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LRS 総合スレッド ver75.1

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1名無しさん@おーぷん:2014/12/28(日)22:35:17 ID:???
LRSの総合スレッドです。
LRSとはラブラブ、レイ、シンジのことで、レイとシンジのカップリングのことを指します。

元スレはLRS 総合スレッド ver75.0 [転載禁止]©2ch.net
http://hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/eva/1419732507/

・突然の嵐への備えを忘れずに。
・LRS以外のカプの話はスレ違いです。
・荒らし、アンチの方はお帰り下さい。お互いに不快な思いをするだけです。
・シンジとレイ(アヤナミレイ含む)以外のキャラの話は荒れるので控えめに。
・必要以上にネガティブな書き込みは止めましょう。
・他キャラや他カプの叩きは禁止です。
・それでも来た場合は徹底的にスルーしましょう(←これ重要)。相手をすればするほど荒らしは喜びます。
・スマホ、マッチポンプ、なんまろ、ルシファー、以上の4名は立入禁止、出入り禁止です。

次スレは980を踏んだ人が立ててください。

【前スレ】LRS 総合スレッド ver74.0
http://hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/eva/1402159413/

LRS 総合スレッド避難所
http://jbbs.shitaraba.net/anime/9745/

LRS小説スレまとめ
http://seesaawiki.jp/lrs/
758女シンジ :2016/08/01(月)23:50:48 ID:???
>>757
ミサト「それらの世の中の醜さと悲痛に背を向け…安逸な日常に流されることを良しとせずに……」
シンジ「…なんか気がついたらかつての上司に爆弾首輪つけられていたり…」
ミサト「己の内なる高い志しの為に、時には傷つき、迷い、地に伏してもなお立ち上がり…抗い…血を流し…のた打ちまわり…一歩でも前に進む為に戦う……」
シンジ「…私はできれば戦いの無い平和な日々がいいな…」
ミサト「それが革命であり、それが生きるということよ!」
「いよ!大統領!!」「葛城艦長カッコイイーーーッ!!」「葛城艦長ステキーーーッッ!!!」
シンジ「…結局このヴィレの強大な戦力って…サードインパクトのドサクサに世界各国から奪い取った、資源や生産設備や兵器類なんかで構成されてるんですね…」
レイ「そうね、そうでもしない限り僅か14年の間に、これだけの規模の大艦隊を持てるはず無いもの」
シンジ「…空母一隻造るだけでも5兆円くらいかかるって言うしね、その空母の百倍以上の質量はありそうな船だもん、そうとうかかってるよ…」
レイ「単純計算だと百倍なら五百兆円?」
シンジ「…この船自体が一つの国みたいなものだね…」
759女シンジ :2016/08/02(火)23:30:56 ID:???
>>758
レイ「船一隻造るだけでGDPが五百兆円増えるのね」
シンジ「…そうだね、建造期間十年なら年50兆円の経済成長…まあ単純に空母の百倍お金がかかったとしてだけど…どっからそんなお金が…」
ミサト「大丈夫よ、私達ヴィレは、世界各国の資源や生産設備その他を次々と提供してもらって行ったわ。基軸通貨のドルを刷る権利などもね」
シンジ「…よくアメリカがそんな権利を提供してくれましたね…」
ミサト「未完成とは言えプンダーの主砲を少しばかり打ち込んでみせたらわりとすぐに提供してくれたわよ」
サクラ「ヴンダーの通常弾の威力はですね!アロータイプなら千㎞先から厚さ百メートルのコンクリートを貫通するんですよ!」
シンジ「…地形が変わっちゃいますね…」
サクラ「さらにクラスタータイプなら広島長崎に投下された威力の子爆弾を、半径五百㎞以内に三千発撒き散らすんです!」
シンジ「……悪魔の兵器ですね…戦争兵器として使うにも、余りにもオーバーキル過ぎるんじゃないですか…」
ミサト「世界は変わったのよ。この荒廃した世界を悪魔の化身ゲンドウから守り立て直す為なら、私は喜んで暴虐の女帝の名に甘んじるわ」
760女シンジ :2016/08/03(水)23:28:50 ID:???
>>759
シンジ「……だけど…ネルフは武器って言ってもエヴァくらいしか持って無いし、パイロットも私も入れて三人しかいませんよ。ヴィレの大艦隊って必要ですか?」
ミサト「必要よ。そもそもヴィレの所持する空母やイージス鑑その他の通常兵器は、対エヴァの為のものでは無いわ」
シンジ「…確かにエヴァ相手に通常兵器ってあんまり意味無さそうですね…」
ミサト「そうよ、まったく無防備なエヴァmark9に打ち込まれた弾丸が、何のダメージも与えられ無かったのがその証明になっているわ」
シンジ「…だったら何の為にヴィレは、14年前のアメリカすら超える大量の通常兵器を所持してるんですか…?」
ミサト「簡単な事よ、ヴィレの有する通常兵器は使徒やエヴァには無効。とは言え、人類の持つ通常兵器に対しては充分に有効な威力を発揮するわ」
シンジ「…えっ?だけど…ヴィレってネルフ殲滅を目的とする組織だったんじゃないんですか?ネルフは大した通常兵器なんて持ってませんけど…」
リツコ「残念ながらそうでは無いわ。最初に言ったように、ネルフは戦略自衛隊と連携しています。つまり、ネルフは事実上かなりの通常兵器を有しているのよ」
761女シンジ :2016/08/04(木)22:33:01 ID:???
>>760
シンジ「…ああ、そう言えばそうでしたっけ…」
リツコ「サードインパクトの後事実上日本の支配者に収まったゲンドウは、年間百兆円の財政出動の内約三割を軍備増強の為に充てたわ」
シンジ「……国防費年間30兆円プラスですか…マスコミが軍靴の足音がって騒ぎそうな予算編成ですね…」
リツコ「残念ながらサードインパクトの後、マスコミはゲンドウによって変質させられたからそれも無かったわ」
シンジ「…どんなことしたんですか…」
リツコ「酷いものよ…外国人の持ち株を禁止、NHKはスクランブルをかけて選択視聴式に…さらに帰化2世までのマスコミへの就職禁止…」
シンジ「…以外と保守的なんですね父って…」
リツコ「さらにテレビとネットを接続、ボタンを押しさえすれば、直ちに視聴者のコメントが画面下に表示される方式を採用したわ…」
シンジ「それはなんか面白そうですけど…」
リツコ「でもそれがもたらした被害は甚大よ。マスコミはかつてのように番組の内容を通じて大衆をコントロールする事が難しくなったわ…」
シンジ「いや、マスコミが大衆をコントロールしちゃいけないでしょう…」
リツコ「大衆は愚かな生き物よ」
762女シンジ :2016/08/05(金)18:50:57 ID:???
>>761
シンジ「…愚かって…誰だって正しい情報を与えられなければ正しい判断はできませんよ…」
リツコ「正しい情報を正しく理解出来ないのを愚かというのよ」
シンジ「…だからと言って正しい情報を与えない言い訳にはなりませんよ」
リツコ「…それも時と場合によるわね。いずれにせよ、ゲンドウは年間30兆円の巨費を投じて軍事力を強化。そして、やがて世界各国に自衛隊を派遣し始めたわ…」
シンジ「…世界各国の災害復興のお手伝いですか…」
リツコ「少なくとも表向きはそうよ。でも本当の狙いは私達ヴィレの壊滅…そう睨んで間違いないわね…」
シンジ「そうなんですか?」
ミサト「…間違いないわ。ネルフのやっていることは明らかに世界各国の自主独立を促すのが狙い…」
シンジ「別に良くないですか?それで世界各国が自立して生きられるようになるんだったら」
ミサト「良いわけ無いでしょう!」
シンジ「…ダメなんですか?」
ミサト「当たり前よ!ネルフの行動は明らかに私達ヴィレのファンダメンタルに反しているわ!」
シンジ「……ファンダメンタル…何ですかそれ?」
ミサト「…国境無き地球市民革命…その目的の達成の事よ」
763女シンジ :2016/08/06(土)22:49:03 ID:???
