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【SS】「ガヴリールが処刑!?」

1名無しさん@おーぷん:2018/03/21(水)00:21:05 ID:qbs()
~天界~

天界議員A「と、まぁこのように天使たちのお手本で、天使学校でも首席であった天真=ガヴリール=ホワイトが、このような経緯で駄天使に堕ちたという訳です」

天界議員B「う~む、これは大分、深刻ですなぁ。」

天界議員C「今まで堕天使というケースはありましたが、このような駄天使というのは初ですよ!!?」

天界議員D「議長、これはもうアレしかありませんよ?」

議長「………ふむ」
20名無しさん@おーぷん :2018/03/21(水)21:23:36 ID:qbs()
サターニャ「それにしても、ラフィエルとタプリスにヴィネットの技を防ぎ切る程の力はないはずよ!?」

ガヴリール「………(ラフィとタプリスから、僅かだけど、姉さんの力を感じる……あっ、まさか!?)」

サターニャ「一体、どうして!!?」

ガヴリール「姉さんか…。」

ヴィーネ「えっ?」

ガヴリール「ヴィーネにサターニャ良く聞け。ラフィとタプリスから姉さんの力を感じるんだ!!」

サターニャ「はぁっ、どういう事よ!?」

ガヴリール「恐らくは姉さんが自分の天使力を、ラフィとタプリスに僅かだが、分け与えたのかもしれない…。」

ヴィーネ「えっ、それってほんとなの!?」

ガヴリール「そうだよな、姉さん?」

ゼルエル「………あぁ、そうだ…その通りだ、ガヴリール。やはり駄天使になっても私の天使力を感じることは出来るようだな。」
21名無しさん@おーぷん :2018/03/21(水)21:29:15 ID:qbs()
ラフィエル「ガヴちゃん、ご名答です♪ 私とタプちゃんは事前にゼルエルさんから天使力を分けて貰っているんです!」

タプリス「もしもの時の為でしたが、正解でしたね。」

ラフィエル「そうですね。ヴィーネさんの先ほどの技はかなり危なかったですが、ゼルエルさんの天使力を加えた強力な結界のおかげで助かりました!」

サターニャ「そんなぁ…」

ヴィーネ「ガヴから聞いてはいたけど、流石はゼルエルさん……神の腕と言われる事はありますね」ガクッ

ゼルエル「戦意喪失のようだな…。」
22名無しさん@おーぷん :2018/03/21(水)21:33:17 ID:qbs()
サターニャ「ヴィネット、しっかりしなさい!?」

ヴィーネ「駄目。流石に悪魔力を使い過ぎたわ…」

ゼルエル「ラフィエル、タプリスもういいぞ。さぁ、ガヴリール、行くぞ?」

ガヴリール「い、嫌だ!!」

ラフィエル「ガヴちゃん、往生際が悪いですよ」

タプリス「先輩…もう、覚悟して下さい」

ガヴリール「だから………絶対に天界になんか戻らねぇって言ってるだろーーーーーーー!!!!」ズダダダッ
23名無しさん@おーぷん :2018/03/21(水)21:37:29 ID:qbs()
ガヴリール「サターニャ! ヴィーネが倒れた今、お前だけが頼りなんだ、私を助けてくれ?」スッ←サターニャの後ろに隠れる。

サターニャ「ちょ、ガヴリール!?」

ガヴリール「頼む! 何だか嫌な予感もするし、様子も変なんだ。このまま天界に戻されたら、絶対に生きて帰ってこない気もする!」

サターニャ「っ!?」

ガヴリール「だから、頼む。助けてくれ……姉さんから、ラフィから、タプリスから私を守ってくれ?」

サターニャ「ガヴリール……分かったわ!! この大悪魔様に任せなさい!」

ガヴリール「サターニャ…。」
24名無しさん@おーぷん :2018/03/22(木)01:34:27 ID:ARX()
ゼルエル「ガヴリール、まだ強情を張る気か…。」

ガヴリール「強情も何も、姉さんが訳も話さずに一方的に連れて行こうとしたからだろ?!」

ラフィエル「いつもはライバル関係で張り合っているのに、今回はサターニャさんに助けを求めるとは…。まぁ、手を差し伸べるサターニャさんの優しさには涙を頂戴しましたけど」

ガヴリール「くっ…。今回ばかりは同胞の天使も信用できないんだ!」

タプリス「天真先輩…」

サターニャ「ちょっと私の無視するなぁ!!」
25名無しさん@おーぷん :2018/03/22(木)01:42:56 ID:ARX()
タプリス「胡桃沢先輩、居たんですね。」

サターニャ「失礼ね。いたわよ!!」

ゼルエル「ヴィーネとやらは倒れたが、君はまだ倒れないようだね」

サターニャ「ヴィネットは力を使い果たしたけど、私はまだまだやれるわよ!! 見てなさい、ガヴリール…きちっとアンタを守ってあg」クルッ

ラフィエル「」シュン

ガヴリール「っ………サターニャ、前!?」

サターニャ「えっ?」クルッ

ストンッ
26名無しさん@おーぷん :2018/03/22(木)01:46:18 ID:ARX()
サターニャ「」ドサッ

ガヴリール「サターニャ!!?」

ラフィエル「安心してください。気絶させただけですので♩」ニコリ

ガヴリール「くっ!?」

ゼルエル「さっ、これでお前を助ける者はひとまずいなくなった。今度こそ行くぞ?」

ガヴリール「今だ………神足通!!」

シィーーーーーーーン

ガヴリール「あれっ?」
27名無しさん@おーぷん :2018/03/22(木)01:53:39 ID:ARX()
ガヴリール「神足通、神足通、じんそくつーーーーう!!!」

