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ガヴリール「タプリスの疑いを晴らせ!」

1名無しさん@おーぷん:2018/05/03(木)21:25:53 ID:1jR()
ウワアアアアァァァーーーーーーーーーーーーーーー

通行人A「なんだ?!」スタスタ

~ある場所の階段の下~

男「」タラーー

通行人A「わぁっ!? お、おい、大丈夫か!!?」ユサユサ

男「」

通行人A「くっ。早く救急車を呼ばないt…んっ?」チラッ

(階段の上に居る)タプリス「あ、あわわっ……」ブルブル

通行人A「えっ!?」

タプリス「あわわわっ……」ブルブル
2名無しさん@おーぷん :2018/05/03(木)21:56:30 ID:1jR()
~翌日~

ヴィーネ「えっ、タプちゃん、警察に!?」

ラフィエル「はい…。昨日、近くで事件がありまして、その場にタプちゃんが居たそうなので、すぐに連行されて今は取り調べを受けています」

サターニャ「ふぅ~ん、事件ねぇ…で、なにどんな事件を起こしたのよ、あいつ?」ワクワク

ヴィーネ「サターニャ、わくわくしないの!? タプちゃんが疑われているって言うのに!」
3名無しさん@おーぷん :2018/05/03(木)21:58:43 ID:1jR()
サターニャ「ご、ごめん。事件って言うから悪い事だし、それでつい、わくわくしたのよ…」

ヴィーネ「悪魔だからそういうのは分かるけど、わくわくするのはタプちゃんに失礼よ!」

ヴィーネ「それで、ラフィ? 詳細とか分からない?」

ラフィエル「はい。話は聞いてますので、大筋は…。」
4名無しさん@おーぷん :2018/05/03(木)22:04:30 ID:1jR()
ラフィエル「事件は、昨日の夕方です。悲鳴を聞いて駆け付けた通行人が階段下で倒れてる男の人を発見しまして、その時階段上で震えてるタプちゃんが居たそうです」

ヴィーネ「階段?」

ラフィエル「普通の階段ですよ。ほら、道の途中とかにある」

ヴィーネ「あぁ、それね。で、その被害者は一体誰だったの?」

ラフィエル「それがなんと、私たちが通っている高校の男子生徒だそうです。しかも学年も私たちと同じで。ただ、私やヴィーネさん達のクラスとはまた別のクラスの人だ、そうなので、あまり知らないかと」

サターニャ「別のクラスねぇ…。で、なんで後輩の天使はなんて言ってんのよ?」

ラフィエル「それが完全黙秘なんですよ。何も喋らないままで…」

サターニャ「なにそれ? 自分の立場を不利にしているようなものじゃない!」
5名無しさん@おーぷん :2018/05/03(木)22:18:11 ID:1jR()
ラフィエル「えぇ。ですから、警察はタプちゃんを第一容疑者として完全に疑っているようでして」

ヴィーネ「一大事じゃない!? でも、どうしてタプちゃんは何も言わないのかしら?」

ラフィエル「それが不明なんですよ。ですから、こうしてタプちゃんのアリバイがないかを探す為、ヴィーネさんとサターニャさんに協力を申し出た訳ですよ」

ヴィーネ「もちろん、協力するわ。タプちゃんは天使、私は悪魔で、違うけど、後輩である事は変わりないしね」

サターニャ「ふん。大悪魔が手を貸してあげるんだから感謝しなさいよ。それと、お礼……解決した後にきっちりと貰うからね」

ヴィーネ「サターニャ、アンタ…こんな時にお礼を要求して不謹慎じゃないの!?」

サターニャ「ヴィネット、分かってないわねぇ~。いい? 大悪魔はタダ働きはしないの…取れるもんはきちんと取る、それが大悪魔よ!」

ラフィエル「ありがとうございます。もちろん、後でお礼はしますよ……ガヴちゃんが♪」ニコリ

ヴィーネ「ガヴがっ!? そこはラフィじゃないの!!」ビクッ
6名無しさん@おーぷん :2018/05/04(金)00:21:05 ID:EMb()
サターニャ「で、他に情報はないの?」

