓の外を向いて物思いに更ける


両親が死んでから、はや数年

しかしお金に困ったことはない

顔も見たことの無い祖父が遊んでも余る程のお金を送ってくれていたからだ

そんな祖父も死に、遂に俺もダメかと思った

そんな時。遺言を伝えに来たという弁護士からあることを聞かされた


とんでもない額の財産を一律俺にのみ渡す

他に親戚もいないらしく、子供が持つにはいささか多すぎる額を相続することになるということだった

しかしそれには一つだけ条件があり、それを飲めないならば全てどこかに寄付すると


男「墓場…」


霧の中から辛うじて見えたのは夥しい数の墓石


そう、もう電車はその町に入っていた


その町、唯一の条件である「家を相続し、一生そこに住むこと」と言われた祖父の家がある町
2lLetEg34Vc :2018/09/27(木)22:10:14 ID:rJR()
「いらっしゃい、よく来たね」


駅員が俺に話しかける

他に降りた乗客はいない。


駅員の顔は青白く、不健康そうであったが対照的に不自然なくらいニンマリと笑っている

だがその笑顔はまるで貼り付けられたように動かない。仮面を被っているんじゃないかと思ってしまうほど不自然な笑顔


その駅員には不気味に思いながらも愛想笑いだけ返してホームを出る

駅から出ると唯一舗装された道は墓場を突っ切って延びていた


一歩、一歩踏み出す度に冷たい水に足を浸けるような悪寒が走り、もう三月だというのに不自然な寒気を覚える

墓石を侵食している雑草がざわざわと揺れ、足元では虫が蠢いているかのような気味悪さが犇めいている

ようやく墓場を抜け、大通りに出るとうっすらとした霧の中を幽鬼のようにゆらゆらと歩く人影が見える


そんな人々に訪ねる気にはなれず、地図を見ながら自分が住むことになる家を探す
3lLetEg34Vc :2018/09/27(木)22:10:44 ID:rJR()
「ここか」


そこは周りに比べてとても大きな家だった

表札には「古神(こがみ)」と書かれている。もちろん祖父の名字だ


主人公の名前は
①男(表記上)
②自由安価

>>4
4名無しさん@おーぷん :2018/09/27(木)22:12:24 ID:xsz
1
復帰ありがと
5【56】 :2018/09/27(木)22:12:24 ID:hTn
正明(まさあき)
6lLetEg34Vc :2018/09/27(木)22:14:55 ID:rJR()
主人公の名前:古神正明(こがみまさあき)


正明「うっ…」


扉を開け、中に入ると酷い臭いが鼻を劈く

これが人の死から生じる腐臭なのだろうか、激しい不快感と吐き気を覚えて思わず吐きそうになるも何とか耐える


電気を付けるとガサガサガサと何かが走り回る音がした


正明「猫でもいるのか?」


そう思っていると痩せこけた猫が逃げ出していくのが見えた


正明「…まずは掃除だな」
―――――
―――

正明「ん?」

二回に神棚が備え付けられていた

そのお供え物の皿には名も知らぬ虫の死骸が積み重なっている

①無視
②掃除
③掃除して手を合わせておく

>>7
7名無しさん@おーぷん :2018/09/27(木)22:16:48 ID:syH
3
8lLetEg34Vc :2018/09/27(木)22:17:56 ID:rJR()
すまん、>>4を勘違いした
主人公の名前表記は「男」で


男「うっ…」


扉を開け、中に入ると酷い臭いが鼻を劈く

これが人の死から生じる腐臭なのだろうか、激しい不快感と吐き気を覚えて思わず吐きそうになるも何とか耐える


電気を付けるとガサガサガサと何かが走り回る音がした


男「猫でもいるのか?」


そう思っていると痩せこけた猫が逃げ出していくのが見えた


男「…まずは掃除だな」
―――――
―――

男「ん?」

二回に神棚が備え付けられていた

そのお供え物の皿には名も知らぬ虫の死骸が積み重なっている
9lLetEg34Vc :2018/09/27(木)22:20:43 ID:rJR()
供え物のように積み重なっている気持ち悪い死骸をゴミ袋に入れ、濡れ雑巾で綺麗に拭く