ガヴリール「はぁはぁ、なんで、なんで発動しないんだ!?」

ラフィエル「うふふっ。」

ガヴリール「ラフィ、お前なにかしたな!?」

ラフィエル「ネタを明かしますと、これを使いました。」スッ

ガヴリール「なぁっ、それは……天使力を封じる特殊な石『天封石』!!? い、いつの間に!?」

ラフィエル「サターニャさんを気絶させる際に、ガヴちゃんのポケットに入れておいたんですよ♩」

ガヴリール「あぁっ、ほんとに入ってた!? 一欠片だけど!」ゴソゴソ、パッ

タプリス「あぁ。天封石って一欠片でも作用するんですよね?」

ラフィエル「その通りです。」

ガヴリール「ちくしょう!! あの一瞬でまさか……」
28名無しさん@おーぷん :2018/03/22(木)01:57:09 ID:ARX()
ゼルエル「で、油断は禁物だぞ、ガヴリール?」シュン

ガヴリール「やばっ、背後を取られt」ストンッ

ガヴリール「」ドサッ

ゼルエル「手間を取らせるな。」

ラフィエル「ガヴちゃん、捕獲です!」

タプリス(ゼルエルさんも、白羽先輩も一瞬で……。)
29名無しさん@おーぷん :2018/03/22(木)02:01:27 ID:ARX()
ゼルエル「よいしょ。それじゃあ、至急天界n」←ガヴリールを抱えている。

ガシッ

ゼルエル「んっ?」チラッ

サターニャ「く……くくっ……」ズルズル

ゼルエル「しつこいな、君は。」

サターニャ「く、く……」

ラフィエル「あらあら、まさか私の手刀で気絶しないとは…」

サターニャ「一瞬しそうになったけど、ガヴリールを守るって気持ちですぐに目を覚ましたのよ。」スッ

タプリス(………)

ゼルエル「何をする気かな?」
30名無しさん@おーぷん :2018/03/22(木)02:09:30 ID:ARX()
サターニャ「魔界通販で購入した催眠銃よ。正面からが無理なら、手っ取り早く眠らせるしかないと思ってね。」

ラフィエル「少々やりますね、サターニャさん」

サターニャ「大悪魔は考える時は考えるのよ。さぁ、まとめて食らいなs」

ゼルエル「天使の睡眠(エンジェルスリープ)!」カアァー

サターニャ「うっ………急にねむ…く……な…っ…て………ZZZ」

ラフィエル「眠っちゃいましたね。」

ゼルエル「どんな相手も簡単に眠らせてしまう能力『天使の睡眠(エンジェルスリープ)』の効果だ」
31名無しさん@おーぷん :2018/03/22(木)02:16:39 ID:ARX()
ゼルエル「さっ、色々とあったが、ようやく天界に戻れるな。」

ラフィエル「はい。」

タプリス「………」

ゼルエル「天界議員たちもお待ちだ。至急、行くぞ!」

ラフィエル「はい!」

タプリス「………」チラッ

サターニャ「むにゃむにゃ………ガヴリールぅ……絶対に……守って……ZZZ」

タプリス「……………」ジィィィーーーッ

ゼルエル「タプリス、どうした?」

タプリス「えっ?」クルッ

ラフィエル「タプちゃん、天界に戻りますよ?」

タプリス「あっ、すみません!? 分かりました!」

タプリス「………」クルッ

サターニャ「……ZZZ」

ヴィーネ「」

シュン←タプリスが消える音
32名無しさん@おーぷん :2018/03/22(木)17:27:43 ID:ARX()
サターニャ……サターニャーー

ヴィーネ「サターニャ!!」

サターニャ「ハッ、ここは!?」

ヴィーネ「私の家よ。」

サターニャ「くっ……あれ、そういえばガヴリールは!!?」

ヴィーネ「…………」

サターニャ「ヴィネット、無言という事は…」

ヴィーネ「えぇ。ガヴはきっとゼルエルさんによって天界に連れて戻されたのよ…。」

サターニャ「くっ。なんて事なの…守るって言っておきながらみすみす連れていかれるだ、なんて!」
33名無しさん@おーぷん :2018/03/22(木)18:05:12 ID:ARX()
サターニャ「そういえば、ヴィネット、アンタ大丈夫なの!!?」

ヴィーネ「私? えぇ、大丈夫よ。なぜだが分からないけど、あんなに悪魔力を使ってしばらくは動けないはずが、急に動けるようになったのよ!」

ヴィーネ「で、目が覚めたら近くであんたが寝ていたから、急いで私の家まで運んだって訳よ。」

サターニャ「そう…。」

ヴィーネ「で、サターニャはどうして眠っていたの?」

サターニャ「私は最後までガヴリールを守ろうと、あのゼルエルって天使の足を掴んで懸命に食い下がったんだけど、結局何らかの能力で眠らされたみたいなのよ」

ヴィーネ「そうだったの。」
34名無しさん@おーぷん :2018/03/22(木)18:19:34 ID:ARX()
サターニャ「はぁ、だめね。私って、あのガヴリールが私に懸命に助けを求めてきて私も守るって言ったのに、結局私はガヴリールを守り切ることが出来なかったわ」