>>762
シンジ「……あっ…なんかそんなこと言ってましたね。でもそういうのは各国の主権者である国民が決めたら良いんじゃないですか?」
ミサト「……もう…そんな悠長なことを言ってられる状況では無いのよ…」
シンジ「…何か不味いことでも起きてるんですか……あっ、当然サードインパクトとかは良く無いですけどそれ以外で…」
ミサト「もちろんよ。今言った通り、悪魔の化身ゲンドウは軍事力の増強を謀り世界各国に戦自を派遣。着々とその勢力を伸ばしつつあるわ…」
シンジ「…でも、やってることは災害復興で、インフラ整備とか水と食糧の確保とかじゃないんですか?後は治安の確保とか…」
ミサト「……確かに表向きはそうよ、各国政府も表面上は日本の自衛隊の支援に感謝しているわ…だけど…」
シンジ「…だけど…どうなんですか?」
ミサト「…日本の正規の軍隊である自衛隊の進出により……この私、葛城ミサトの私設軍隊であるヴィレは徐々に活動の拠点を奪われつつあるのよ…」
シンジ「…いわゆる官による民業圧迫ってやつですか…ちょっとこの場合違うかな?」
ミサト「全然違うわ!悪の帝国による正義の組織ヴィレの掃討戦略よ!」
764女シンジ :2016/08/07(日)23:19:04 ID:???
>>763
シンジ「…そうは言っても、各国の主権者である国民がそれを受け入れているなら良いんじゃないですか?」
リツコ「…大衆は愚かで正しい判断が出来ない生き物。という事実を無視しているわよ」
シンジ「…大衆が愚かかどうかなんて私には分かりません。だけどそんなこと言ったらそもそも民主主義なんて成立しないんじゃないですか?」
リツコ「…そうね、事実民主主義なんて成立して無いのよ。その証拠が二度にわたる世界大戦であり、グローバリズムの復興であり、そしてネルフによる世界支配よ」
シンジ「…確かに民主主義は最悪の政治形態だってチャーチルも言ってましたね…」
リツコ「その通りよ」
シンジ「…だけど…それ以外の政治形態よりはましだ。とも言ってましたよ」
リツコ「…人間は誰しも完璧じゃ無いわ。チャーチルもその例に漏れずってところね…」
ミサト「ゲンドウは戦自を使い各国を支援しながらその一方で、私達ヴィレがそれぞれの国から物資を調達することを妨害しているのよ…」
シンジ「…兵糧攻めってやつですか…」
ミサト「その通りよ。そして、各国政府は自国の独立保持の為にネルフの支援を受け入れる始末よ…」
765女シンジ :2016/08/08(月)23:18:34 ID:???
>>764
シンジ「それの何が不味いんですか?世界の復興に日本の自衛隊が貢献してるって名誉なことじゃないですか」
ミサト「…そんな単純な話じゃ無いわ。ゲンドウの目的はあくまでも世界を滅ぼす事。その為の各国復興支援なのよ…」
シンジ「…いや、世界を滅ぼすのが目的なら各国への復興支援は明らかに矛盾した行動ですよ」
ミサト「…分からないの?ゲンドウの世界各国への復興支援はヴィレの勢力を削ぐ狙いがあるのよ…」
リツコ「そういう事よ。インパクト直後、世界中を巡って好きなだけ調達出来た物資が、日本の復興支援政策によりかなり調達困難になっているのよ…」
シンジ「そりゃどこの国だって災害で大変な時に、次々と物資を持って行かれたら嫌ですよ…」
レイ「それでも、サードインパクトの後にこれだけの規模の私設軍隊を持つには、世界の富の大部分を収奪しなくては不可能だわ…」
シンジ「…そういうことだね…ただでさえ物資が不足してるインパクトの後で、インパクト前のアメリカを超える軍事力を持ってるんだから…」
ミサト「否定する気は無いわ。実際まともにやってたら14年程度じゃ、絶対にこんな大規模軍隊は作れ無いもの」
766女シンジ :2016/08/09(火)23:38:50 ID:???
>>765
シンジ「……やっぱり力で世界各国から物資を奪い取ったりしてたんですか……」
リツコ「あら?やっぱりってことは、あらかじめ分かってたみたいな言い方ね…」
シンジ「…そりゃ、インパクト前の米軍は一国で世界の軍事力を凌駕してたんですよ?なのにヴィレの戦力は明らかにそのインパクト前の米軍を超えてますから……」
リツコ「当然、日増しに力を増してゆくヴィレに、アメリカやロシア、中国やユーロを始めとする世界各国は警戒感を強めたのは言うまでもありません」
シンジ「…まあそうでしょうね、インパクトの後の世界でヴィレの軍事力は明らかにオーバーキルですよ…」
リツコ「しかし幸いなことに、インパクトで甚大な被害を受けた世界各国は、ヴンダーを旗艦とするヴィレに、抗うだけの力を有してはいませんでした」
シンジ「…でも、核ミサイルによる反撃手段とかはあったんじゃないですか?」
リツコ「…核ミサイルによる攻撃は、都市のような動かない標的には有効ですが、時速90㎞で移動するヴィレには極めて非効率的でした」
シンジ「…やっぱり狙われたりもしたんですか…」
ミサト「何度もミサイルによる洗礼は受けたわよ」
767女シンジ :2016/08/10(水)23:22:08 ID:???
>>766
シンジ「……よく生き延びることができましたね……多弾頭核ミサイルの飽和攻撃なんて受けたらさすがに……」
ミサト「プンダーの頑丈さを舐めないことね、エヴァが鋼板上を走りまわってもビクともしないのよ」
リツコ「…それどころか…エヴァが千メートル上空からヴンダーの上に着地してもまったくのノーダメージです」
シンジ「……頑丈なんですねプンダー……」
リツコ「ちなみに、エヴァが単に走りまわるだけで、その一歩ごとに発生する衝撃力は核の直撃した際に発生する衝撃力を超えます」
シンジ「……確かに、エヴァって走るだけでアスファルトの道路が陥没しますからね…」
リツコ「もっと分かりやすく言うと、一歩ごとに超強力なレールガンを船体に向かって撃ち込んでるみたいなものよ」
シンジ「……言われてみればそうですね…走るってことは連続して地面を蹴ってるみたいなものですからね…」
リツコ「そう、エヴァは素体と外装を合わせて重量は6千トンを超えるわ、6千トンの鉄の固まりをマッハでぶつけられてビクともしないのがヴンダーの基礎耐久力よ」
シンジ「……核の攻撃なんて子猫がじゃれてるみたいなものですね…」
768女シンジ :2016/08/11(木)22:17:25 ID:???
>>767
ミサト「…プンダーは…エヴァ2号機やエヴァ8号機の二体がかりでも勝てないネーメジスシリーズとタメ張ろうって船よ。それくらいの強度が無くちゃね」
シンジ「…でも実際は14年間、ネーメジスシリーズからは逃げ回ってたんですよね?」
ミサト「…勿論よ。初号機を主機としない限り、主砲も撃てずATフィールド展開も出来ずに空も飛べない…本来の半分の力も出せないんじゃ戦え無いわよ」
シンジ「…そこが気になるんですけど、プンダーってとにかく大きいですよね…全長何㎞くらいあるんですか?」
ミサト「…全長約7.2㎞よ、それがどうかしたの?」
シンジ「……7.2㎞…船というより、ちょっとした都市ですね…あの…こんだけ大きいと航行できる水域も相当限られてくるんじゃないですか?」
リツコ「…まともに海に浮かべて航行すればそうね」
シンジ「…まともに……てことは、まともじゃ無い航行の仕方も有るんですか?」
リツコ「当然よ。ヴンダーが普通に海にプカプカ浮いてるだけの船なら、あっという間にネーメジスシリーズに追い詰められて一巻の終わりだわ」
シンジ「…そうですよね…でもどうやって逃げまわってたんですか?」
769女シンジ :2016/08/12(金)20:20:55 ID:???