男「うん、綺麗になったな」


手を合わせる


男「さて、次は」
―――――
―――

ゴキブリ、蜘蛛の巣、タンスの裏の名も知らぬ虫のコロニー

殺虫剤が思った以上に活躍した


埃が積もっている家の中はとても広く、一日ではとても掃除しきれない


明(こんな広い家にたった一人で…死ぬまでか)

祖父は孤独死だった。この広い家の中で


何故か脳裏にたくさんの虫に集られる老人の死体を思い浮かべ、また吐き気がこみ上げる

臭いは鼻の奥にこびりつき、窓を全開にしていても消えることは無い

死体が発し、家に染みついた"腐臭"それを再び意識してしまう
10lLetEg34Vc :2018/09/27(木)22:21:29 ID:rJR()
その夜

ゴト、ゴトゴトゴト

真夜中に目を覚ますと神棚のある2階から音がした

硬い足音、それも一人ではない。いや、間隔的には一人が歩き回っている感じだがまるで何本も足があるような男


ゴトゴトゴト

ゴト、ゴトゴト

①二階に見に行く
②行かない

>>11
11【95】 :2018/09/27(木)22:24:50 ID:hTn
2
12lLetEg34Vc :2018/09/27(木)22:31:41 ID:rJR()
見には行かない。このまま寝てしまおう

ゴトゴト…ゴトゴト…

あの音は絶えず聞こえ続ける


―来い…―


何かに呼ばれた


―来い―


呼ばれている


―来い―


どこから?


―来い!―


二階から


①行く
②無理やりにでも寝る

>>13
13名無しさん@おーぷん :2018/09/27(木)22:35:26 ID:ZG4

14lLetEg34Vc :2018/09/27(木)22:40:21 ID:rJR()
恐る恐る二階を見に行く

そこで見たものは巨大な蜘蛛

ごわごわした茶色の毛を全身に生やし、太い足でゴトゴトと歩いている


男「ひっ」


短く息を飲む。だがそれは聞こえてしまったようで


「…」


それはこちらを向いた


巨大な蜘蛛の顔は人間の女性だった

ただし牙が生え、目は8つもある


「…シュー」


口から鋭い息が漏れていた


①気絶
②男「あ、あんたは…誰だ」
③自由安価

>>15
15【64】 :2018/09/27(木)22:41:50 ID:hTn
3、爺さんから聞いている、警戒しなくていい
16lLetEg34Vc :2018/09/27(木)22:53:14 ID:rJR()
男「爺さんから聞いている、警戒しなくていい」

「…ア奴カラ?」


爺さんの手紙にあった蟲神、蜘蛛の姿をした神

信じてなどいなかったが目の前にいるんだ。信じる他ないだろう


蟲神「ソウカ、ソウカ…クカカカ」


口を大きく開き、牙を見せて笑う


蟲神「ジジイメ、奴ガ死ンデ我モ野良神二ナルカト思エバ子孫ヲ寄コシタカ」

蟲神「マア我モ可愛イ子孫ノ面倒ヲ見ルノハヤブサカデハナイ」


蟲神「ナラ改メテノ挨拶ハ明日ニ回ソウ」


そう言うと蟲神はフッ、とその姿を消した
17lLetEg34Vc :2018/09/27(木)22:55:38 ID:rJR()
その夜、夢を見た

こびりついた腐臭は夢の中でなお一層増殖され、もはや自分自身から漂ってくるように感じる


不意に、腕が痒くなった


見るともぞもぞと皮膚の下で何かが蠢いており、それはやがて腕から肩に、腹に、足に、目の中に、繁殖し、増殖し


ウゾウゾと


耐えきれなくなって掻くと、中から無数の虫が湧きだしてくる


虫はまた体内に戻ろうと皮膚に噛みつき、ふるい落としてもふるい落としても足から中に入ろうとしてくる

やがて外からも虫が集まり、逃げようとすると蜘蛛の巣が邪魔をし、何十匹、何百匹もの虫が自分の体に入り込み、よじ登り

ついに

体を

内側も外側も


埋め尽くしていった
18lLetEg34Vc :2018/09/27(木)23:07:00 ID:rJR()
次の日の朝


男「いただきます」


朝食の前で手を合わせる


「いただきまーす」


目の前で可愛らしい女の子が箸を握っている


①男「え、誰!?」
②男「…昨日の蟲神様?」
③男「自由安価」

>>19
19【8】 :2018/09/27(木)23:08:13 ID:hTn
3、何故全裸なんだ
20名無しさん@おーぷん :2018/09/27(木)23:17:09 ID:syH
2
21【41】 :2018/09/27(木)23:17:14 ID:Usa
ホラー…?
22名無しさん@おーぷん :2018/09/27(木)23:37:04 ID:GR7
男「何故全裸なんだ」