ヴィーネ「サターニャ…。」

ヴィーネ「………サターニャ!」

サターニャ「なに?」

ヴィーネ「アンタがガヴを守り切れずに悔しがる気持ちは良く分かるわ! さきに力を使って倒れた私もそうだけど、ガヴを助けるって挑んだのに結局、ゼルエルさん達には敵わなかったしね」

サターニャ「ヴィネット…。」

ヴィーネ「でも、私は諦めないわ。例え相手が天使であろうと、事情も告げられずに連れ去られたガヴを助けないと!」
35名無しさん@おーぷん :2018/03/22(木)18:31:03 ID:ARX()
サターニャ「ついでに連れ去った理由も聞き出そうって訳ね!」

ヴィーネ「えぇ、そうよ。ただ…」

サターニャ「ただ、なによ?」

ヴィーネ「悪魔である私たちがどうやって天国に入国したらいいか……それが問題なのよ!」

サターニャ「そんなの簡単よ。以前、私が試したお手製の天使の輪を頭に付ければ…」

ヴィーネ「何言ってんのよ!? 結局バレてアンタ、取り調べ受けちゃったじゃないの!! 私もあの時、一生懸命謝ったしね!」

サターニャ「大丈夫よ。今度はちゃんと上手k」

タプリス「バカですね。早々簡単にはいきませんよ?」
36名無しさん@おーぷん :2018/03/22(木)18:37:53 ID:ARX()
サターニャ「うわああぁっ!?」

ヴィーネ「えっ、タプちゃん!!?」

タプリス「悪魔が何を考えてるかと思ったらそんな単純な事しか考えていないんですね。」

サターニャ「だ、黙りなさい! それより、なんでアンタがここにいるのよ?!」

タプリス「監視ですよ。悪魔が天真先輩を連れて行こうとしたのを悪魔に邪魔されそうになったと、上に報告をしたところ下界での悪魔の監視を頼まれましてね。」

ヴィーネ「じゃあ、その監視役にタプちゃんが?」

タプリス「その通りです。ゼルエルさんも白羽先輩も他にやる事があるそうなので、私が仰せ付かったという訳です」
37名無しさん@おーぷん :2018/03/22(木)22:09:30 ID:ARX()
タプリス「やはり監視に来て正解でしたね。月乃瀬先輩も胡桃沢先輩も、天真先輩の事を諦めずに救出に向かおうと考えてましたしね!」

サターニャ「何よっ!? 邪魔立てする気?!!」

タプリス「邪魔立てはしません。ただ、お二人にとっての障害になるだけです」

サターニャ「どっちみち一緒じゃないの!!」

タプリス「ですが、悪魔としても一度は私の先輩として在り続けていたよしみもあります。なので、これは私からの条件なのですが、もし今から天真先輩の事を諦めてくれるのなら…先輩たちの監視を止めた上で見逃します。」

ヴィネサタ「「っ!?」」

タプリス「ですが、もし断ると仰るのなら容赦はしません! さて、月乃瀬先輩と胡桃沢先輩はどうしますか……天真先輩の救出を諦めますか、それとも悪魔として天界及び私たち天使を相手になさいますか?」
38名無しさん@おーぷん :2018/03/22(木)23:16:50 ID:ARX()
サターニャ「そ、そんな事、もう決まっているじゃないの…ねぇ、ヴィネット?」

タプリス「月乃瀬先輩の答えはどうですか?」

ヴィーネ「タプちゃん、私は悪魔だけど、天使である貴方を本当の後輩として見ているの。けど、ガヴが理由も分からずに天界に連れ去られた今、貴方も天界側、つまりは私とサターニャにとっての敵になった。」

ヴィーネ「こうなった以上は、敵としてまず、貴方を倒してでも前に進むわ!! ガヴを助けるまではね!!」スッ

タプリス「成る程、そう来ましたか。となると、胡桃沢先輩も?」

サターニャ「そうよ、私もガヴリールを助ける為に戦う方を選ぶわ。あいつを守るって約束も守らないとならないしね…。」

サターニャ「それに、もうアンタやラフィエルになんか負けない!! さっきの大悪魔の敗北は悔しいけど、それは一度で十分……もう二度目はないわよ!!!」スッ

タプリス「そうですか。やはりそうなりますよね…お二人ならきっと天真先輩を助ける為に天使相手に戦いを挑む、というのは最初から分かってましたし!」
39名無しさん@おーぷん :2018/03/22(木)23:51:08 ID:ARX()
タプリス「では、先輩方を排除する前に結界を張ります。月乃瀬先輩の部屋ですし、流石に部屋を荒らす事はしたくはありませんし、ご近所にも迷惑が掛かると大変ですしね!」ブゥーン