ラフィエル「情報と言いましても…まだ伝えていないのは、ずっと意識不明だった被害者が今日の朝、亡くなって殺人事件に切り替わった事と被害者の話ですかね?」

ヴィーネ「被害者の話?」

ラフィエル「被害者の男子生徒は、周囲の評判はあまり良くなくて、特に女癖が悪いと言うでしょうか……とにかく節操が無さ過ぎるとかで」

サターニャ「女癖?」

ヴィーネ「簡単に言えば、人間の男が、人間の女たちとたくさん関係を持つ事よ。もちろん、付き合うって意味でね」

サターニャ「なによそれ、下品じゃないの!? まったくこれだから下等生物は…いや、下等生物以上の下等じゃないの、人間は!!」
7名無しさん@おーぷん :2018/05/04(金)00:28:28 ID:EMb()
ラフィエル「詳しい話を聞きますと、私たちの学校に在籍している女子生徒を片っ端から手を出していて、しかも同学年以外にも先輩や後輩にも手を出しているとかで。ある意味、悪い評判しか聞きませんよ」

ヴィーネ「確かにそれは嫌ね。でも、それだったら、真犯人は別にいるって可能性も考えられない?」

サターニャ「えっ?」

ヴィーネ「だって、被害者はたくさんの女性と付き合っていたのなら、交遊関係だって広いし、きっと女性同士とのいざこざや争いが絶えないでしょうしね」

ラフィエル「成る程。確かにそうですね!!」

サターニャ「ヴィネット、アンタ、良いとこに着眼点を置いてるじゃないの!」

ヴィーネ「う~ん、普通は話を聞いて容易に思いつく事なんだけど…。」

ラフィエル「ですが、警察はタプちゃんばかりに目を向けたせいで、それすら気付かないようでしたし」

サターニャ「所詮、下等生物は、下等生物って事よ!」
8名無しさん@おーぷん :2018/05/04(金)00:31:40 ID:EMb()
ヴィーネ「そうだ! ねぇ?」

ラフィエル「なんですか?」

ヴィーネ「タプちゃんと被害者の間に接点とかはないの? いくら現場に居たからって、接点が無いと疑いはしないでしょ?」

ラフィエル「あぁ。実は警察の方も少し調べたようで……その結果」

サターニャ「なによ? もしかして、接点ってやつが見つかったのかしら?」

ラフィエル「………はい」

ヴィーネ「ええぇぇーーーっ!?」
9名無しさん@おーぷん :2018/05/04(金)00:48:51 ID:EMb()
ラフィエル「あっ、でも、普通にやらしいとか、そういう意味で見つかった訳ではないですよ」

ラフィエル「ただ、タプちゃんは、前々に被害者から「可愛いね。付き合おうよ」って声を掛けられた事があったとか、しばらく被害者から付き纏われるような感じがあったとか……それぐらいで。]

ラフィエル「当のタプちゃんは、被害者とは関係を持っていませんし、付き合いも拒否し続けてましたので、到底クロとは言い難いですよ」

サターニャ「クロ?」

ヴィーネ「犯人の事よ。人間の世界にある警察では用語が存在してて、犯人の事はクロって呼ぶらしいのよ!」

サターニャ「へぇ~。で、そういえば、ラフィエルはどうしてそんなに警察の情報に詳しいのよ?」

ラフィエル「あぁ……それは、白羽家の権力をちょっぴり活用し、また私も能力を用いて聞き出しましたので、それで…。」

ヴィーネ「流石、ラフィね!? 凄すぎて、私には到底マネが出来ないわよ!!」

サターニャ「いや、ヴィネットの知識も凄いんだけど……さっきの女癖とか、クロとかの意味を淡々と語っていたし!」
10名無しさん@おーぷん :2018/05/04(金)00:55:34 ID:EMb()
ヴィーネ「そういえば、もう一つ、今更だけど、ガヴは?」

サターニャ「あっ、そういえば、そうね! ガヴリール、いないじゃないの…また例のネトゲ?」

ラフィエル「いえ、ガヴちゃんは今、タプちゃんのアリバイがないかを手分けして探しています。」

ラフィエル「もちろん、他に現場で怪しい人を見なかったといった目撃者も探してますよ」

ヴィーネ「そうなの? ガヴにしては珍しいわね、積極的に動くなんて」

ラフィエル「表向きはサーバーメンテの為、ネトゲが出来なくなって暇だから、暇潰しにやっていると仰ってましたが…」

ラフィエル「実際は、後輩を放って置けず、助けたいという一心で動いたんでしょうね!」ニコリ

サターニャ「へぇ~、たまには優しい所もあるじゃないの、あいつ」

ヴィーネ「まぁ、可愛い後輩が大変な時は、先輩がなんとかするのも当たり前だけどね」
11名無しさん@おーぷん :2018/05/04(金)16:34:54 ID:1Lt
~その頃、ガヴリール~