「気になる?しょうがないなあ」


シュルル、と糸が全身を覆うとともに可愛らしいワンピースに変わる


男「で、君は?あの蟲神なんだろ?」

真由「あの姿じゃ色々不便でしょ。真由って呼んでね」

男「真由、ね」

①今日から学校
②まだ

>>23
23【53】 :2018/09/27(木)23:37:48 ID:BLk
2
24名無しさん@おーぷん :2018/09/28(金)00:05:27 ID:m9f
学校は明日から、今日は生活必需品の買い出しに行かなくちゃいけない

男「お前も来るか?」

真由は
①行く
②行かない

>>25

今日はここまで
25名無しさん@おーぷん :2018/09/28(金)00:08:11 ID:f7q
1
26【33】 :2018/09/28(金)00:08:22 ID:uTS
1
27名無しさん@おーぷん :2018/09/28(金)00:25:45 ID:47t
[安価]男「旧い町の旧い家を相続した」[ホラー]
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/17836/1538051272/
28名無しさん@おーぷん :2018/09/28(金)04:30:13 ID:ZWS
こっちでやるのね
29名無しさん@おーぷん :2018/09/30(日)01:50:35 ID:Sjz
引っ越したか
30lLetEg34Vc :2018/09/30(日)21:50:42 ID:I4O
濃い霧が視界を覆い、太陽さえもが霞み、歪んでいる