ヴィーネ「流石は天使、そこは気がきくのね…。さっきと同じように」

タプリス「始めましょうか。」スッ

サターニャ「行くわよ、ヴィネット!! 今度はお互いに協力してね!」ダッ

ヴィーネ「OKよ!!」タッ
40名無しさん@おーぷん :2018/03/23(金)00:00:34 ID:R5M()
サターニャ「サタニキアキック!」

ヴィーネ「三叉の槍、突き!!」

タプリス「天使の結界」カチン

サターニャ「うわぁっ、跳ね返された!?」ドサッ

ヴィーネ「やっぱりゼルエルさんの天使力を分け与えられているタプちゃんは一筋縄ではいかないわね。」

タプリス「ゼルエルさんの天使力も加えた私の結界、破れるものなら破ってみてください!」

サターニャ「言ったわね……。ヴィネット、今こそ力を合わせてアレ、使うわよ?」

ヴィーネ「えっ、アレって以前、魔界で教わって散々練習した、あの技のこと?」
41名無しさん@おーぷん :2018/03/23(金)00:18:36 ID:R5M()
サターニャ「そうよ! 私とあんたで練習した、あの合体技だったらきっとタプリスの結界も破って、あいつごとやれるはずよ!!」

ヴィーネ「でも、あれはまだ未完成じゃないの? それにもし、失敗したら私もアンタも悪魔力を一気に使い果たして今度こそ危なくなるのよ!?」

サターニャ「そうね。だけど、今なら出来そうな気がするのよ」

ヴィーネ「出来そうな気って、ただの勘じゃないの!?」

サターニャ「あぁもう、勘でもいいのよ。それにアンタさっき言ったじゃないの…「タプリスを倒してまで前に進む、ガヴリールを助けるまではね」って!!」

ヴィーネ「………」

サターニャ「ガヴリールの為に覚悟を決めたんだったら、こんな所で立ち止まってないで前に進まなきゃ駄目よ! どんな状況になっても!!」

ヴィーネ「そうね…分かったわ! サターニャ、アンタの言った通り合体技に全てを掛けるわよ!」

サターニャ「いいわよ、ヴィネット♩ そうこなくっちゃね!!」ニヤリ
42名無しさん@おーぷん :2018/03/23(金)00:38:10 ID:R5M()
タプリス「作戦会議は終わりましたか?」

サターニャ「えぇ。」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

ヴィーネ「もちろん!」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

タプリス「先輩方から凄いオーラが…。しかもさっきの月乃瀬先輩だけでなく、胡桃沢先輩までも放ってますね…。」

サターニャ「行くわよ!」ガシッ

ヴィーネ「えぇ!」ガシッ

タプリス「全力で来ると言うのなら、来てください!! その分、私も全力の結界を張ってその技を破ってみせます!」カッチーーーン

ヴィネサタ「「これが私たちの合体技………『W悪魔的消滅(ダブルデビルズエクスティンクション)』!!!」」ズダーーーーーーーーーーーーーーン

ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ

タプリス「こ、これが先輩方の合体技ですかっ!!?」

カッチーーーーン・・・・・・ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオーーーーーーーーーーーーッ

タプリス「す、凄い威力です!! 月乃瀬先輩が放った最大の技以上に強力です!?」

タプリス「ですが、私も負ける訳にはいきません! はああぁぁぁーーー!!!」カッチーーーーーーーーン

カッチーーーーーーーーン………………ゴオオオオオオオオッーーーー
43名無しさん@おーぷん :2018/03/23(金)00:43:03 ID:R5M()
サターニャ「まさか結界を限界以上に強くして、私達の合体技を押すとはねぇ…。」

ヴィーネ「だ、だけど、ここで負ける訳にはいかない! アンタだってそう言ったわよね、サターニャ?」

サターニャ「えぇ、もちろんよ。だから……こっちも限界以上の悪魔力を引き出すのよ!!」

ヴィーネ「言われなくてもそうするわよ。」

ヴィネサタ「「はあああああああああああぁぁぁぁーーーーーーーーーーーっ!!!!!」」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

カッチーーン……ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ
44名無しさん@おーぷん :2018/03/23(金)00:46:18 ID:R5M()
タプリス「な、なんですとっ!!? ま、まさか、そんなぁ!?」

ヴィーネ「今よ!」

サターニャ「最大最高威力の合体技をその身に受けなさい!!!」

ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ

パリンッ!!!

タプリス「ぜ、ゼルエルさんの天使力を加えた結界がっ!!? ひゃあああああああーーーっ!!!」

ドッゴーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!!
45名無しさん@おーぷん :2018/03/23(金)00:51:24 ID:R5M()
モクモクモクモクッ

サターニャ「や、やったの?」

ヴィーネ「まだ、分からないわ。」

タプリス「………」ボロボロ

サターニャ「あっ、タプリスが倒れてる!?」

ヴィーネ「ふぅ、どうやらやったようね。」

タプリス「ぐっ……」

ヴィネサタ「「っ!?」」

タプリス「うぅ……。」ムクッ

サターニャ「嘘っ、まだ立てるの、全力の合体技を受けたはずなのに!!?」

ヴィーネ「流石はガヴやラフィの後輩ね……。」
46名無しさん@おーぷん :2018/03/23(金)00:54:37 ID:R5M()
タプリス「………」チラッ

サターニャ「な、何よ、まさかまだやるっていうの!?」

タプリス「………」タッタッタ

ヴィーネ「こっちに歩いてきたわね。」

サターニャ「くっ、どうせもう体力もないはず!! 今度は完全に止めを刺しt」

タプリス「合格です……月乃瀬先輩に胡桃沢先輩!!」ドゲザ

ヴィネサタ「「へっ(はぁっ)?!」」
47名無しさん@おーぷん :2018/03/23(金)01:04:46 ID:R5M()
タプリス「今の先輩方なら、きっと天真先輩を救い出してくれるでしょう…。」