ガヴリール「そうですか。どうも」

ガヴリール「はぁ~、ロクな情報しかないなぁ。これじゃあ、タプリスの疑いは晴らせないぞ」

まち子「あれ、天真さん。」

ガヴリール「あっ、委員長」

まち子「どうしたの? なんだか深刻そうな顔だけど?」

ガヴリール「あっ、いや、それが……」

まち子「えっ、昨日の事件が原因で捕まった後輩さんを助ける為に聞き込みをっ!?」

ガヴリール「そうなんだよ。けど、ロクな情報しか入ってこなくてさぁ」

まち子「それは大変ね。私も今日の朝、事件を知ったけど、階段から落ちたのってうちの学校の生徒で、クラスは違うけど、同学年なんだって?」

ガヴリール「うん。それは私も知ったけど、まさか後輩がその場に居て疑われてるって聞いた時はびっくりしてね」
12名無しさん@おーぷん :2018/05/04(金)17:01:47 ID:1Lt
まち子「でも、天真さんって優しいんだね! その後輩さんの為に一生懸命になろうとするだ、なんて」

ガヴリール「別に大した事じゃないよ。けど、一応可愛がってたし、助けることぐらいはしないとって思っただけだよ」

まち子「それが優しいっていうのよ、天真さん。」

ガヴリール「そうだ、委員長。昨日の夕方、委員長は何か怪しい人とか目撃してなかった?」

まち子「私の家は、現場からたった5分くらいの距離にあるけど、昨日は家の、それも自分の部屋に居たから何も見てないわ」

ガヴリール「そう。じゃあ、後輩の目撃証言も無理だね」

まち子「ねぇ、その後輩さんってどんな容姿なの?」

ガヴリール「写真があるけど、これだよ」スッ

まちこ「どれどれ……!!」チラッ、ビクッ

ガヴリール「委員長、どうしたの?」

まち子「い、いや、なんでもないわ。ただ、あまりにも可愛いから、びっくりしただけよ」

ガヴリール「そうなんだ。」
13名無しさん@おーぷん :2018/05/04(金)17:07:32 ID:1Lt
まち子「それにしても殺人事件だ、なんて怖いわね」

まち子「階段から落ちたって聞いたけど、揉み合いの末に落ちたから、きっと犯人と被害者はすごい仲が悪かったんじゃないかしら」

ガヴリール「まぁ、それは一応、警察が調査してるしね」

まち子「おっと、私もう行かなくちゃ」

ガヴリール「色々と聞いてもらって悪かった」

まち子「いいのよ。こっちこそ、力になれなくて本当に申し訳なく思ってるし」

まち子「だから頑張ってね、天真さん」スタスタ

ガヴリール「ありがとう、委員長」
14名無しさん@おーぷん :2018/05/04(金)17:51:14 ID:1Lt
ガヴリール「はぁ。さて、また聞き込みのし直すだな」

ラフィエル「ガヴちゃ~ん!!」スタスタ

ガヴリール「おっ、ラフィ。あれ……?」

ヴィーネ「ガヴ!」

サターニャ「話はラフィエルから聞いたわよ」

ガヴリール「ヴィーネに、サターニャ。」

ラフィエル「事情を説明しまして、一緒に手伝って頂ける事になりました」

ガヴリール「そうか…。やっぱ、助力を頼んだか、ラフィ」

ヴィーネ「タプちゃんの無実、絶対に晴らしましょうね」

ガヴリール「それは助かるけど、悪魔のお前が天使の為にするなんて、どうして?」

ヴィーネ「天使と悪魔で違えど、タプちゃんが後輩である事は変わりないし、私も先輩として頑張りたいって思ったのよ」

サターニャ「ちなみに私は、大悪魔として力を貸してあげただけよ。まぁ、お礼はきっちりと貰うけどね」

ガヴリール「………お前はいいや」

サターニャ「なんでよっ!?」

ラフィエル「ぷっ/////」クスッ

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