真由「久しぶりに出歩くなあ」

男「そうなのか?」

真由「ジジイが死んでから外出する理由なんてなかったしね」


声はモワァと広がり、やがて霧の中に掻き消える

どこか遠くで泣き声と笑い声が聞こえる


狂ったような笑い声が少し、少し、ずつ近づいてきて

耳元で破裂して消える


そこらかしこの影に目玉が浮かんでは泡が弾けるように消える


「ねえ、君、道聞きたいんだけどさ」


そう尋ねてきたのは何があったのか右半身がズタズタに引き裂かれた女性


真由「消えろ。低級霊」


「ヒィッ」パシュッ


煙になって消えた


男「なあ、真由。何なんだ?この町は」

真由「んー?死人が徘徊し、妖怪が跋扈し、神々が蠢きまわる。たったそれだけのよくある町だよ」

男「よくあってたまるか」
31lLetEg34Vc :2018/09/30(日)22:14:04 ID:I4O
色んな店で生活必需品や食料を買い込む


男「なあ、真由…ちょっとは持って…」

真由「やーだよ」


男「ん、何だこれ」


生活用品の棚に妙なものが置いてあった


透明の液体が入った筒に目玉がいくつもいくつも詰まっている

それがギョロギョロと四方八方を見渡すように蠢いている


「あー、お客さん、それに触らないでくださいね」

男「え?」

「たまに現れるんですよ。こういう不気味な品が」

男「現れる?」

「ええ、店長含め誰も認知してない品です。この町ですからね、よくあることですよ」


そう言うとそれをどこかへ持っていこうとする


①男「それ買います」
②何も言わない

>>32
32【55】 :2018/09/30(日)22:17:20 ID:8IQ

33lLetEg34Vc :2018/09/30(日)22:41:13 ID:I4O
―――――
―――

男「よし、買うべきものはこんなところかな」

真由「お兄ちゃんよくそんないっぱい持てるね」

男「じゃあお前持てよ!」

真由「やーだよー」クスクス


そんなやり取りをしながら帰ってると、一人の女子とすれ違う


同い年ぐらいの女子、学校の制服を着ており、髪は黒のロングストレート、一見美人ではあるがその目は冷たく、何かを睨んでいるような目つきだった


「ねえ」

明「え?俺」

「とんでもないものが取り憑いてるよ」

真由「」ニヤニヤ


真由は何も言わずにニヤついている


①男「こいつなら問題無いよ」
②男「何が取り憑いてるんだ?」ととぼけて聞いてみる
③男「そういうのに詳しいのか?」
④男「自由安価」

>>34
34名無しさん@おーぷん :2018/09/30(日)22:42:39 ID:gkw

35lLetEg34Vc :2018/09/30(日)22:56:41 ID:I4O
男「そういうのに詳しいのか?」

「まあ、ね。ボクはこういう者なんだ」


そう言うと名刺を渡された


そこには

「時雨佐波学園不可思議研究解決部、水上・静寂(みなかみ・しじま)」と書かれていた


静寂「見ない顔だけど、この町は初めて?」

①男「引っ越ししてきたんだ」
②男「ああ。この不可思議研究解決部ってのは?」
③男「俺の祖父さんが住んでいたよ」
④男「自由安価」

>>36
36【79】 :2018/09/30(日)22:59:07 ID:8IQ

37lLetEg34Vc :2018/09/30(日)23:39:40 ID:I4O
男「俺の祖父さんが住んでいたよ」

静寂「祖父さん?」

男「ああ、古神・彰(こがみ・あきら)会ったことは無いけどな」

静寂「古神…古神!?」

真由「」ニッ

男「知っているのか?」

静寂「あの…古神家…」

①男「聞いていいか?古神家について」
②男「じゃあ俺に取り憑いてるのも分かるんじゃないか?」
③男「自由安価」

>>38
38【52】 :2018/09/30(日)23:45:20 ID:Lwr
2
39lLetEg34Vc :2018/10/01(月)00:00:56 ID:1Pu
男「じゃあ俺に取り憑いてるのも分かるんじゃないか?」

静寂「…蟲…神…」


真由「せいかぁい」


真由の足元から様々な虫が湧きだし、静寂に向かってわしゃわしゃと蠢く


静寂「ひっ」

真由「気づかなかった?すぐ傍にいる私が"それ"だって」クスクス


①男「やめろ、真由」
②男「真由、行くぞ」
③何も言わない

>>40

今日はここまで
ホラーゲーム、ホラー映画よりホラー漫画が好きです
富江、うずまき等の伊藤潤二作品、不安の種、後遺症ラジオの中山昌亮作品が特に好きです
40【77】 :2018/10/01(月)00:02:04 ID:Zrd

41【89】 :2018/10/01(月)00:04:50 ID:VGg
おつー
42lLetEg34Vc :2018/10/01(月)23:04:32 ID:vEw
男「真由、行くぞ」

真由「はーい」


真由が男の方を向くと共に静寂に群がろうとした蟲が四方八方に離散する


静寂「……あれが、古神家の…」ボソッ
―――――
―――

①家に着く
②その間に何かがある

>>43
43名無しさん@おーぷん :2018/10/01(月)23:05:29 ID:DA2
2
44lLetEg34Vc :2018/10/01(月)23:26:47 ID:vEw
帰り途中、妙なものを見た

ビルの窓に張り付く人間のようなモノ

細身の女性のように見えるが土気色の六つ足を持ち、髪を振り乱して壁を動き回り、窓の中を覗いている


男「…何だ、あれ」

①気にせず帰る
②そのまま少し見てる

>>45
45名無しさん@おーぷん :2018/10/01(月)23:28:56 ID:ad3

46lLetEg34Vc :2018/10/02(火)00:16:32 ID:wK0
少なくてすまん、今日はここまで
47名無しさん@おーぷん :2018/10/02(火)00:43:17 ID:l3c
おつおつ
48lLetEg34Vc :2018/10/02(火)22:26:26 ID:0zh
そのまま見ているとぐるりと首を回してこっちを見てきた

鼻も口も無い真っ平らな顔にギョロギョロとした目が無造作にいくつもいくつもくっついている


男「な…」


「グパァ」


その顔が三つに開く。虚空に生えた牙と中にもあるギョロついた目

①逃げる
②立ちすくむ
③行動自由安価

>>49
49【46】 :2018/10/02(火)22:31:33 ID:AKg
3、真由に聞いてみる
50lLetEg34Vc :2018/10/02(火)23:03:13 ID:0zh
男「まっ、真由!?どうしたらいいんだ!?」