サターニャ「はぁっ、どういう事よ!? さっきまで私たちのガヴリールを救出するのを邪魔しようとしたアンタが、どうしてそんな台詞を!?」

タプリス「………」

ヴィーネ「訳ありなのね、タプちゃん? それはガヴが天界に連れ戻された訳にも繋がっているのね?」

タプリス「はい、その訳も含めまして全てをお話しします。」

サターニャ「いいわ、話しなさい!」

タプリス「今から言う事を心して聞いてくださいね………明日の朝、天真先輩が天界で処刑されます!!!」

ヴィーネ「…………えっ?」

サターニャ「………はぁっ?」

サターニャ「ちょ、ちょっと待ちなさいよ。えっ、ガヴリールが処刑……えっ、ウソよね?」

タプリス「残念ですが、本当です。本当に明日の朝、天真先輩の処刑が実行されるのです!」

ヴィネサタ「「ええええええぇぇぇぇーーーーーーーーーーっ!!!!!」」
48名無しさん@おーぷん :2018/03/23(金)12:54:35 ID:0Cm
ヴィーネ「ど、どうしてガヴがっ!?」

タプリス「原因は駄天使になってしまった事です」

サターニャ「あぁ、なるほど。それは納得だわ」

タプリス「駄天使になってしまった天真先輩を放って置けなかった天界議員たちは日夜、天真先輩に対する議論を展開してました…」

タプリス「そして、優秀な天使が下界で駄天すること自体が天界にとっての汚点だと判断され、その汚点を無くす為に天真先輩の存在を消した方が良いという意見があがり……」

タプリス「存在を消す=天真先輩を処刑するという刑も決まり、遂には今日、議会での満場一致により天真先輩の処刑が許可された、という訳なんです」

サターニャ「へっ、なにそれ!?」

ヴィーネ「つまりは、天界にとって都合の悪い存在を消すって事じゃないの!? いくら何でも勝手すぎるんじゃ!?」

タプリス「それでも天界にとっては天界における体裁というものを保たなければならない。その為なら、天界にとっての汚点や悪いイメージを与える者は容赦無く粛清される………これは随分前から天界で定められているものなのです!」
49名無しさん@おーぷん :2018/03/23(金)13:13:29 ID:0Cm
サターニャ「天界はいいとこって聞いてはいるけど、反面酷い一面もあったのね。」

タプリス「処刑が決まった後、先輩を生け捕りの上で天界に連れ戻す任務はゼルエルさんに与えられたのです。ですが、私と白羽先輩も下界にいる天使としてゼルエルさんの補佐を任せられる形で共に任務に同行した訳です」

ヴィーネ「それで、タプちゃんはゼルエルさんやラフィと一緒にいたのね。」

タプリス「でも、私はその事を知った時はショックを受け、何よりも天真先輩の処刑には大反対でした…。」

タプリス「もちろん、逆らってまで天真先輩のことも救いたかったのですが、天界で与えられた任務を放棄するか、上からの指示を無視した場合は違反として天使力を奪われ、ただの人間として下界に落とされてしまうのです!」

ヴィネサタ「「えええぇぇぇぇーーーーっ!!?」」

タプリス「流石の私でも天使力を奪われたら太刀打ちも出来ませんし、天真先輩を救うことさえも出来ません。」

タプリス「そこで私は考えました。代わりに天真先輩を救ってくれるような輩がいれば、そして私のその人物のサポートに回ることが出来れば……何とかなるのではないかと思ったのです!」
50名無しさん@おーぷん :2018/03/23(金)13:35:41 ID:0Cm
サターニャ「まさか、ガヴリールを救うその輩というのは?!」

タプリス「もちろん、月乃瀬先輩と胡桃沢先輩の事です! お二人は悪魔ですし、天使が悪魔に頼み事をするのは癪なのですが、背に腹は代えられぬ、という事で!」

ヴィーネ「じゃあ、さっきの戦いは…」

タプリス「それももちろん、先輩方の実力を試す為です!」

タプリス「天界には私以上に強者は大勢いらっしゃいます。ですので、まずその強者に立ち向かえるかを、実力は大丈夫なのかを試す必要がありました」

サターニャ「じゃあ、最初にゼルエルの指示で私たちに襲い掛かったのは?」

タプリス「もちろん、従ったフリをして先輩方に敵だと認識させる為です。実力を試すにはまず、本来の実力できてもらう必要がありまして。」

タプリス「私が敵となれば、先輩方は本気で戦いを挑んでくる……そうしたかったからなのです!」

タプリス「そして、先輩方は見事、本気を出して私が倒れるほどにまで私を追い詰めました。実力は本物、これなら大丈夫だと完全に確信したという訳です」

ヴィーネ「成る程。それで、合格と言っていたのね…」

タプリス「本当におみそれしました!」

サターニャ「粋なことしてくれるじゃないの!」
51名無しさん@おーぷん :2018/03/23(金)14:03:36 ID:0Cm
サターニャ「まっ、私のような大悪魔を騙せたこと自体は認めてあげるわよ。」