>>768
リツコ「…たとえ初号機無しでも、ヴンダーには音響空中浮揚装置が搭載してあって、ある程度宙に浮くことが可能です」
シンジ「…何ですか?音響空中浮揚装置って…」
リツコ「簡単に説明すると、音の力で物体を空中に浮かせる装置です」
シンジ「……音で物体が宙に浮くんですか?凄いですね…」
リツコ「ロストテクノロジーとされていた物の一つよ。巨大な使徒が宙に浮いてるのを見て私も可能性の一つとして模索していたわ…まさか完成品があるなんてね…」
シンジ「…要は、その音響空中浮揚装置で飛んで逃げてたってことですか…?」
リツコ「そういうことね。もちろん音響空中浮揚装置はヴィレの全艦船に実装済みです」
シンジ「…もしかしてその音響空中浮揚装置って、音の力を使って推進力を得ることもできるんですか…?」
リツコ「言うまでもありません。空中に浮くということは、空中に浮くという方向に推進力を得ていることに他なりません」
シンジ「……なんか凄い光景ですね、この14年間、プンダーを旗艦とするヴィレの大艦隊が、ネーメジスシリーズから飛んで逃げ回ってたって想像するとちょっと…」
レイ「…笑えるわね…」
770女シンジ :2016/08/13(土)22:50:36 ID:???
>>769
ミサト「私達はただネーメジスシリーズから逃げ回っていたわけじゃ無いわ。世界中を回って物資をかき集め、かつ、シンジが世界を滅ぼした事を喧伝してたのよ」
シンジ「……そんなこと威風堂々と言われても…さぞかし世界中の人達も迷惑だったと思いますよ……」
リツコ「それも一時的なことに過ぎないわ。諸悪の根源であるゲンドウを滅ぼし、国境無き地球市民革命が成就すれば、今度こそ争いの無い平和な世界が来るのよ」
シンジ「…世界から戦争を無くすには、世界から国家を無くせばいいってことですか…」
ミサト「その通りよ。国家とは結局のところ人間のエゴの集積体でしか無いわ。それは数千年に及ぶ、人類の歴史が証明してるわ」
シンジ「……でも…国家を無くしても人間のエゴは無くなりませんよ。今度は人間を無くすんですか…」
ミサト「大丈夫よ。国境無き地球市民革命の後にこの星に生き残った人々は、私達ヴィレが責任を持って正しい道へと導くわ」
シンジ「……それが嫌だって人達も必ず出て来ますよ。自分達の事は自分達で決める、ヴィレの指示は受けないって」
ミサト「……もちろん…私達ヴィレが責任を持って指導するわ」
771女シンジ :2016/08/14(日)22:29:37 ID:???
>>770
サクラ「葛城艦長はですね!自分のことしか考えない碇さんと違って、常に人類全体のことを考えてるんですよ!」
「そうだそうだーーっ!」「我らが偉大なる指導者葛城艦長バンザーイ!」「葛城艦長ステキーーッ!」
シンジ「…なるほど…ヴィレがなんか普通の組織とは違うらしいというのは分かりました…」
ヘル「クス…そういう事よ。ゲンドウを倒し、不穏分子を粛清した後、この星は地上の天国になるのよ」
シンジ「…だけど…世界各国の政府はミサトさん達のやり方に反対するでしょうね…」
ミサト「当然そうでしょうね…国境無き地球市民革命が成就した暁には、真っ先に粛清されるのは自分達だと、彼らはよく分かっているもの」
シンジ「…おそらくそうでしょうね…サードインパクトの後に急激に勢力を伸ばす武装集団ヴィレ、世界各国の政府から見たら恐怖の対象だと思いますよ…」
リツコ「だからこそ、苦渋の判断の結果、各国政府は日本の自衛隊の駐留を、一時的とはいえ認めざるを得なかったと言ったところでしょうね」
シンジ「…確かに、今ヴィレに対抗できそうな組織って自衛隊くらいしかなさそうですね…」
ミサト「そういう事よ」
772女シンジ :2016/08/15(月)23:13:42 ID:???
>>771
シンジ「…だけど世界の国々から見たら、ネーメジスシリーズから逃げ回り、世界中の物資をかき集め続けるヴィレは、迷惑な集団でしか無いと思いますよ…」
ミサト「ヴィレが世界の国々から良く思われて無い事くらい知ってるわ。洋の東西を問わず、強大な力を持つ集団は疎まれるものよ…」
シンジ「基本的にネーメジスシリーズから逃げ回ることしかしてませんからね。少しは戦時と戦ったりしたんですか?」
ミサト「バカなこと言わないで!ヴィレは一応日本企業なのよ!表立って戦時と戦えるわけ無いでしょう!」
シンジ「…そうでしょうね…でもそうなると、世界の国々から日本が非難されることになりませんか…?」
ミサト「そのあたりはゲンドウが上手くやってるわよ…情報操作は旧ネルフ時代からお手のものね…」
シンジ「…そうでしたね。でも分からないな、元々ネルフって国連でも承認されていた公的な組織ですよね?」
ミサト「当たり前でしょう、政府に避難勧告を出したり、N2兵器を所持して使ったりなんて、民間組織に出来るわけが無いわ」
シンジ「…まあ日本の最大都市を要塞に改造したり、子供を戦場に送り出すくらいですからね…」
773女シンジ :2016/08/16(火)23:12:09 ID:???
>>772
ミサト「それらも全て政府に織り込み済みの上でやった事よ」
シンジ「…そう言えば防衛省のホームページにも私が載ってましたね。私がエヴァで使徒と戦うことは公然のことだったんですか?」
ミサト「そんなわけ無いでしょう!あなた達はあくまでも新技術開発の為の一時的な協力者という位置付けよ」
シンジ「…さすがに子供を戦場に送り出すのは公にはできないんですか?」
ミサト「出来るわけが無いわ。そうなったら、政府は一瞬にして崩壊、ネルフは全世界の非難にさらされて業務遂行は不可能になるわね」
リツコ「日本政府もそのあたりは抜かりありません。実戦にあたるエヴァのパイロットは、全て大人が勤めていた事にしてました」
シンジ「…あっさり私がパイロットだってクラスメートにばれちゃいましたけどね…」
リツコ「問題ありません。公的にはそのような出来事は無かった事になっています」
シンジ「…でもそうなると、私が初号機に載って使徒と戦ってたって発表するのは不味くないですか…」
リツコ「問題ありません。ヴィレとしてはあくまでも、ゲンドウの娘シンジが世界壊滅の実行犯、という点だけをひたすら主張しています」
774女シンジ :2016/08/17(水)23:32:25 ID:???
>>773
シンジ「……思いっきり大本営発表ですねそれ…」
ミサト「だけど卑怯にも、ゲンドウの情報リークにより、ヴィレへの世間の信頼は激減したわ…」
シンジ「……卑怯も何も事実を公表しただけじゃ……」
リツコ「世の中には決して知られてはならない秘密があるのよ。もちろん私達ヴィレは、ゲンドウのリーク情報を即座に否定。この戦いは今も続いています」
シンジ「…だけど実際の映像を捉えたビデオが出回ってるんじゃ否定しようが無いんじゃ…」
リツコ「…あのビデオは捏造であるというのがヴィレの公式見解です…」
シンジ「…だけどネルフ…というより今の日本政府は、そのビデオが本物だって言ってるんですよね…」
ミサト「だからこそ私達もケツに火が点いた状態なのよ!一刻も早くゲンドウを滅ぼさないとこっちの身が持たないわよ!」
リツコ「…無論…私達ヴィレとしては、日本政府が嘘をついている、碇シンジは世界を壊滅させた最悪のテロリストである。という立場を貫いてます」
シンジ「…まぁそれも嘘なんですけどね…」
ミサト「違うわ!私達ヴィレは、心からシンジの薄汚い人間性が原因で世界が壊滅したと確信しているのよ!」
775女シンジ :2016/08/18(木)23:16:01 ID:???
>>774
シンジ「…そうですか…それより気になるのはネルフが元々公的な機関だったってところなんですけど…」
リツコ「それの何が気になるのかしら?」
シンジ「…ネルフが公的な機関である以上、たとえ父が悪事を働いていたとしても、ネルフを殲滅するなんて無理がありませんか?」
リツコ「…どうしてそう思うの…?」
シンジ「ネルフが公的な機関だからですよ。例えば警視総監が悪い事をしていてそれが発覚しても、それで警視庁を殲滅するなんて事にはなりませんよね?」
レイ「…そうね、その警視総監を逮捕して別の人に警視総監をやってもらうだけね…」
シンジ「そうだね。なんでネルフ殲滅ってなるんですか?」
リツコ「…当然、ネルフは今でも公的機関であり、ヴィレとしても表立ってネルフとの軍事衝突は避けてます」
シンジ「…そうでしょうね、実際今でもネルフは堂々と第3新東京市のど真ん中に居を構えてますし…」
ミサト「残念ながら日本以外のネルフも細々とながら健在よ。最近はゲンドウの援助を受けて少しずつ力を取り戻しつつあるわ」
シンジ「…それで疑問なんですけど、ミサトさん達はネルフと話し合ったりしないんですか?」
776女シンジ :2016/08/19(金)18:16:37 ID:???