真由「えー、真由知らなーい」ケラケラ

男「いや、知らないって」

真由「ほらほら来てるよー?」


六つ足の女がワシャワシャと凄い速度で壁を下りてくる


①逃げる
②男「真由!助けてくれ!」
③行動自由安価

>>51
51名無しさん@おーぷん :2018/10/02(火)23:11:10 ID:WEN

52lLetEg34Vc :2018/10/02(火)23:24:49 ID:0zh
コンマ40以下
>>53
53【75】 :2018/10/02(火)23:25:26 ID:JjZ

54lLetEg34Vc :2018/10/03(水)00:08:18 ID:bPx
―――――
―――

男「はぁ…はぁ…」

真由「だらしないなあ、お兄ちゃん。こんぐらいで息上がっちゃって」

男「うる…せぇ…」


なんとか撒けた…


真由「なんとか撒けた…って思ってる?」

男「え?」


真由が俺の後ろを指さす

恐る恐る振り返ると


いた


「ハァ…ハァ…」


息を吐き、窓ガラスを曇らせる多眼の女性

瞬きすることなく、ジッといくつもの目が睨んできている


男「真由…あれ…」

真由「この家にいる限り手出しできないから無害、無害」

①寝る
②自由安価

>>55

今日はここまで
55【16】 :2018/10/03(水)00:09:39 ID:BwS
2、真由と風呂に入る
56名無しさん@おーぷん :2018/10/03(水)02:22:37 ID:Fxr
冒頭から既に雰囲気出しすぎで色々書きたくなるけど
絶妙な空気感が壊れでもしたら事だから
隠れて見物していよう的な心境になった
57lLetEg34Vc :2018/10/03(水)20:15:14 ID:NkY
男「真由、一緒にお風呂入らないか?」

真由「なにぃ?お兄ちゃん、真由と入りたいの?えっちだなあ」ニヤニヤ

①男「兄妹なら一緒に入るもんだぞ?」
②男「そ、そんなんじゃねえよ。一人で入ってくる!」
③男「ああ、真由と一緒に入りたいね」
④男「自由安価」

>>58
58名無しさん@おーぷん :2018/10/03(水)20:17:55 ID:jCQ

59lLetEg34Vc :2018/10/03(水)21:05:59 ID:NkY
男「そ、そんなんじゃねえよ。一人で入ってくる!」スタスタ


真由「…ヘタレだなあ」
―――――
―――

かび臭い風呂場に湯気が充満する

白い靄の中に得体のしれない何かが浮かび、揺らぎ、狭い浴室の中に異空間を作り出す

湯に肩まで浸かるとじんわりと温かさが浸透する


男「ふー…」


息を吐くと部屋に充満した湯気が揺らぎ、また違った異空間が姿を見せる

錆びた鏡は浴室を映すことなく白い空間のみを見据えている


ズルッ


男「ぉわっ」


何者かに足を掴まれ、風呂の底に引きずり込まれる

お湯のはずなのに池に引きずり込まれてるような、心の臓まで冷える冷たさが襲う


パニクりそうになりながらも足を見ると大量の髪の毛が絡みついていた
60lLetEg34Vc :2018/10/03(水)21:29:16 ID:NkY
真由「お兄ちゃん?何やってるの?」