タプリス「…………」

ヴィーネ「あっ、サターニャの今の台詞は無視してもいいから!」

タプリス「はい、わかっています。とりあえず、月乃瀬先輩に胡桃沢先輩……天真先輩の救出を改めてお願いします!! もちろん、私も十分なサポートに回りますので!」

ヴィーネ「もちろんよ。ガヴが処刑されるって分かったのなら、処刑される前にガヴをしっかりと助けないとね!!」

サターニャ「ガヴリールはなんとしても助け出すわ! さぁ、久しぶりに大悪魔の血が騒ぐわよ!!」
52名無しさん@おーぷん :2018/03/23(金)15:03:30 ID:0Cm
サターニャ「あっ、でもガヴリールを助けようにも見つからないように天界に入国しないとならなかったわねっ?!」

タプリス「任せてください! その為に私がいるのですから!!」

ヴィーネ「で、どうやって入国するの?」

タプリス「それはですね………」ゴニョゴニョ

サターニャ「えぇっ、それって上手くいくの? そもそも天使に効果なんてあるのかしら??」

タプリス「多分、大丈夫かと」

ヴィーネ「とりあえず、タプちゃんを信用しましょう!」
53名無しさん@おーぷん :2018/03/23(金)15:19:07 ID:0Cm
サターニャ「そうだ、天界に向かう前に回復しておかないと。さっき、限界以上の悪魔力を引き出したから、もうボロボロよ」

ヴィーネ「あっ、そういえば私もだわ」

タプリス「天使の癒し(エンジェルヒーリング)」ピカァーー

サターニャ「あれっ、回復してる!!? どういうこと!!」

ヴィーネ「私もよ!? もしかして、タプちゃんが?」

タプリス「はい。光を当てた者を回復させることが出来る能力「天使の癒し」の効力です」
54名無しさん@おーぷん :2018/03/23(金)15:30:21 ID:0Cm
サターニャ「凄いじゃないの、その能力!?」

タプリス「ちなみに光を他者には見えない程度に小出しにすることもできます! その分、回復力は落ちますけど」

ヴィーネ「待って…あれ、今の光の感じ、どこかで??」

タプリス「月乃瀬先輩は薄々気が付きましたか?」

ヴィーネ「あっ、もしかして!?」

タプリス「そうです。最初に力を使い果たして倒れた月乃瀬先輩がすぐに起きれたのは、天真先輩を連れて去る間際に私が先輩を回復させたからなんですよ!」

タプリス「もちろん、天使の癒しで。それもさっき説明したとおりに見えない小出しの状態で光を当てて、ですけど。」

ヴィーネ「そ、そうだったのね。どうりでどこかで浴びたような感じがしたのね!」

サターニャ「やるじゃないの、下級天使が!!」

タプリス「下級は余計じゃありませんか?」

ヴィーネ「なにはともあれ、あの時と今、回復させてくれてありがとうね、タプちゃん!」ニコリ

タプリス「いいえ。これも天真先輩を助ける為ですから///」テレテレ
55名無しさん@おーぷん :2018/03/23(金)15:34:20 ID:0Cm
サターニャ「そんじゃあ、回復もした事だし、さっそく乗り込むわよ、天界に!!」

タプリス「待ってください! いきなりは無理ですよ、少し手順を踏まないと!!」

ヴィーネ「そうね。焦ってはダメよ、サターニャ?」

サターニャ「ちぇっ、わかったわよ。じゃあ、その手順とやら、さっさとしなさいよ!」

タプリス「分かってますって……。」
56名無しさん@おーぷん :2018/03/24(土)17:12:10 ID:KLU()
~しばらくして、天界では~

議長「下界からにいるタプリス氏から連絡がありました…ガヴリール氏と仲が良かったとされる悪魔二体が抵抗してきたので、返り討ちにしたと!!」

ゼルエル「えぇ、もちろん聞きました。」

議長「悪魔は返り討ちにした後、恐れをなして魔界に逃げたとか…いやはや流石はゼルエル氏の補佐を任されるだけありますね、タプリス氏は」ニコニコ

ラフィエル「………」
57名無しさん@おーぷん :2018/03/24(土)17:55:19 ID:KLU()
~天界ゲート付近にて~

タプリス「お疲れさまです。千咲=タプリス=シュガーベルです!」

検査員「あっ、どうも。議長様からお話は伺ってますよ。任務の帰還、ご苦労様です!!」

タプリス「いいえ。そんなに大したことでは…」

検査員「あの悪魔を二体も退けるとは、流石です!!」

タプリス「あははは…。」

(透明中の)サターニャ「何よ、この大悪魔、胡桃沢=サタニキア=マクドウェルがこんな天使に負けるはずがないじゃない!!!」プクゥーー

(透明中の)ヴィーネ「シィー、あまり騒がないの?! タプちゃんが私たちを倒したって虚偽の報告をするのも作戦のうちなんだし、しょうがないわよ」

~回想~

タプリス「それはですね……まず、天界自体を油断させる必要がありますので、私が天界に嘘の報告をします。内容としてはお二人を倒したってところにしましょう!」

タプリス「その後、天界に向かう前に先輩方を私の能力で透明にし、私が入国と同時にゲートを開けさせてもらいますので、そこから私と共に先輩方も侵入する、という方法です」