>>775
ミサト「…悪党と話し合う事など何も無いわ…とは言え、私達ヴィレがこの14年間、ゲンドウが人類壊滅を目論む悪魔だという事を訴え続けて来たのは事実よ…」
シンジ「…それで父はどんな対応をして来たんですか?」
ミサト「…ひたすらしらを切り続けて来たわよあの男は…」
シンジ「具体的にはどんなことを言ってるんですか?」
ミサト「……いわく、ガフの扉は必ずしも人類に破滅をもたらすものでは無い、正しく扱えば人類に限りない福音をもたらすものだ…」
シンジ「確かに父はガフの扉肯定派ですね…」
ミサト「…いわく、我々ネルフの目的は世界の平和と人類の繁栄と…自由と民主主義と国家の独立とその継続である……全てきれいごとよ…」
シンジ「そんなこと無いですよ。確かに父は人間的には最低ですけど、でも人類の未来のことはアレでもけっこう真面目に考えてますよ」
ミサト「…本物の悪党はみんな表面上はそういう態度をとるのよ。世界の平和や人類の繁栄、自由と人権の尊重される世界……全て偽善でしか無いわ…」
サクラ「葛城艦長はですね!ゲンドウに対抗するために自ら候補者を擁立して、新政党を立ち上げたんですよ!」
777女シンジ :2016/08/20(土)22:46:41 ID:???
>>776
シンジ「……へえ…ミサトさんが政党を……なんて言う政党名なんですか?」
ミサト「…地球平和党よ」
シンジ「……地球平和党ですか……なんか…いや…いいです……ね…」
ミサト「…およそ三百万人を越えるヴィレの職員と、国境無き地球市民革命の賛同者達を支持母体とする政党。現在参議院に6議席、衆議院に8議席を有しているわ」
シンジ「…合わせて14議席ですか、けっこう凄いじゃないですか…」
ミサト「それでも…ゲンドウの立ち上げた国民経済党の衆議院350議席、参議院175議員に比べたら微々たる数でしか無いわ…」
シンジ「…そりゃまた圧倒的な過半数ですね…私の父ってとても政治家向きの性格には見えないんですけど、よくそんなに議席とれましたね…」
ミサト「もちろんゲンドウは表立って政治活動してるわけじゃ無いわ。私のやり方と同じ。これはと思った人間を選んで擁立するのよ…」
シンジ「やっぱりそうですよね、でも父の政党がそれだけ議席とってるって事は、日本は割とガフの扉肯定派が多いんじゃ無いですか…」
ミサト「……そうよ、不幸なことに、ほとんどの日本人があの悪魔にマインドコントロールされているわ…」
778女シンジ :2016/08/21(日)22:10:11 ID:???
>>777
シンジ「…マインドコントロールかはともかくとして、火の7日間で荒廃した日本を、素早い財政出動で復興させたのは良い事だと思いますよ」
ミサト「冗談じゃ無いわ!あれだけ毎年国債を刷って公共事業をやれば誰だって災害復興くらい出来るわよ!」
シンジ「…まあそうかもしれませんけど、でもやるべき事をきちんとやるって大事な事ですよ。未だにネルフの周りはサードインパクトの爪痕が生々しいですけどね…」
スミレ「今まではネルフの半径30㎞圏内は、リリスの結界が強くて一般人は立ち入り禁止だったからね」
シンジ「…最初にあの光景を見た時は言葉を失いましたよ…」
ミサト「今だって世界のほとんどは荒廃したままよ。それに日本の見せかけの復興だっていずれ破綻する時が来るわ」
シンジ「…そうなんですか…あっ、確かに最近怪しい情報が飛び交ってますね…」
ミサト「それ以前の問題よ、日本の復興が見せかけに過ぎないというのは…こんな見せかけの繁栄が続くわけが無いわ…いつか必ず破綻する時が来るのよ…」
シンジ「それは、使徒みたいな敵が来る来ないに関係無くですか?」
ミサト「…そうよ、これは負の遺産の問題よ…」
779女シンジ :2016/08/22(月)23:20:22 ID:???
>>778
シンジ「……負の遺産て…具体的に何の事なんですか…」
ミサト「…負の遺産…言葉通りの意味よ。日本は…国債を刷って公共事業をやりまくった代償として…莫大な借金を抱えるはめになったのよ!」
シンジ「……莫大な借金て…えと…確か国民経済党は、建設国債を発行して公共事業を実施したんじゃないんですか…」
ミサト「そう、正にその通りよ。国民経済党は焼け野が原になった日本を見て、毎年百兆円の建設国債を発行して公共事業を行うという暴挙に出たのよ…」
シンジ「…それの何が問題なんですか?」
ミサト「分からないの?毎年百兆円も十年間に渡って発行された建設国債述べ一千兆円!この国の借金はいったい誰が払うのよ!!」
「そうだそうだ~~~!」「ゲンドウは国賊だーーッ!」「アイツのせいで日本は財政破綻するんだバカやろ~~~!」
シンジ「………」
ミサト「自分達の今の暮らしを良くする為に積み上げた国の借金一千兆円!アイツは今の日本を良くする為に、莫大な負の遺産を将来世代に押し付けたのよ!!」
「その通りッ!」「将来世代は借金地獄で首吊るしかねぇんだバカヤローー!」「日本は終わりだーーッ!!」
780女シンジ :2016/08/23(火)23:11:33 ID:???
>>779
…ミサトさんは怒りに満ちた目で私を睨みつけて言った…
ミサト「建設国債発行による国の借金一千兆円……とても返せる額では無いわ。日本は…滅びるのよ…」
シンジ「…ミサトさん…国債っていうのは政府の発行する借用書なんですよ。だからそれは正確には国の借金じゃ無くて政府の借金ですね…」
ミサト「どっちでも同じよ!政府の借金は国の借金!結局国民が税金で返す以外無いのよ!」
シンジ「…償還する為には確かに税金で返すしか無いですね。でも別に政府の借金は返さなくても良いんですよ」
ミサト「バカなこと言わないで!借金を返さなくても良いなんてそんな国が世界のどこにあるのよ!」
シンジ「…どこって…通過発行権を持つ各国政府で、自国通貨建ての国債をまともに償還してる政府なんてありませんよ…」
ミサト「…それは…まさしく権力の横暴以外の何物でも無いわね…借金を踏み倒すなんて人の道に反する行為だわ。やはり国家というのは悪魔のシステムなのね…」
シンジ「…悪魔のシステムも何も…中央政府がマクロ経済の担い手である以上、国債の償還はインフレ率とにらめっこしながら行うのはむしろ常識なんですけど…」
781女シンジ :2016/08/24(水)23:29:36 ID:???
>>780
ミサト「インフレ率なんて関係ないでしょう!マクロ経済だかなんだか知らないけど人に借りた物は返す!これは幼稚園で教わるレベルの常識なのよ!」
サクラ「…よく分からないんですけど…要するに碇さんは、政府は借金を返さなくても良いって言ってるんですか?」
ミサト「…そういう事みたいね…」
サクラ「なんかよく分からないけど碇さん最低ですわ!国の最高権力機関である中央政府が、借金も返さないなんて国民が納得するわけありませんわ!」
リツコ「…シンジも学校の成績だけは良かったみたいだけど…人としての最低限のモラルさえ学んで無かったのね…」
ミサト「…そういう事よ。国権の最高機関である政府が借金を返さない。そんな事が公に認められるようになったら世界は崩壊するわ…」
スミレ「実際崩壊してますけどね」
ミサト「…そうね、きっとこれも、各国中央政府が借金を返さなかった罰ね…」
シンジ「いやあの…むしろ中央政府は国権の最高機関だからこそ借金を返さなくても良いんですけど…」
ミサト「だからそれは権力の横暴以外の何物でも無いって言ってるでしょうが!」
「そうだそうだ~~!」「葛城艦長正論!」
782女シンジ :2016/08/25(木)22:53:54 ID:???