男「あっぷ、あっぷ、おぼ…溺れ…あれ?」

真由「もう、早く上がってね」


その後は何事も無かった。ただ、常に視線を感じていた以外には
―――――
―――

真由「あー、いいお湯だった」

男「お前何か無かったのか?」

真由「真由に何かしでかせるような存在はそうそういないよ」フッフーン

①真由と一緒の布団で寝る
②別々の布団で寝る

>>61
61【65】 :2018/10/03(水)21:29:45 ID:BwS

62lLetEg34Vc :2018/10/03(水)21:47:36 ID:NkY
布団を敷くと真由が潜り込んでくる

頭を撫でてやると嬉しそうな声を上げて身を寄せてくる


だが、なんだろう。この感じ、人間ではなく、無機質な生き物を抱きしめているような歪な感覚は

真由「ふふ、おやすみ、お兄ちゃん」
63lLetEg34Vc :2018/10/03(水)21:57:18 ID:NkY
何もない漆黒の空を飛ぶ

小さな小鳥の翼ではどこまでも飛ぶことは出来ない

やがて粘り気のある闇に捕えられ、落ちていく


堕ちていく


―町は閉じた鳥籠だ―

―1度捕らえられれば囚われの身となり―

―決して抜け出すことは叶わない―


小さな檻の内側の棘は小鳥には認識できない

やがて逃げ出す気力も失い、閉じた世界が唯一の世界となる


おぞましくも美しい、あゝ我が町よ
64lLetEg34Vc :2018/10/03(水)22:07:09 ID:NkY
小さな部屋、コンクリート詰めの狭い部屋

目に見えない小さな隙間から蟲が入り込んでくる

逃げ場も無く、ロクな身動きすら取れない部屋に蟲が満ちる


いくら振り払おうと体によじ登り、服の中に鼻に、口に、耳に、穴という穴に蟲が…
65lLetEg34Vc :2018/10/03(水)22:17:55 ID:NkY
男「うわぁぁっ…はぁ…はぁ…」

真由「どうしたの?お兄ちゃん?」

男「いや…悪い夢見て…‥」


今日から学校だ


真由「もちろん真由も行くからね?」

男「は?」

真由「真由はお兄ちゃんの双子の妹ってことになってるから。よろしくね」

①学校に着く
②静寂に会う
③何かがある

>>66
66名無しさん@おーぷん :2018/10/03(水)22:23:06 ID:ccn

67lLetEg34Vc :2018/10/03(水)22:28:57 ID:NkY
①男から話しかける
②静寂に話しかけられる

>>68
68【5】 :2018/10/03(水)22:37:04 ID:BwS
2、
69lLetEg34Vc :2018/10/03(水)22:51:18 ID:NkY
静寂「おはよ」


昨日会った女子、水上・静寂に話しかけられる


男「あ、おはよう。…その校章バッチ、同じ学校なんだ」

静寂「この町に高校は一つしかないからね、君も必ず来ると思った」


真由「真由もいるよー?」

静寂「ひっ、蟲神…」

真由「ふふ、真由って呼んでね♪」

①学校に着く
②静寂に、男「自由安価」
③学校に着く間に何かある

>>70
70名無しさん@おーぷん :2018/10/03(水)22:53:01 ID:ccn
② 真由が苦手か?
71lLetEg34Vc :2018/10/03(水)23:24:48 ID:NkY
男「真由が苦手か?」

静寂「いや…その…それは…」

真由「真由が怖いんだよねー?」

静寂「…」

真由「ふふ、神様とこんな間近に接近するの初めて?」グイ

静寂「う、うん…」


首に腕を回して顔を近づける真由

静寂の顔は引きつっている


①男「やめろ、真由」
②男「俺は二人に仲良くしてもらいたいぞ。真由も脅かすな」
③男「自由安価」

>>72
72【51】 :2018/10/03(水)23:25:13 ID:aMj
1
73【38】 :2018/10/03(水)23:26:09 ID:BwS
3、真由の方が胸大きいな・・・
74lLetEg34Vc :2018/10/04(木)00:02:39 ID:Bot
男「やめろ、真由」

真由「ふふ、はーい」

静寂「…ふぅ」


やがて学校が見えてくる

黒く聳え立つ巨大なコンクリートの建物、全体的にヒビが入り、蔦が覆っている

どこにいても霧が立ち込めるこの町の中にあって更に黒い瘴気が纏わりつき、おどろおどろしい雰囲気が漂っている

その上空では黒い雲が渦巻き、鴉が飛び回る

校庭の隅には怪しげな石像が立ち並び、得体のしれないオブジェが無造作に置かれている


それが俺の通う、この町唯一の高校だ


真由「へえ、いいところだね」ニィ
75lLetEg34Vc :2018/10/04(木)00:03:24 ID:Bot
今日はここまで
明日は更新できない
76【41】 :2018/10/04(木)00:32:41 ID:eVC
おつー
77名無しさん@おーぷん :2018/10/04(木)22:51:04 ID:nQj
まるでお化けの学校だあ
78lLetEg34Vc :2018/10/05(金)21:29:22 ID:dBF
生徒用玄関はまるで地獄の門のようにおぞましい気配を以てぽっかりと口をあけ、その中は闇だけが満ちている