ヴィーネ「私とサターニャを透明にするって言うけど、大丈夫? サターニャの時みたいに検査員に勘付かれたりしたらお終いよ?」

タプリス「そこは心配ありません。私が使用する透明の能力はゼルエルさんから直々に教わったものなんです。」

タプリス「それに私はゼルエルさんから天使力を分け与えられたので、能力にゼルエルさんの強い天使力を加えれば人の目はおろか一般の天使の眼でも簡単に捉えることは出来ません」

タプリス「ですが、ゼルエルさんや白羽先輩のような強い天使力を持つ方には簡単に見破られますので、侵入したらすぐに能力を解きます!!」

タプリス「能力は解いた後は、私が向かう敵を全て引き受けますので、先輩方は天真先輩が捕らえられている牢まで一直線に向かって下さい! 場所も今からお教えしますので!!」

サターニャ「えぇっ、それって上手くいくの? そもそも天使に効果なんてあるのかしら??」

タプリス「多分、大丈夫かと」

ヴィーネ「とりあえず、タプちゃんを信用しましょう!」

~回想終了~
58名無しさん@おーぷん :2018/03/24(土)17:59:52 ID:KLU()
検査員「では、異常なし。どうぞ、通ってください」

タプリス「はい。」

ゲート『』ゴゴゴゴゴゴ

ヴィーネ「いよいよね。」

サターニャ「ふふふっ、前は失敗して捕まったけど、今度は通れるわね! しかも検査員も私を捕らえた時と同じ奴だから、再び私が通る事にも気付かずに知らん顔してるわよ…いい気味ね♩」ニヤリ

ヴィーネ「シィー。だから、静かに!」
59名無しさん@おーぷん :2018/03/24(土)18:06:04 ID:KLU()
~天界~

ヴィーネ「わぁ……ここが天界。綺麗なところね」

サターニャ「そうね。魔界とは大違いね…」

タプリス「さぁ、行きますよ、先輩方。今から解きますので、すぐにお教えしたところに向かってくださいね!」

サターニャ「言われなくても準備は出来るわよ。そんで、どっちだったかしら?」

ヴィーネ「あれよ。今、私が指差してる塔みたいな建物があるでしょ、そこよ!!」ビシッ

サターニャ「そうそう、そこ分かったわよ!」

タプリス「ちなみにあれが天界議事堂。天界の主導権を握る天界議員や議長などがいらっしゃる所です。」

タプリス「処刑は秘密裏ですので、天界議事堂で行われます。当然、天真先輩もあそこに囚われているでしょう!」
60名無しさん@おーぷん :2018/03/24(土)18:08:51 ID:KLU()
タプリス「では、能力を解きます。月乃瀬先輩、胡桃沢先輩…絶対に天真先輩を救い出して下さいね!」

ヴィーネ「もちろんよ。任せて」

サターニャ「言われなくてもそうするわよ!!」

タプリス「いきます、3…2…1………ハイ!!!」シュパ

ヴィーネ「行くわよ、サターニャ!!」ダッ

サターニャ「えぇ!!」ダッ
61名無しさん@おーぷん :2018/03/24(土)18:20:22 ID:KLU()
キャアーーーー、アクマヨ!!!
ナンデアクマガココニ!!?
ワケワカンナイワヨッ!?

ヴィーネ「やっぱり天界は大騒ぎね。私たちが侵入したって事で!」ダッダッダ

サターニャ「構わないわよ。もし、周囲に向かう敵がいるとしてもタプリスが何とかしてくれるわよ!! それに私たちはガヴリールの救出が最優先なんだし、気にしたら負けよ!」ダッダッダ

ヴィーネ「それにしても足が速くなるなんて、サターニャいつの間にこんな能力を?」ダッダッダ

サターニャ「悪魔的俊足(デビルズダッシュ)よ。本来は私だけが持つ身体能力の一部だけど、その一部を悪魔力に込めてヴィネット、アンタにほんの少し分け与えただけよ!」ダッダッダ

ヴィーネ「いずれにしても助かったわ。ありがとう、サターニャ!」ダッダッダ

サターニャ「感謝するなら、後にしなさい。」ダッダッダ
62名無しさん@おーぷん :2018/03/24(土)18:32:13 ID:KLU()
ヴィーネ「でも、タプちゃん、本当に大丈夫かな?」ダッダッダ

サターニャ「きっとあいつも自分がただじゃ済まない事も分かってるわよ。多分、時間稼ぎにでもなればいいと思ったんじゃない?」ダッダッダ

ヴィーネ「そういえば、さっきから私たちに立ち塞がろうとする者は誰もいないわね…。」キョロキョロ

~その頃、タプリスは~

タプリス「天上の矢(ヘブンズアロー)」シュパ

天界兵「うわぁっ!?」ストッ

天界兵長「千咲=タプリス=シュガーベル!! 悪魔の侵入を手引きしたのはお前だな?」

タプリス「………」

天界兵長「黙っていても分かる。天界の法に背いて逆らうのは重罪だ!! 捕らえろ!!!」

天界兵たち「はっ!!」

タプリス(ここは私だけで何とかしないと…。)
63名無しさん@おーぷん :2018/03/24(土)20:55:31 ID:KLU()
~天界議事堂前~

サターニャ「案の定、兵はタプリスが引きつけているから警備はないわね!」

ヴィーネ「けど、なんか変よ? いくら何でも上手くいき過ぎてない??」

サターニャ「……そうね」

ヴィーネ「注意して、きっと何かしらの罠があるに決まってるわよ!! 例えば、ラフィやゼルエルさんが待ち構えているとか?」

サターニャ「とにかく行くわよ! 時間もなさそうだしね!!」
64名無しさん@おーぷん :2018/03/24(土)21:08:54 ID:KLU()
~天界議事堂中~