>>781
シンジ「…えと…確かにミクロ経済の世界では借りたお金は返さないといけませんね…そうしないとお金を貸した相手が損をしますから…」
ミサト「ミクロ経済の世界なら借金を返さなくちゃいけないのに、マクロ経済なら借金を返さなくても良い、そんな理屈が通用すると思ってるの?」
シンジ「…理屈っていうか…そういうシステムなんですよ…」
ミサト「バカなこと言わないで!ミクロだろうがマクロだろうが借金を踏み倒したら貸した側が損をするのが世の中の道理なのよ!」
「そうだそうだ~~~!」「その通り過ぎ~~~!「葛城艦長正論!」「シンジ完全論破されて涙目敗走www」
シンジ「…まず、政府が借金を踏み倒すってこと自体が起こり得ませんよ、その可能性はゼロです」
ミサト「何言ってるの!?一千兆円よ一千兆円!いったい政府はどこにそんなお金が有るっていうのよ!!」
シンジ「…どこって言われても、政府には事実上通貨を発行する権利がありますから…」
ミサト「はあぁッ!?通貨を発行出来るのは日銀でしょう!政府に通貨を発行する権利なんて無いわよ!!」
シンジ「…日銀は元々日本政府が作った政府の一機関ですよ…」
783女シンジ :2016/08/26(金)18:34:13 ID:???
>>782
ミサト「だからどうだって言うのよ!日銀が政府の機関だからと言って政府の借金を返さなくて良いって事にはならないわよ!」
シンジ「…ところが、政府の借金には金を返せって言う人が居ないんですよ」
…私がそう言うとミサトさんは少し憐れむような目で私を見て、ため息を一つついた…
ミサト「…フウ…よりによって、政府の借金だけは返せという人が居ないなんて…よくもそんなデタラメが言えたものね…」
シンジ「ならミサトさんは、ニュースで政府に借金を返せって言ってる債権者を見たことがありますか…?」
ミサト「もちろん何度も有るわよ。国の借金が一千兆円、このままでは日本は財政破綻する、政府はこの莫大な借金をどうするんだ。なんてよくニュースでやってたわ」
シンジ「…確かに昔はその手のニュースがよくありましたね…」
ミサト「…最近見なくなったけどね、これもゲンドウの陰謀よ。莫大な借金を国民の目から隠すためのね…」
シンジ「隠してるっていうより、単に政府の借金は返す必要が無いって理解してるだけだと思いますよ」
ミサト「…そうね、政府に借金を取り立てる人が居たとしても、黙殺すれば良いだけよね…」
784女シンジ :2016/08/27(土)22:53:47 ID:???
>>783
シンジ「…だからその、そもそも政府に借金を取り立てる人なんて居ないんですよ…」
ミサト「だから私は何度もテレビで国の借金一千兆円を返せって言ってる人を見たって言ってるでしょ!」
シンジ「…えと、その人達は別に政府に借金を取り立てているわけじゃありませんよ。単に国債発行額が多いのを問題にしてるだけですから…」
ミサト「だからその国債発行額一千兆円こそが政府の借金でしょ!私はそれが問題だって言ってるのよ!!」
シンジ「…どういう風に問題なんですか?」
ミサト「この莫大な借金はいつか返さなくちゃいけないのよ!そしてその借金返済には将来世代の税金が使われるのよ!」
「そうだそうだ~~!」「将来世代への負担を残すな~~~!」「日本は財政破綻するんだバカやろうーーッ!!」
シンジ「……いえ…ですから、政府の借金は返さなくても良いんですよ。もちろん景気次第では税金で償還しても良いんですけど…」
ミサト「……本当に……心から腐りきった考方えをしてるのね…」
シンジ「…あの…例えば政府の借金が一千兆円あって、それを国民から集めた税金で全て償還したとしますよね…ここまでは良いですか?」
785女シンジ :2016/08/28(日)21:28:36 ID:???
>>784
ミサト「…償還出来るものならね…で、どうだって言うのよ?」
シンジ「その国民から集めた一千兆円の税金を政府は何に使うと思いますか?」
ミサト「…何にって……それはもちろん債権者に返すに決まってるでしょ」
シンジ「…確かにその通りなんですけどね、政府はその国民から集めたお金を年金や医療保険、失業保険やインフラ整備なんかの形でまた国民に再分配するんですよ」
ミサト「何当たり前の事言ってるのよ!政府が国民から集めた税金を国民の為に使うのは当たり前でしょうが!」
シンジ「…ええ、確かにその通りなんですけどね。でもさっきミサトさんは、国民から集めた一千兆円の税金は債権者に返すに決まってるって言ってましたよね?」
ミサト「……だからどうしたって言うのよ!?」
シンジ「…でも政府の借金である一千兆円を国民から税金の形で集めても、結局社会保証やインフラ整備なんかの形で国民に再分配するだけだって分かりましたよね?」
ミサト「アンタ何が言いたいのよ!?政府が国民から集めた税金を国民の為に使うのは当たり前だって言ってるでしょうが!」
シンジ「…つまり、国債の債権者は日本国民だって事ですよ」
786女シンジ :2016/08/29(月)22:49:16 ID:???
>>785
ミサト「だからどうしたって言うのよ!たとえ国民が債権者だとしても借金が借金であることに変わりは無いのよ!そのツケは将来世代が払うしか無いのよ!」
「そうだそうだ~~!」「日本は財政破綻するんだバカやろうーーッ!!」「日本はおしまいだ~~~!」
シンジ「…いえ…ですから、そもそも政府の借金である国債は返す必要が無いんですよ。返さなくても誰も困る人がいませんから…」
ミサト「……そういう詭弁を弄して国民経済党は、年間百兆円の公共事業を行って来たのよ。百兆円よ百兆円。人間として間違ってるわよ!」
シンジ「…まぁ、普通の状態なら年に百兆円の公共事業は多すぎると私も思いますけど、サードインパクトで日本中が大震災級のダメージを受けたんですから…」
ミサト「そういうのをショックドクトリンと言うのよ!」
シンジ「…ショックドクトリン…なんですかそれ…?」
ミサト「…まったく世間知らずね。ショックドクトリンと言うのは、震災や恐慌などで人々がショックを受けてることに突け込んで、自分達の欲望を満たすことよ」
シンジ「……火事場泥棒みたいなものですか?」
ミサト「…むしろ火事場詐欺師ね」
787女シンジ :2016/08/30(火)22:47:24 ID:???
>>786
シンジ「…ああ…なんとなく分かりました、要は外的な要因を利用して人々の不安に突け込んで、自分達の利益を満たす方向に人心を誘導する手法ですね…」
ミサト「そのショックドクトリンを使って、ゲンドウはインパクト後の日本で年間百兆円の建設国債を発行。公共事業を行ってきたのよ…」
シンジ「…それがショックドクトリンなんですか…?」
ミサト「当たり前でしょう!火の7日間で荒廃した日本を前に呆然としている国民の心に突け込んで、年間百兆円の公共事業!こんなことが許されると思ってるの!?」
シンジ「…許されるも何も、選挙で勝った上で正式な手続きを踏んで公共事業をしたのなら、当たり前の民主主義の政策じゃないですか?」
ミサト「……その結果、日本に一千兆円の借金が残ったとしても?」
シンジ「…ええ、特に問題無いと思いますけど…」
ミサト「一千兆円もの借金があって問題無いわけ無いでしょうが!?アンタ自分が何言ってるのか分かってるの!?」
シンジ「…確かに一千兆円分の政府の負債はできましたけど、一方では一千兆円分のインフラと一千兆円分の国民の資産ができたんですよね?」
ミサト「だから何よ!!」
788女シンジ :2016/08/31(水)23:12:25 ID:???