中に入ると外から見たように暗くはなく、しかし異様な空気だけが充満している


真由「古い空気だ…昔を思い出すな」

男「そうなのか?」

真由「うん、校内に昔の空気が閉じ込められてる。それにすごいよ、この下駄箱もものすごく古い木で作られてる」

男「へー」

静寂「この建物、何百年も前からあるらしいからね」

男「何百年…すげえな」


そう言いながら靴を履きかえる


男「俺たちは職員室行くから」

静寂「またね。ボクは2-4だから」

①男「一緒のクラスになれるといいな」
②男「ああ、またな」
③男「自由安価」

>>79
79【10】 :2018/10/05(金)21:30:51 ID:uv9
1
80lLetEg34Vc :2018/10/05(金)22:48:05 ID:dBF
男「一緒のクラスになれるといいな」

静寂「うん」
―――――
―――

職員室

誰も彼もが暗い目に青白い顔をしており、頬が痩せこけていた

そんな先生方が席に座っており、職員室にはふさわしくない神棚がいくつもいくつも設置されていた



先生「君達か、古神兄妹」

真由「はーい」


本当に真由も妹として入学できたのか


先生「君たちは4組だ。これからHRで紹介するから、ついてきて」
81lLetEg34Vc :2018/10/06(土)00:36:48 ID:OMJ
すいません、途中で寝てしまいました
今日はここまで、明日は更新できません
82名無しさん@おーぷん :2018/10/06(土)13:26:29 ID:50M
寝落ちしたら投稿途中でも打ち切って次の場面に飛ぶと
唐突な断絶でホラー感が強まるような気がする
83lLetEg34Vc :2018/10/08(月)11:04:28 ID:bBl
簡単に自己紹介してHRを終える


静寂「一緒のクラスになれたね」

男「ああ、知ってる人がいて良かったよ」

真由「よろしくねー、静寂ちゃん」

静寂「う、うん…」


「お?何だよ静寂、その転入生知り合いか?」


茶髪に染めてピアスをした快活そうな男が静寂に声をかける


静寂「うん、昨日町であっただけだけどね」

「そうかそうか、俺は"畔上・青磁(くろかみ・せいじ)"っていうんだ。よろしくな」

男「ああ、よろしく」

真由「よろしくねー」

①もう一人話しかけてくる(男子)
②もう一人話しかけてくる(女子)
③全校朝礼

>>84
84名無しさん@おーぷん :2018/10/08(月)11:10:53 ID:sFK
3
85lLetEg34Vc :2018/10/08(月)11:48:41 ID:cVM
全校朝礼は体育館で行われた

壇上の上部には大きな神棚が設置され、ボールがぶつからないようにかネットが張られている


「全員、校長に礼」


男(え?校長どこ?)

壇上には誰も立ってない。しかし一応周りに合わせて前方に礼をする


「ではまず教頭の言葉」


――――――


「次に生徒会長の結神・奏の言葉」


――――――


結局校長は姿を見せなかった
86lLetEg34Vc :2018/10/08(月)11:49:42 ID:cVM
①昼休み
②放課後

>>87
87【88】 :2018/10/08(月)11:49:58 ID:nVt
2
88lLetEg34Vc :2018/10/08(月)12:04:31 ID:cVM
放課後


静寂「ねえ、昨日言ったボクたちの部活、不可思議研究解決部に来てみない?」

そう言ってくる


①男「見学だけなら」
②男「んー…」
③男「ああ」
④男「自由安価」

>>89
89名無しさん@おーぷん :2018/10/08(月)12:10:13 ID:PoS
④真由がウズウズしてるし、行ってみるか
90lLetEg34Vc :2018/10/08(月)12:22:21 ID:UAF
男「真由がウズウズしてるし、行ってみるか」

真由「やった」

青磁「お?新入部員ゲットか?」

男「え?まさかお前も?」

青磁「ああ、不可思議研究解決部副部長だ」


全然見えない、オカルトどころかサッカーしてそうな見た目だ


青磁「んじゃ、行くか!」


男の肩を抱いて歩き出す青磁
91lLetEg34Vc :2018/10/08(月)12:24:38 ID:UAF


途中、通りがかりに見た校長室は注連縄のようなもので扉が塞がれていた
92lLetEg34Vc :2018/10/08(月)12:33:58 ID:UAF
青磁「ここは旧校舎なんだ。もう全く使われてない代わりに色々曰くや旧い存在が住み着いているらしいぜ」