サターニャ「ガヴリールが閉じ込められた牢はどこにあるんだったかしら?」

ヴィーネ「確か、最上階よ!」

サターニャ「それにしても警備が緩すぎるわよ!?」

ヴィーネ「だからこそ、気を付けないt」

ラフィエル「そうです。例えば、後ろとか?」ボソッ

ヴィーネ「っ!?」ビクッ

サターニャ「その声はっ!!?」キィーー

ヴィーネ「ら、ラフィ!!?」クルッ

ラフィエル「うふふっ、やはり天界に乗り込んできましたか、ヴィーネさんにサターニャさん♩」ニコニコ
65名無しさん@おーぷん :2018/03/24(土)21:28:22 ID:KLU()
ヴィーネ「アンタとゼルエルさんの事だからとっくにタプちゃんの虚偽報告から手引きの事まで初めから見抜いていたでしょ?」

ラフィエル「もちろんですよ。ゼルエルさんはタプちゃんが再び監視を命じられて下界に向かった時から千里眼で全てを見ていましたし。」

ラフィエル「私は、タプちゃんからお二人が負けて魔界に逃げたって報告が来た時から分かってましたよ! それに最初からガヴちゃんの処刑に反対していた事も分かってましたし、お二人を頼る事もきっと天界に招いてガヴちゃんの救出に来る事もですが♩」

サターニャ「アンタにはお見通しって訳ね!!」

ヴィーネ「でも、全部分かっててどうして、天界にまで乗り込むのを見逃したの?」

ラフィエル「別に見逃した訳ではありませんよ。これもゼルエルさんの作戦なんです!」

サターニャ「作戦ですって!?」

ラフィエル「わざと天界に招いたのですよ…どのみち天界へ侵入してまで助けに来るのならいっその事、天界にわざと侵入させてから天界の法に従って始末する算段で!」

ラフィエル「それに警備を手薄にしたのも作戦です。ここまで来させてから、私とゼルエルさんで一気に方を付けるという意味で。」

ヴィーネ「どうりでここまで簡単に辿り着けたわけね。納得だわ」

ラフィエル「私もゼルエルさんも強さは、天界に認められていますし、皆さん作戦に乗ってくれていたんですよ。」

サターニャ「はぁー、やられたわね。」
66名無しさん@おーぷん :2018/03/25(日)01:00:56 ID:n6F()
ラフィエル「では、全てを明かしましたので、さっそくいかせてもらいますね!」

ヴィーネ「待って。そういえば、ゼルエルさんはどこに?」

ラフィエル「ゼルエルさんは、ガヴちゃんがいる牢の前にいますよ。そう、ゼルエルさんは門番であり、最終兵器でもあります!」

サターニャ「チッ。ま、いいわ。まずはアンタからよラフィエル、覚悟しなさい!!」

ラフィエル「望むところです♩」ニコリ
67名無しさん@おーぷん :2018/03/25(日)01:56:31 ID:n6F()
ラフィエル「もちろん、下界で知り合った悪魔の友達とはいえ容赦はしませんよ」スッ

ヴィーネ「ラフィは一筋縄じゃいかないわよ。何かしら考えて戦わないt」

サターニャ「あっ、タンマよ!」

ラフィエル「?」

ヴィーネ「どうしたの、サターニャ?」

サターニャ「ヴィネット…」

ヴィーネ「んっ、なに?」

サターニャ「アンタ、先にガヴリールがいる牢に行きなさい」

ヴィーネ「えっ?!」
68名無しさん@おーぷん :2018/03/25(日)02:00:42 ID:n6F()
サターニャ「二人でラフィエルと戦うよりも、ここは一人の方が適任だと思うわよ!」

ヴィーネ「えっ、じゃあ、サターニャは?」

サターニャ「もちろん、私が残る……ここは私に任せてくれないかしら?」

ヴィーネ「え、ええええええぇぇぇぇーーーーーーっ!!?」

サターニャ「なによ、そんなに驚かなくても!」

ヴィーネ「あっ、ごめん。でも、本当に大丈夫なの?」
69名無しさん@おーぷん :2018/03/25(日)02:12:22 ID:n6F()
サターニャ「大丈夫よ。ラフィエルの相手はいつも私がしてるし。それに私は大悪魔よ…あんなのに負けるはずがないじゃない!」

ヴィーネ「アンタねぇ、尊大なものたまにいいけど、こういう時は素直になった方が?」

サターニャ「素直じゃだめなのよ、ここでも尊大でいないと意味がないの。じゃなきゃ、プレッシャーに押し潰されそうなのよ!」

ヴィーネ「………そう、分かったわ。ラフィの事はサターニャさんに任せる、それでいいんでしょ?」

サターニャ「もちろんよ! さっ、早く行きなさい、ヴィネット!!」

ヴィーネ「本当に任せたから、ちゃんと戦ってラフィに勝ちなさいよね?」タッタッタ

サターニャ「言われなくても……分かっているわよ。」スッ

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【SS】「ガヴリールが処刑!?」
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