>>787
シンジ「…交通網や上下水道、電気やガスなんかのインフラが整備されて、国民に水や食料その他の物資が行き渡るようになった。良いことじゃないですか」
ミサト「いいわけ無いでしょうが!!」
シンジ「……なんでいいわけ無いんですか…」
ミサト「確かに見た目は日本はここ14年間で復活したわよ。だけどそれは新たな国の借金一千兆円と引き換えなのよ」
シンジ「…まあ国債は通貨の発行手形みたいなものですから…」
ミサト「その新たな国の借金一千兆円は将来世代のツケとしてまわされ、自分達は偽りの繁栄を楽しんでいる。これが堕落した現代の日本人の真の姿なのよ…」
シンジ「別に自国内の負債とか気にしなくて良いんですよ。個人で言うと自分の財布から別の自分の財布にお金を移すようなものですから…」
ミサト「たとえどんな言い訳をしたって借金は借金でしょうが!いかなる理由があろうと借金は必ず返さないといけないのよ!!」
シンジ「…でも建設国債償還の為に国民から一千兆円集めても、また国民に一千兆円再分配するだけなんですよ…」
ミサト「だから何よ!どうせ再分配するから借金は返さなくてもいいって言いたいわけ!?」
789女シンジ :2016/09/01(木)22:16:22 ID:???
>>788
シンジ「…まあ国民に痛みを与えてまで返す必要は無いでしょうね。日銀に買い取らせてもいいし、百年かけてゆっくりと償還してもいいですし…」
リツコ「日銀の政府国債直接買い取りは法律で禁止されてます」
シンジ「国会で決議すれば大丈夫ですよ」
リツコ「…それは…何か特別な事態が起こった時に限られているはずよ」
シンジ「……サードインパクトは充分特別な事態だと思いますけど…」
ミサト「……結局借金をまともに返すつもりは無いのね…」
シンジ「マクロ経済を扱う政府にとっては、お金って国民の付加価値生産力を高める為の道具に過ぎませんからね…」
ミサト「…そうね…結局お金っていうのは支配者が人民を搾取する為の道具ってわけね…」
シンジ「それで国民も豊かで快適な暮らしができるなら良いんじゃないですか」
ミサト「…そうやって今の国民が豊かで快適な暮らしをしたツケは、後の世代が払わされるのよ…」
シンジ「そんなことありませんよ。今の時代に人々が仕事をして蓄えた技術は、後の世代にも受け継がれて恩恵をもたらす遺産になるんですよ」
ミサト「…その為なら一千兆円の借金を残してもいいと言うの?」
790女シンジ :2016/09/02(金)17:06:41 ID:???
>>789
シンジ「はい、全然かまわないと思いますよ。政府の負債はそのまま国民の資産なんですから」
ミサト「バカなこと言わないで!政府の借金は国民の税金で返さなくちゃいけないのよ!だから政府の借金は国民の借金なのよ!」
シンジ「…別に返さなくても良いんですよ、借り換え用の国債を発行しても良いし、どうせ税金で償還しても国民にまた再分配するだけなんですから…」
ミサト「借り換え国債なんてもってのほかよ!それって借金を借金で返すってだけでしょうが!」
シンジ「…まぁそれで誰も困りませんから」
ミサト「…誰も困らないから借金を借金で返していい…税金で償還してもまた国民に再分配するだけだから無理に償還しなくてもいい…根底から腐ってるわね…」
シンジ「…腐ってるも何も…元々そういうシステムですから…」
ミサト「…そうね…元々国家って存在自体が腐ってるのよね。やっぱりこの地球上に国家などというものは不要だわ…」
シンジ「…だけど人間は元々社会的な生き物ですからね。そこに言語や文字が加われば共同体が出来るのは必然だと思いますよ…」
ミサト「共同体は別に良いのよ。私が問題にしてるのは国家よ…」
791女シンジ :2016/09/03(土)23:31:12 ID:???
>>790
シンジ「その共同体の一番大きな括りが国家じゃないですか」
ミサト「違うわ!私がイメージする共同体は、国家なんて中央集権化された権力機関では無いのよ!」
シンジ「……ひょっとして原始共同体みたいなものですか…」
ミサト「そう…それよ。資本家による富の搾取も無く…貧富の差も無く…飢えも貧しさも病も差別も民族の対立も戦争も無い世界…それが私の理想なのよ…」
「よっ!大統領!」「葛城艦長カッコいいーーーッ!」「私達のリーダー!」「人類の希望!」「最後の預言者!」「世界の救世主!」
サクラ「やっぱり葛城艦長はいいこと言うわ~~私ますます葛城艦長のこと尊敬します!」
ミドリ「まぁ~~たく、自分の事しか考えないどっかの人間のクズに、葛城艦長の爪の垢でも煎じて飲ませてやりたいわね」
シンジ「…まぁ完璧じゃ無いかもしれませんけど、今の日本は職業選択の自由もあるしGDPも順調に伸びてるし、結構ミサトさんの理想に近いんじゃないですか?」
ミサト「全然違うわ!今の日本の繁栄は偽りの繁栄よ!将来世代にツケを残して今の自分達が楽しければいいというエゴイズムむき出しのね!国の借金1500兆円よ!」
792女シンジ :2016/09/04(日)23:28:14 ID:???
>>791
シンジ「…1500兆円?確か14年前は国の借金1千兆円て言ってましたよね?」
ミサト「…そうよ、それが今では1.5倍に膨れ上がったのよ…」
シンジ「そう言えば今の日本のGDPはいくらでしたっけ?」
ミサト「…約3千兆円よ…」
シンジ「凄いじゃないですか…14年前の約3倍ですよ」
ミサト「…その代わり物価も倍に上がったわ、特にサードインパクトの後最初の数年間は毎年20パーセントを超える物価上昇率だったのよ…」
シンジ「……20パーセントは凄いですね、でもまぁあれだけの大災害の後なら仕方ない面もありますよ…」
スミレ「もっともここ数年は政府支出の削減や、各種物品税増税により物価上昇率も3~4パーセントに下がって来てるけどね」
シンジ「安定期に入ったんですね…まぁそれくらいのインフレ率が維持出来るなら、増税も許容できますね」
ミサト「…こうやって結局は庶民に負担を押し付ける、それが政府のやり方なのよ…」
シンジ「まぁ税金は、国民同士がお互いに負担しあって助け合うってものですし…」
ミサト「…最初に借金をして盛大に金をバラまいて支持を得て、後でしっかり民衆に負担を強いる。最低のやり方ね…」
793女シンジ :2016/09/05(月)23:17:39 ID:???
>>792
シンジ「…その辺はバランスですね…民間が消費を増やし始めたら政府は消費を減らす。民間が消費を減らし始めたら政府は消費を増やしてバランスを取るんですよ」
ミドリ「…てかさ、14年前に国債発行額が一千兆円で、それに建設国債を一千兆円追加して一千五百兆円て計算合わないんだけどォ?」
シンジ「…それは…」
スミレ「景気が良くなって銀行の貸出先が増えたら、わざわざ国債を買う必要が無くなるからね。結果的に国債発行額は減ってプライマリーバランスは黒字化するよ」
シンジ「…あっ、そういうことですね…」
ミサト「…それでも…ここ14年間に物価が2倍になり、国の借金が1.5倍になった事実は消えないわ…国民経済党のやってることは悪魔の所業よ…」
シンジ「でも国民の所得が3倍になったってことは、実際には物価は3分の2にまで安くなったってことですよ?」
レイ「…つまり、日本人は14年前より実質的に収入が1.5倍になったってことなのね?」
シンジ「そういうこと」
ミサト「…仮にそうだとしても、日本に1500兆円の借金が新しくできたのは事実よ…このままでは日本はいつの日にか必ず、財政破綻する時が来るわ…」
794女シンジ :2016/09/06(火)23:11:51 ID:???
>>793
シンジ「大丈夫ですよ。国債自体通貨と利子付けて交換出来る通貨発行券なんですから。1500兆円の預金があるって考えれば何も問題ありませんよね?」
ミサト「冗談じゃ無いわよ!国債が通貨と交換出来るから預金と同じ!?国債は国の負債だから国債なのよ!つまりは国の借金なのよ!」
シンジ「……ええ、別にそう考えても良いですけど。要は国債は国が発行額分だけのお金を保証しますって考えれば何も問題無いですよね?」
ミサト「問題無いわけ無いでしょうがァーーーーーッッ!!」
シンジ「……えと…どう問題あるんですか…」
ミサト「国が1500兆円分もの厖大な負債を抱えているという事は、いつか1500兆円もの負債を返さなくてはいけないという事なのよ?あんたこの意味解ってんの!?」
シンジ「……つまり…国債の保有者が国債を現金に変えたくなったら、国債は現金化されるってことですよね?」
ミサト「そうよ!ある日突然1500兆円の国債保有者が国債を現金化したくなったらいったいどうするつもりなのよ!」
シンジ「……えと…話の前提として、政府の所有する建設国債も現金化するってことで良いですか…」
ミサト「もちろんよ!」
795女シンジ :2016/09/07(水)22:53:20 ID:???