真由「なるほどー、だからこんなに居心地いいんだー」

明「何かいるのか?」

真由「今のところ有害なのはいないんじゃない?」

静寂「まあ、ボクたちも長い間ここで活動してるけど危ない目には遭ったことないけど」


旧校舎の地下一階、その中でも特に暗い廊下の端


青磁「また電灯切れてんのか…いくら替えてもキリねえな」

真由「」ニヤニヤ


建付け悪い引き戸をギシギシ音立てて何とか開く、その扉の横には「不可思議研究解決部:誰でも相談可」と書いてある表札が


青磁「部長―」
93lLetEg34Vc :2018/10/08(月)12:34:06 ID:UAF
「いらっしゃい、後輩君」


奥の椅子で足を組んで座っている女子がこっちを向いた

大きな黒のポニーテールを振り、深い緑色の目を細め、舐めるような目線で俺を、そして真由を見る

「ふむ…私がこの部の部長、荒神・美麗(あらがみ・みれい)だ」

男「ど、どうも…」

美麗「うむ。そっちの神様もよろしく」

真由「へえ、分かるんだ!」


真由が嬉しそうに言う


美麗「分かるよ、私はそういう目があるからね」フフ

美麗「さて、君たちは見学でいいのかな?」

①男「はい」
②男「何をする部活なんですか?」
③男「自由安価」

>>94
94【46】 :2018/10/08(月)12:36:19 ID:nVt
3、真由、部長の服に虫を潜り込ませるのやめろ
95lLetEg34Vc :2018/10/08(月)13:16:56 ID:UAF
男「真由、部長の服に虫を潜り込ませるのやめろ」

真由「…しようとしたら失敗したよ」

美麗「ふふ、心配してくれなくても大丈夫だよ、悪戯程度ならね」


真由「荒神家の人間は相変わらずだね」

美麗「会ってそうそう仕掛けてくる神様も相当だね」

真由「ふふっ」

美麗「ふふふ」


何か意気投合してる…


青磁「相変わらずだなあ、部長は」
96lLetEg34Vc :2018/10/08(月)13:19:50 ID:UAF
美麗「簡単に説明しようか。この部は超常的、不可思議的、その他都市伝説、噂等々を追いかけ、調査解決する部活だ」

美麗「所謂オカ研とは違い、オカルト・非オカルト問わず受け付けている」

男「非オカルト?」

美麗「時たまオカルト関係なさそうな依頼からでも面白い事実に辿り着けたりするもんだ」

青磁「ほとんど下らない事件だったりするけどな」

美麗「そう言うな。人の役にたてるならいいことだよ」


優しそうに微笑む


真由「つまらなーい」

美麗「そうでもない。不思議を追いかけるのは楽しいよ。きっと神様でも退屈はしない」

真由「へえ、真由を楽しませられるっての?」

美麗「無論だ」


真由「お兄ちゃん、体験入部してみようよ」

①男「ああ」
②男「楽しそうだなお前」
③男「自由安価」

>>97
97名無しさん@おーぷん :2018/10/08(月)13:20:54 ID:Tmx
2
98lLetEg34Vc :2018/10/08(月)22:59:07 ID:JJh
男「楽しそうだなお前」

真由「昔を思い出してねー」

男「昔?もしかして部長と」

美麗「いや、初対面だよ」

真由「ジジイとの話だよ。色々していたからさ」

男「色々?」

真由「それはともかく、真由入ってみたいな」

①男「そうだな」
②男「体験入部だけなら」
③男「自由安価」

>>99
99【83】 :2018/10/08(月)23:01:07 ID:nVt
3、ま、お前の謎もわかるかもしれんしな、いいぞ
100lLetEg34Vc :2018/10/08(月)23:06:33 ID:JJh
男「ま、お前の謎もわかるかもしれんしな、いいぞ」

真由「やったあ!」

青磁「よし、静寂、今すぐ入部志願者を持ってこい。どんな手を使っても入部させるんだ」

美麗「やめんか」

静寂「廃部の危機は去ったでしょ」


明「そんなこと、あったのか」

美麗「廃部にするとか言っていた先生は転勤したから問題ないよ」

青磁「そうそう。謎の失踪を遂げたからな」

美麗「だからただの転勤だってば」


静寂「いつもはあと一人いるんだけど…」

そのあと一人は
①男子
②女子
③自由安価(名前や性格・設定など)

>>101

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[安価]男「旧い町の旧い家を相続した」[ホラー]
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