>>794
シンジ「…まず、政府所有の国債を現金化する場合、日銀が買い取って新しく通貨を発行することになりますね。後は金融機関から現金が引き出されます」
ミサト「………」
シンジ「以上です。何か質問はありますか?」
ミサト「……ふ…ふざけるんじゃ無いわよ!」
シンジ「……いえ…特にふざけてはいませんけど。あっ、基本的には日銀の政府国債の直接の買い取りは禁止ですよ。でも国会で議決すれば可能です」
ミサト「……それで勝ったつもりなの?」
シンジ「……最初から戦ってすらいませんけど…単に説明してるだけですから…」
ミサト「……つまり、1500兆円の借金を返済した場合…市場に1500兆円の現金が流れる…こう言いたいわけね?」
シンジ「…ええ…まぁ…そういうことですね…」
ミサト「………」
シンジ「話は終わりですか?」
サクラ「…む~~~!(怒)」
ミドリ「…く~~~!(怒)」
ミサト「……リツコ!」
リツコ「……まるで解って無いわね。無知ほど怖いものは無いわ。そうやって国債が投げ売りされる時こそ、日本経済の破綻の時なのよ…」
シンジ「だったら国債があったって良いんじゃないですか」
リツコ「……」
796女シンジ :2016/09/08(木)23:16:10 ID:???
>>795
スミレ「…秒殺だったね赤木副艦長…」
リツコ「………」
ミサト「バカなこと言わないで!国債は国の借金なのよ!?借金が1500兆円もあった方が良いなんて理屈がどこにあるのよ!?」
シンジ「…えっ?だって今、赤木博士が国債が投げ売りされる時が、日本経済の破綻の時だって言ってましたけど…」
ミサト「リツコ!本当なの?日本経済はちゃんと破綻するのね!?」
リツコ「……ええ……もしもある時、日本国債が投げ売りされるようになったら、それは日本経済の終焉が近づいたと見ていいわ……」
ミサト「よっしゃあーーーッ!!やっぱり日本経済は破綻するのね?」
リツコ「……もちろんよ……そんな事態が来ればきっと……」
ミサト「それで、どんな理由で日本経済は破綻するの?」
リツコ「……日本国債が投げ売りされるってことは、それだけ日本国債のデフォルト…つまり、借金返済不可能の確率が高まって来たという事よ…」
「おぉ~~~!赤木副艦長すげーーっ!」「日本はもうお終いダーーッ!」「財政破綻来たーーーッ!」
シンジ「…あの…どうやったら自国の通貨である日本円を担保にしてる、日本国債がデフォルトするんですか…」
797女シンジ :2016/09/09(金)16:58:17 ID:???
>>796
リツコ「………」
スミレ「…再び秒殺でしたね…」
リツコ「……可能性はゼロでは無いわ…」
シンジ「…どんな可能性が有るんですか…」
リツコ「……例えば…人類より遥かに高度な文明を持つ悪の宇宙人が日本を占拠、日本国債と日本円の交換拒否を宣言した時などがそうね…」
シンジ「……なるほど…それはありえますね…あと日本にゴジラが上陸して暴れまわり、日銀をも破壊してしまうとか…そういう可能性もゼロではありませんからね…」
リツコ「…そういうことね…日本の中枢機能がストップして生産設備が破壊された場合、日本円の価値が暴落。これは事実上の財政破綻と言ってもよいわ…」
「赤木副艦長すげーーっ!」「シンジ完全論破され涙目敗走!」「日本財政破綻確定ざまぁwwww」「日本はお終いです」
「無駄な公共事業のせいで日本は滅びるんだバカやろーーーッ!」
ミサト「……これで分かったでしょうシンジ。たとえ自国通貨交換の国債でも、事実上の財政破綻はあるのよ…」
シンジ「そうですね…だけど今の話による財政破綻は、1500兆円の国債とは全く関係のない、非常事態発生による財政破綻ですよね…」
ミサト「!」
798女シンジ :2016/09/10(土)22:30:56 ID:???
>>797
ミサト「………」
リツコ「………」
スミレ「三度秒殺でしたね…」
ミサト「まだよ!」
シンジ「…まだですか…」
ミサト「そう、日本が財政破綻する道はまだ残されているわ!」
シンジ「…1500兆円の国債が原因でですか?」
ミサト「そうよ。日本は必ず財政破綻するわ」
シンジ「…どうやったら財政破綻するんですか?」
ミサト「……ある時ふと一人の日本人が考えるのよ…1500兆円もの莫大な国が抱える負債…これは国民一人あたり1500万円もの借金を抱えてる事だと…」
シンジ「…国債はただの通貨との引換券ですよ…」
ミサト「ダメよ!あくまでも国債は国の借金だと考えるの。そう考えなければ何も始まら無いわ。まずは信じるのよ…国債は国の借金…国債は国の借金…そう一心に…」
シンジ「それで…どうなるんですか…」
ミサト「財政破綻を恐れた彼は、サバイバル道具一式を購入、やがて自分で作物を育て、自給自足の生活を始めるのよ…」
シンジ「それはそれでちょっと楽しそうですね」
ミサト「…これはそんな楽しい話では無いわ…日本の財政破綻…いいえ、日本が破滅に向かう恐怖のシナリオのホンの始まりに過ぎないのよ…」
799女シンジ :2016/09/11(日)22:50:49 ID:???
>>798
…そう言うとミサトさんは、ウイスキーの大瓶をゴボゴボと飲んでから話を続けた…
ミサト「…ある日彼の所に知り合いが訪ねて来て訊くのよ、なぜ君は自給自足の暮らしなんて始めたんだい?…彼は答えるわ…」
シンジ「…」
ミサト「日本は近い将来必ず財政破綻する。日本円は紙屑になる、自分はその日に備えてお金を使わない生活を始めたのだと…」
シンジ「その人はどんな理由で1500兆円の国債で、日本が財政破綻するって考えたんですか?」
ミサト「信念よ!国の借金1500兆円!国民一人あたり1500万円の借金!この事実を持って財政破綻をひたすら信じ抜くのよ!」
シンジ「…でも、国債1500兆円は政府の借金ですし、それに日銀が買い取ってしまえばそのまま現金になるんですから、本当は借金ですら無いんですけど…」
ミサト「国債を買い取って現金に替えるなんて、そんな不道徳な行為が許されるわけ無いでしょ!人間として間違ってるわよ!」
シンジ「…人間として間違ってるって言われても…元々国債は、市場に流れる通貨の量を調整する為の引換券ですから…」
ミサト「国債は国の借金!そう信じないと財政破綻は始まらないのよ!!」
800女シンジ :2016/09/12(月)22:42:15 ID:???
>>799
シンジ「…いや、別に無理して財政破綻させる必要が無いと思いますけど…」
ミサト「いいから聞きなさい!これは一つの現実に起こり得るシミュレーションなのよ?1500兆円もの借金による財政破綻のね」
シンジ「…ならどうぞ続けてください。確か自給自足の生活を始めた人が、訪ねて来た知り合いの人に、日本は近い将来必ず財政破綻するって話す所からですね…」
ミサト「いいわ聞きなさい。その話を聞いた知り合いは思うの、確かに1500兆円もの借金を抱えた国がいつまでも持つわけが無い。その後彼はどうすると思う?」
シンジ「……その借金はいつ借りたのか、どこの国から借りたのか?何に使ったのか?返済期限は何時までなのか?ちょっとネットで調べるとかですか?」
ミサト「ダメよ!人間は1500兆円もの借金を前に、そんな冷静な行動が出来る賢い生き物では無いわ」
シンジ「…政府に説明責任でも求めてデモでも起こすんですか?」
ミサト「それも違うわ。国家権力は、個人が立ち向かうには余りにも強大であることを、誰もが無意識に知っているのよ」
シンジ「…そうですか?反政府デモなんて世界中どこでも普通に行われてますけど」
801女シンジ :2016/09/13(火)23:55:10 ID:???
>>800
ミサト「反政府デモなんてやるだけ無駄よ。国民経済党は政党支持率7割を超え、国民は偽りの繁栄に浮かれているもの。せいぜい笑いものにされるだけよ」
シンジ「…そうかもしれませんね」
ミサト「…1500兆円もの圧倒的な国の借金に恐怖した彼は、やはりやがて来る財政破綻の日に備えて自給自足の生活を始めるのよ…」
シンジ「やがて来る財政破綻の日ですか…昔日本で流行ったらしいノストラダムスの大予言みたいなものですね…」
ミサト「そう…終わりの日は必ずやって来る!そう信じた人間の行動には言い知れない説得力があるわ…」
シンジ「そうですか?昔から終末思想なんていくらでも有るし、それを信じる人も一定数いますよ。アメリカじゃ漫画の一ジャンルになってるくらいで」
ミサト「諦めたらそこで終わりよ!真の終末論者は、たとえ何回外しても必ず来るはずの世界の終わりを信じ続けるわ!自らの人生が終末を迎えるその日までね!」
シンジ「……一種のライフワークなんですね…終末思想って…」
ミサト「それは財政破綻論も同じよ!まず日本が必ず財政破綻すると信じる事が大事なのよ。そうすれば理屈は後から付いて来るわ!」
802女シンジ :2016/09/14(水)23:34:41 ID:???
>>801
シンジ「…そう言えば14年前も、一千兆円の日本国債発行により日本が財政破綻するって主張する人達が結構いましたね…」
スミレ「ネガティブパッションは間違い無く人類の歴史を影から動かしていただろうね」
レイ「…それがどんな種類の情熱であれ、情熱は退屈な日常を終わらせてくれるもの…」
シンジ「実際いつでも日本円に換金可能な日本国債で、どうやったら日本が財政破綻するって考えられるのか不思議でしたよ」
ミサト「財政破綻が債務不履行とは限らないのよ。莫大な国債発行により国際市場で円の信任を失う事…これこそが財政破綻だというのが最新の財政破綻論よ」
シンジ「…それって自国通貨建て国債による、責務不履行不可能論が周知され始めてから出て来た財政破綻説ですよね…多分当時の財務省発の…」
ミサト「そうよ。ある日突然日本円への不信感が爆発、日本国債が投げ売りされ金利が急上昇…企業が金を借りられ無いグラウデングアウトが発生するという説よ」
シンジ「…それ日銀が国債を買い取ってしまえば問題ありませんよね…」
ミサト「甘いわ!問題は通貨の信任よ。ある日日本円への不信感が爆発する事が問題なのよ!」
803女シンジ :2016/09/15(木)22:56:46 ID:???
>>802
シンジ「…実際は日本国債が大量に買われてる事自体が、日本円への信頼が強い証拠ですけどね…」
ミサト「ところがある日世界市場はこう判断するのよ…日本は国債発行額が高すぎる、このままでは財政破綻して円は紙屑になるから国債を売ってしまおうと…」
シンジ「…世界市場も何も…日本国債の9割以上が日本国内で買われて、残りはほとんど各国中央銀行が外貨準備金として買ってるくらいですけどね…」
ミサト「それでも各国中央銀行が日本国債を投げ売りすれば、円への信任は確実に損なわれるわ…その結果……」
シンジ「…円安になるんですね…」
ミサト「その通り。円安になるのよ…その結果どうなるか分かるかしら?」
シンジ「…当然、原油なんかの輸入品は高くなるでしょうね」
ミサト「原油だけじゃ無いわ!外国産の食べ物も!果ては自動車や家電品まで輸入品は全て値上がりするのよ!」
シンジ「…確かに輸入品は値上がりしますね…でも、内需が拡大して輸出業は儲かるからメリットも大きいですよ。国内産業も活性化しますし」
レイ「…そうなるとむしろ、日本国債を投げ売りしてくれた各国中央銀行に感謝すべきね」
ミサト「…」
804女シンジ :2016/09/16(金)17:50:13 ID:???
>>803
スミレ「各国中央銀行が日本国債を投げ売りしてくれたおかげで、日本大儲けですね…」クス
ミサト「ふざけないで!」
シンジ「……え…?」
レイ「……?」
ミサト「そうやって自国の通貨を安くして輸出で儲けるのを近隣窮乏化政策って言うのよ!」
シンジ「……いや…だって今のはミサトさんの話で…各国中央銀行がある日突然、日本国債を投げ売りしたって前提の話じゃないんですか…」
ミサト「だからどうだって言うのよ!話の本質は国の借金で日本円の信任が無くなるってところでしょうが!日本が輸出で儲けるなんて話じゃ無いのよ!!」
シンジ「……まぁ…自国通貨の信任が無くなるってことは…自国通貨安になるってことと同じですからね…」
ミサト「それくらい分かってるわよ!でも大事なのは自国通貨安では無くて自国通貨の信任でしょうが!貴女悔しいとは思わないの!?」
シンジ「……悔しいって…いったい何が悔しいんですか…」
ミサト「そんなの通貨の信任が損なわれることに決まってるでしょう!」
シンジ「……なんで日本円への信任が低下したら、私が悔しいと思うんですか…」
ミサト「それだけ円の価値が下がったからよ!」
805女シンジ :2016/09/17(土)22:20:57 ID:???
>>804
シンジ「……要するに円安ですよね…それ…」
ミサト「そうよ!ある日突然各国中央銀行が日本国債を投げ売りした結果円安になるのよ!その根底にあるのは円への不信感なのよ!」
シンジ「……まぁ…そうなんでしょうね…日本国債投げ売りは世界各国中央銀行から円への、不信と罰の象徴って感じですか…」
ミサト「その通りよ!」
シンジ「…ヴィレみたいですね…各国中央銀行…」
ミサト「その通りよ!まさに世界各国の中央銀行は私達ヴィレ!そして、日本円はシンジ、貴女を表しているわ!」
シンジ「…日本国債投げ売りが爆弾首輪って感じですか…?」
ミサト「その通りよ!」
シンジ「…円安からの内需拡大、輸出で大儲けが綾波さんとの再会って感じですか…」
ミサト「正しくその通りよ!現実に背を向け、レイとの安らぎに満ちた穏やかな関係に逃避するシンジ、まさに内需拡大と輸出拡大に逃避する日本経済そのものね!」
ヘル「…クス…レッドオーシャンであるグローバリズムに背を向け、四方を海に囲まれた日本での内需中心型日本経済…本当にシンジそっくりだわ…」
ミサト「その内向きさ故にますます…通貨の信任を失うのよ!」
806女シンジ :2016/09/18(日)21:32:36 ID:???
>>805
シンジ「…つまり輸出で儲けながらもなぜか円安が続くんですね…」
ミサト「…その通りよ…通貨の信任という…国家として一番大切なものを失いながらね…」
シンジ「そうですか?ともすればどこの国も輸出で儲けたくて通貨安競争するくらいなのに、輸出で儲けながら円安が続くって最高じゃないですか」
ミサト「それは貴女のようにプライドの無い、易きに流されやすい国家だけよ!」
シンジ「…そうなんですか…」
ミサト「そうに決まってるでしょう!真面目で責任感のある国家は、いかなることがあろうとも、通貨の信任を得ようとあらゆる努力を惜しまないのよ!」
シンジ「…つまり自国の通貨高を維持するってことですか?そんな国見たことも聞いたこともありませんけど…」
ミサト「それはまだこの地球上にまともな国家が存在しないからよ!少なくとも世界平和党は常に、通貨の信任とグローバリズムを訴えて来たわ!」
シンジ「…なんか凄く矛盾してませんか…グローバリズムって貿易で儲けようって考え方ですよね?なら当然自国通貨安の方が得なんですけど…」
ミサト「人生は矛盾に満ちたものなのよ!得に安易な道を拒絶するならね!」
807美少女 ◆PW/JEUaBws :2016/09/19(月)22:20:09 ID:???
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